母校に誇りを持つ

皆さん、こんにちは。今年は食欲の秋ではなく、スポーツの秋にしたいヨシカワです。

先日の採用担当者様向けセミナーで「学生の生の声」をお届けしよう!と就職活動を終了した学生2名に来てもらいました。
「人事には言えない学生のホンネ」というテーマで、就職活動の際に感じた喜怒哀楽エピソードを語ってもらったのですが、とっても充実した時間になりました。

男性2名に協力いただいたのですが、今どき珍しく、30~60社の説明会に行き、選考を20~50社受けたという行動派。
実際の経験に基づく非常に論理的な発言。
それでいて周りを不快にさせるトゲもなく、素直さと爽やかさがある素敵な学生さんたちでした。

実はそのうちのひとりが、私の母校である「東京経済大学」の学生。
同じ経営学部経営学科の後輩でした。

東京経済大学って皆さんご存知ですかね?(←大岡さんは、私に会うまで知らなかったそうですw)
正直、あまり偏差値が高い大学ではありません。

そんななか、人よりも多く行動し、最終的には複数社から内定。
その中でも最も成長できると実感した大手調査会社に入社を決めたそうです。

彼の発言から感じたことは、彼の颯爽とした立ち居振る舞いは、自分の大学で学んできたことやそこで出会った人への誇り・感謝からくるものだということ。とてもキラキラしてまぶしかったです。

一方、先輩である私と言えば…、就職活動生の頃は、自分の大学の偏差値が低いことを引け目に感じていました。
会社説明会の際「●●大学の●●です。本日は貴重なお時間、ありがとうございました。~~」から始まる質問をするのが恥ずかしくて、聞きたいことがあっても質問もしないダメ学生でした。

よく私は、学生たちに「職業に貴賎なし」という話をします。
釘崎さんが20年以上実施している「うまれよ塾」でいつも出てくるお話です。

【職業に貴賎なし】
どんな仕事でも、自分の仕事に誇りを持っている人は輝いている。
仕事を貴いものにするも、卑しいものにするも、それは自分自身の考え方次第。
その人が、一生懸命、誰かのために取り組めているかどうかなのだ。

堂々とする彼と大学生時代の自分を比べて、自分をみじめにしていたのは、自分の心だったんだな、と分かりました。

よくよく考えれば、社会に出て出会った数少ない大学の先輩たちは、本当に素敵な人ばかりでした。
おごらず謙虚、でもゆるぎない自信をもって、しっかり真面目に行動する人がとても多かったです。

私はやっぱりすっごく素敵な環境にいたんだな。と卒業して20年近く経ってしみじみ実感した次第です。

新一万円札の肖像に内定されている渋沢栄一さんが作った学校という誇りをもって、元気に秋休みに入ろうと思います!

【業務連絡】9月14日~23日、パフ入社以来最長の夏休みをいただきます!ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願い致します。

来週は、パフ社員最大派閥、明治大学出身のホサカです。

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