29日。昭和天皇の誕生日で祝日。普段よりゆっくりめに起床。ゆっくりめに朝食。ゆっくりめに出社。天気もよく心地よい。
昨日は柔道の練習がハードだったため、ちょっと筋肉痛でもあるのだが、それが逆に快感でもあるから不思議だ。
背負い投げを打つときに、足腰が弱いものだから、膝から落ちてしまい強打してしまった。その膝が歩くたびに痛む。それすらも心地よい。
会社での仕事を早めに(といっても5時ころ)切り上げて帰り道、勝鬨橋のたもとにあるスポーツジムに行く。
目的は筋力トレーニングだ。
週一回の柔道の稽古だけでは、35年間のブランクは取り戻せない。
今までのジム通いの目的は、ずばりダイエットだった。筋肉をつけるより体重や贅肉を落とすことを目的としていたわけだが、本日より、筋力をつけることを目的とする。筋肉が付いた結果、体重が増えるのであれば、それはウェルカムなのである。
でも、50歳になって筋肉ってつくのだろうか。維持するのが関の山じゃないかという話を以前聞いたことがある。
きょう実はジムに行くのは約2カ月ぶり。
3月以降、土日もほぼすべて仕事や出張で塞がってしまい、ジムに行く余裕がなかった(時間はあったのだが余裕がなかったのだ…)。とはいえ、この間、柔道の稽古には4回ほど通っており、それなりに運動はしてきたつもりである。
で、筋力のトレーニングマシンに取り組んだわけであるが、びっくりした。
いままでの重さでは物足りなくなっていたのだ。レベルをひとつかふたつ上げてちょうどいいくらい。しかも回数も今までは10回1セットだったんだけど、20回1セットでちょうどいい。
筋力が急に付いたわけではない。
たぶん、(柔道の)激しい稽古に耐えられるようになりたい、そして強くなりたい、という思いが強まった結果なのではないかと思う。
いままで持ち上げられなかったような重量が持ち上げられるようになった。いままで30回でネを上げていた腹筋も、50回連続で行えるようになった。
これは、すごいぞ。
柔道が強くなりたい。初段に恥じないくらいまでは、技と力を回復させたい。
その一心である。
やっぱり「心からなりたい」という目標を持つということは、不可能を可能にする、いちばんの秘訣なのかもしれない。
為せば成る為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり(上杉鷹山)
なのだ!