釘さん日記

新人は考えなきゃね

昨日は夕方から常見陽平さんをゲストに招いての新人向け勉強会。

この4月から正式入社する内定者と昨年入社した新人(合計4名)に対して常見さんが講話をしてくださった。

昨年の秋に常見さんと晩飯を食べていたとき、ひょんなことがきっかけで、「パフの新人たちと勉強会をやりましょう!」ということになっていたのだ。

(常見さん、超多忙な中での手弁当友情講話、ありがとうございました^^)

講話のタイトルは『これからの人材業界ビジネスパーソンに期待すること』というもの。

「ブラックな業界へようこそ」という常見さんらしいコトバで始まった講話。業界特有の問題を鋭く指摘し、その構造を解き明かしてくれた。

新人たちにとっては、日ごろは得られない刺激が得られたのではないだろうか。いや、ひょっとしたら(この業界で仕事をすることに対しての)恐怖心や後悔の念を抱いたかもしれないが(苦笑)。

残念だったのは、新人たちの質問の少なさと薄さ。もっともっと常見さんを困らせたり唸らせたりするくらいの質問を浴びせかけてほしかった。

新人に知識が足りないのはしょうがない。これからどんどん勉強して身につければよいことだ。でも、たとえ知識が足りなくても(いや足りないからこそ)質問をすることはできる。疑問を持つことはできる。

質問が出ない理由は、「自分の頭で考える」ということができていないからなのだ。さらに言うならば、自分自身のあるべき姿や目標を描けておらず(あるいは曖昧で)、そこに向かうための課題設定ができていない、ということにもなる。

これは新人だけの問題ではないし、うちの会社だけの問題でもない。指示されること、与えられることが当たり前だと思っている先輩ビジネスパーソンは意外なほど多い。

ということは、新人にとってはチャンスでもある。

まずは自分のあるべき姿(なりたい姿)を定め、そこに向かうための課題を設定し、がんがんに勉強し、思考し、能動的に行動し、挑戦し、失敗しまくってほしい(ただし同じ失敗は2回まで)。

と、本日はちょっとお説教モードの釘さんでした。

では、僕も本日は思考しながら行ってきます!

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