ストレスは人を成長させる?!

おおきに!カカこと石上です。

パフに入社して、まもなく2年と4カ月目になります。

社会人人生という意味でも、人としても、まだまだ振り返られる年月は少なく、常に七転び八起きな日常を過ごしています。

 

先日、こんな本を勧められました。

 

スタンフォードのストレスを力に変える教科書(ケリー・マクゴニガル著)

ストレスについてどう思うかを簡潔に表すとしたら、あなたにはどちらの表現がしっくりきますか?

A ストレスは健康に悪いから、なるべく避けたり減らしたりして管理する必要がある。

B ストレスは約に立つから、なるべく受け入れて利用し、うまく付き合っていく必要がある。

 

こんな冒頭に始まる本書は、「ストレスは人を成長させ 、健康で幸せにする」といいます。

あらゆる研究をもとに、ストレスは健康に悪いと思い込んだ場合に限って有害となるということが書かれていて、ストレスとの有効な向き合いかたが書かれています。

 

そもそも、「ストレス」とはなんなのか。

 

著者は、「自分にとって大切なものが脅かされたときに生じるものである」と定義しています。

他の言い方だと、「自分にとって大切なものが脅かされたときに生じるもの」とも表現されていました。

そして、そのストレスを「なくす」のではなく、「向き合う」ことが大切だといいます。

 

人は、ストレスを感じるといくつかの種類の反応し、それにあわせて、自身の行動の力になるそうです。

「闘争 ・逃走反応」になると、体じゅうの力と意志力を結集させることができ、「チャレンジ反応 」は最高のパフォ ーマンスを引き起こし、「思いやり ・絆反応 」では社会的なつながりを強化したいと思うことで、自分にとって大切な人たちやコミュニティを守りたいという気持ちを高めます 。そうすると、そのための勇気が湧いてくる。

 

もちろん常にストレスを感じることが何よりも大切というわけではないですが、どのように向き合い自分の力にするか、という点でかかれていることに、どこか安堵を覚えました。

 

他にも、プレゼン前の緊張感はストレスでありながら、ある種の高揚感ともいえ、それをおさえつけるよりは、むしろ自分の自信やパワーにしたほうがうまくいくことが多いと書いてあり、「たしかに・・・!これからもこの緊張感は発散していいんだ!」と感じた点もありました。

 

目の前のことをどう捉えて、どう感じて、どう行動するか。

実は、ストレスに対しても、何に対しても、この気持ち・意識を忘れないことが、何よりものポイントなのかな、と感じた一冊でした!

 

お次は、大門さんです!

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