パフの新卒採用では、10年ほど前から内定を出さないことにしています。
出すのは選考結果のみ。合格か不合格かだけです(たまに保留や条件付き合格もありますが)。
じゃ、内定出しはどうしてるのか?
はい、こうしています。
最終選考者は応募者自身であり、自分が自分に最終的な合格=内定を出すようにしてもらっています。
自分自身に内定を出せるか否か。自分を、この会社の仲間として認めてあげられるかどうか。とことん考えて結論を出してもらいます。
「それって単なる内定承諾じゃん」と思われるかもしれませんが、ぜんぜん違います。
「あなたがどうしても来て欲しいっていうんなら、しょうがない、分かりました。そのオファーをお受けしましょう」。これが内定承諾です。主体が自分ではなく相手(内定を出した会社)にあります。内定者はそれに応えるかどうか。つまり客体になってしまいます。
一方で「自分で自分に内定を出す」という行動は自分自身が主体なのです。それだけ自分に、強い意志と覚悟と責任がなければできません。
パフの採用担当者にも、ここらへんの意味合いをキチンと理解してもらったうえで、社長面接をうっかり最終面接って言わないようにしてほしいですし、パフ側の最終段階の選考(社長面接とか)を最終選考だなんて言わないようにしてもらわないといけません。あくまで最終選考は、自分が自分に内定を出せるかどうかなので。
と、前置きが長くなりましたが、昨日は、2020採用で第一号の内定者が生まれた日なのでした。
パチパチパチパチ、おめでとう!
以下は、自分で自分に内定を出したことを全社員に宣言する、というセレモニーの風景です。
これじゃ、どこに内定者がいるのかさっぱり分かりませんね(^^;
内定者の紹介と内定に至ったプロセスについては、採用プロジェクトの誰か(カカ?グリ?グラ?)が、そのうちスタッフブログで紹介してくれることでしょう。
さあ、パフの採用枠は残1名。どんな人が自分で自分に内定を出すのでしょうか。来年の4月までまだ8か月以上もあります。気長に待つことといたしましょう。
では、これからピアノを5分ほど練習して、朝食&なつぞら後、行ってきます!
今朝も雨が止んだ隙に走ってきましたよ!