釘さん日記

昇給について考えた日

パフは1年に2回、昇給のタイミングがある。パフの決算は6月末なので、7月~12月が上期、1月~6月が下期ということになるのだが、上期、下期、それぞれが終了したところで、その直前の半期の会社業績や、グループの成果や、個人の働きぶりによって(自分たちで決めた目標と照らし合わせることで)昇給額を決定している。

大企業の経営者はどうだか知らないが、中小企業の経営者、特に社員たちと苦楽をともにしながら会社を立ち上げてきた創業経営者は(例外もあるだろうが)、社員たちに少しでも高い給料を払ってあげたいと思っているはずだ。

僕など、20代の独身のころはずいぶんと安い給料しかもらっておらず、光熱費や電話代を滞納したり、給料日前には食費に窮することもしばしばだった。幸い仕事が猛烈に忙しかったこともあり、遊ぶための小遣いなどは必要としていなかったのだが、それでも財布にお金が入っていない状態は、結構みじめなものだった。

うちの社員たちには、そんな思いは絶対させたくないと思っている(一方で、若いうちは贅沢や無駄遣いもしてほしくないんだけど)。

できれば、世間相場並み、というよりは、世間相場のなかでも上位の給与水準の会社にしたいと思っている。

さて、現在のパフの給与水準はというと、月額で考えれば、まあなかなかいい線いっているのではないかと思うのだが、皆の頑張りや苦労や成果を、相応に反映できているかといえば、まだまだ改善の余地があると思っている。賞与を含んだ年収ベースで考えると、まだまだ(業績のよい)大企業には及ばない。

まあ、根本的な改善策は、利益を毎年きちんと出せる会社にしていくことなんですけどね(じゃないと人件費倒産しちゃいますからね)。

現在の評価制度や給与の考え方はきちんとしているので、まずは運用をもっともっと考えて、皆が納得できるような給与にしていきたいと思う。

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