釘さん日記

赤塚不二夫と阪急電車と田植えだったのだ!!

せっかくの連休でもあるので、一昨日は映画を2本観た。

一本は「これでいいのだ!!」。小学館の元編集者が赤塚不二夫のことを書いた本の映画化だ。

あらかじめYahoo!の評論などをみたのだが、これが酷い。これ以上あり得ないくらいの酷評だった。

どれだけ酷い映画なんだろう…という恐いもの見たさの好奇心と、浅野忠信がどんなふうに赤塚不二夫を演じるんだろうという興味と、「おそ松くん」「天才バカボン」「もーれつア太郎」で育った世代であるという責任感をもって観に行った。

結果。世間が滅多切りにするほど酷い映画じゃないのではないか?浅野忠信の赤塚不二夫も、堀北真希の編集者も、好感を持ってみることができたし、1970年代のあのころも描かれていた。赤塚漫画で育った世代にとっては、微笑ましい映画だったと思う。

これでいいのだ!!

「阪急電車」は、地味だけど文句なしに良かったな。宮本信子、中谷美紀って、やっぱりスゴイ女優だな。小説も話題になっているので一度読んでみるかな。関西出張のときには今津線に乗ってみよう。

で、2本連続で映画を観たことで、カラダが痛くなってしまった。4時間も椅子に座ったまんまだったんだもんね。

 

昨日の4日は早起きして、春日部へ。

某社の元人事部長で、いまは単なるお友達の岩(がん)ちゃんが運営を委託されている田んぼの田植えを手伝いに行ったのだ。

僕は九州(大分の湯布院)の田舎出身なので、田んぼの中で育ってはいるのだが、農家ではなかったので田植えの経験がない。50歳にして、生まれて初めての田植え経験だった。辛く、楽しく、暑く、清々しい気持ちになるひとときだった。いまどき「手植え」なんて、ほとんどの農家でもやっていないらしいのだが、僕らが子供のころは、近所の田んぼは皆手植えだった。あの作業を何日もやるなんて、昔のお百姓さんたちには本当に頭がさがる…と、50年近く経った今、あらためて思う。

ちょっと写真を載せておくかな。

 

 
 

「なんでギターを弾いているんだ?」という突っ込みは置いておきましょう(笑)。

一昨日の映画2本と昨日の田植えのおかげで、現在、カラダ中が痛い。きょうは、家に篭ってあれこれ考える日なので、ちょうど良かったかも(苦笑)。

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