午前中からお昼過ぎまで、もろもろの私用を済ませて会社に向かった。途中、銀座の山野楽器で、ギターの弦を買った。
会社に着き、僕の席の後ろに置いてあるギターを取り出し、すべての弦を(たったいま買ってきた新品の弦に)張り替えた。
ちなみに、このギターはいまから27年前。僕が大学三年生のときに買ったものである。当時の価格で12万円。貧乏学生の僕にとっては、家を買うくらいの思い切った買い物だった。
(このときのエピソードは、ここに書いてあるので興味のある方はどうぞ⇒釘さんの素晴らしき100の出会い『夏休みと12万円のギター』 )
このギターを持って8Fのセミナールームに移動した。
セミナールームでは、今年就職活動を終えた大学四年生(特にパフの夏のイベントを手伝ってくれていた学生たち)が集まって、パーティーを行っていたのだ。
パーティーは、時節柄、ハロウイン風。僕も小一時間ほど交ぜてもらい、歌の披露をさせてもらったというわけだ。
最初、松山千春のデビューしたばかりのころの唄を2曲ほど歌った。先週、松山千春の映画を観て、感化されたばかりだったのだ。
しかし、学生たちはポッカーン。そりゃあ32年も前の唄じゃ無理もないか。当時はだれもが知っていた松山千春なんだけどな……。
気を取り直して、いまの学生でも知っている唄を3曲。コブクロの「ここにしか咲かない花」と「轍(わだち)」。そして、長渕剛の「乾杯」を歌った。
「乾杯」は皆で合唱したりして、無理やり盛り上げた。
そういえば、うまれよ塾で一緒だった学生や、先日僕がこの日記で紹介した(感動する手紙を出してくれた)学生も来ていた。
たまには、こうやって若い連中といっしょにハシャグのもいい。
でも考えてみれば、もう親子の年齢差なんだよなぁ。
うーん。感慨深し・・・である。