風邪がなかなか抜けてくれず(咳と鼻水が止まらないんだよねぇ)、夕方、再度病院に行った。
待合室ではテレビでニュース番組をやっていた。
そういえば、きょうは鳩山内閣発足の日。きっとそのニュースを中心にやるんだろうと思っていたら、テレビに映っているのは、酒井法子の旦那さん。保釈されたというニュースだった。
「あ、そっ」という感じで、特になんの関心も興味もないニュースだ。早く鳩山内閣の顔ぶれが知りたい。そう思ってテレビを見ているのだが、延々と酒井法子関連のニュースが続いている。
おいおい、いい加減にしてくれよ! と、イライラしてくる。
挙句の果てに、テレビは保釈された酒井法子の旦那のクルマをヘリコプターで追いかけている。
な、なんなんだ、このニュース番組は!!
まったく呆れてしまう。
日本の行く末に何の影響も及ぼすことのない元アイドルの旦那のニュースを、こともあろうに(日本の行く末に大きな影響を与える)新内閣発足の日に、こんなに長時間垂れ流すとは。
最近の日本のテレビ局(特に民放)は、どうかしてるんじゃないか?
ニュース番組だけじゃない。若手芸人たちを安いギャラで使った、低俗な番組が目立つ。
いい加減にしてほしい。
若者に大きな影響を与えるテレビメディアがこんなんじゃ、先が思いやられる。
お手軽、お気軽な番組づくりは、視聴率を上昇させるためなのかもしれないが、それが国民の文化・教養レベルを低下させることにつながっていると思わないのだろうか。
良識ある(はずの)テレビ局の経営者たちには、いまいちどテレビのあり方を真剣に考えてほしい。