片足のダンサー

こんにちは! パフの杉平です。
11月前半の3連休は、みなさまいかがお過ごしでしたか?

わたしはといえば、趣味の世界に没頭した週末となりました。
スタッフ紹介にも書いてあるのですが、
わたしの趣味はサルサ!

ご存知ない方もいらっしゃると思いますが、
【サルサ】 というのはラテンダンスの一種であり、音楽の種類の名前でもあります。
元々はキューバやプエルトリコで生まれた音楽と舞踊が発祥。
奴隷制度と共にアメリカに渡り、LAやNYで発展しブレイクしたものです。

この週末は、年に一度の 【 Japan Salsa Congress 】 というイベントが
2日間にわたり大々的に東京・お台場で開催されました。
いわゆる、サルサの全日本選手権のようなものだと思っていただければ。

このイベントには、日本全国からサルサ愛好家が集まって、日頃の練習の成果を
パフォーマンスという形で披露し、競い合うわけなのですが、
そのほかにも海外からの招待ダンサーの踊りが生で見られるのが醍醐味の一つです。

今年も、びっくりするような大御所ダンサーが何人か来日したのですが、
その中に混じって、一人の男性ダンサーがいました。
片足のダンサー、Reynaldo Ojeda!

彼は生まれるときにへその緒が足に絡まってしまい、
やむなく足を切断することになったのだそうです。

でも、音楽と踊りが大好きだった彼は、やがて片足のダンサーとなりました。

彼の舞台には、ほんとに感動!
松葉杖を巧みに操り、ステップを踏んだり飛んだりしゃがんだり。
何よりも、心から楽しそうに踊る彼の表情に、ぐっときちゃいました。
終わったときには、思わず観客のほとんどが立ち上がって大拍手!

彼がダンサーになれたのは、もちろんダンスや音楽に対する情熱や、
想像もできないような努力の積み重ねがあったからだと思います。
だけど、きっと一番のカギになったのは
「とにかく諦めなかった」 ことじゃないかと思うのです。

人と比べて劣っているからとか、
もともと向いてないんだとか、環境が違うとか、タイミングが悪いとか。
人間ってつい諦める言い訳をみつけてしまいがちなのだけれど、
物事をダメにしてしまう大半は、人間の心ひとつなのじゃないかなと、
改めて彼に教わった気がしました。

言い訳しない! 諦めない! やりぬく、やりきる!

今年もあと丸2ヶ月、気合入れて駆け抜けます!!

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