一昨日の夜は海老原嗣生さん主催の「HRmics 10周年パーティー」に参加してきた。
場所は、リクルート本社(グラントウキョウサウスタワー)43階ラウンジ空箱(そらばこ)というところ。社員専用のラウンジらしい。
行ってみてびっくり。広い会場なのに、人・ヒト・ひとで溢れかえっている。海老原さんすごいなー、と、あらためて感心。
ところが僕は、この手の人がたくさん集まる「パーティー」というのが大の苦手で、ちょっとだけ顔を出して乾杯を済ませたらコッソリ帰るつもりだった。
乾杯の挨拶はこの人だった。
そう、ムライさんである。
そういえば10年ほど前、まだ有名になる前の海老原さんを僕に紹介してくれたのもムライさんだった。
そのムライさんから、僕も知らなかった「雇用ジャーナリスト海老原嗣生」の誕生秘話、そしてHRmicsの創刊秘話が乾杯の挨拶として飛び出した。乾杯の挨拶というよりも漫談のような話で、騒々しかった場内が皆、いつしかムライさんのトークに引き込まれていった。さすがムライさん。
そうこうしているうちに、知っている人がたくさん周りにいることに気が付いた。いつもお会いしてる仕事仲間の方々。久々にお会いするHR、教育、web、出版、マスコミの世界で活躍中の方々。コッソリと帰るつもりが、お話をしているうちに帰りそびれてしまい、思わず長居をしてしまった(;^ω^)。
海老原さん、楽しい会をありがとうございました。そしてHRmics(雇用ジャーナリストとして独立)10周年おめでとうございます。これからもますます面白くて鋭いHRmicsや書籍や評論を期待しています。
で、このパーティーの24時間後。つまり昨夜のこと。
パーティー参加者へのお土産として頂戴した海老原さんの近著「人事の成り立ち」(白桃書房)を読み始めたら止まらなくなってしまった。
副題に「名著17冊の著者との往復書簡で読み解く」「『誰もが階段を上れる社会』の希望と葛藤」とあって、へーと思って何気なくページを繰ってみた。
面白い。久々に知的好奇心っていうやつが湧いてきた。
でも、夜のニュースも終わって、そろそろ寝ようかなという時間に読み始めたのがいけなかった。
気がつけば午前3時。
ハードカバーで340ページ。しかも小さめのフォントで中身がギッシリと詰まっている。さすがに全部読むのは断念した。
小説以外でこんなに積極的にページをめくっていったのは久々だ。だいたい専門書というのは義務感で読むことの方が多いしね。また今夜にでも続きを読むことにしましょう。
ところで、この本は発売日が(アマゾンによると)10月31日になっている。ということは、あのパーティーに参加した人だけが読めているわけだ。なんだかすごく得した感じ。参加してよかった(*^_^*)。
さてと、あ、人の本を夢中に読んでいる場合ではなかった。本日はこちら側の採用本の初校打合せ第二回目。本が世の中に出るまでってタイヘンなのですよね。
では、朝食&まんぷく後、行ってきます!