どうもありがとうございました。

こんにちは。伊藤です。

私事ですが、6月30日付でパフを退職します。
これまで出会ってきた皆さん、どうもありがとうございます。
深く御礼申し上げます。

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この「2丁目ブログ」も今回が最後。思うことをつらつらと書い
てみます。(最後だから脈絡ないけど大目に見てくださいね)

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ちょうど10年前に就職活動し、パフと出会いました。

パフ主催の就職イベントで出会った人事担当者の方々、複数名に
「伊藤君はうちの会社じゃなくて、パフが合うと思うよ」と言わ
れ、気づいたらパフ自身の説明会に行き「よく分からないけど、
おもしろそう」と思ったのを覚えています。

最終面接で、社長の釘崎から「一緒に働こう!」と言われ、手を
差し出されました。応募先の会社の社長に手を差し出されて、拒
否するなんて選択肢としてあり得ません。「はい」と言って、握
手。そうして就職しました。以来、パフに入社したことを後悔し
たことは一度もありません。

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入社当時、社長の釘崎以外は、経理の方が1名と、新卒入社の2年
目の先輩社員が3名。そして1年目の同期が5名。いま思い返しても
奇跡のような状況です。当然、会社は驚くほど未熟でした。

未熟ゆえ、社内外問わず「パフはさぁ…」という(建設的な意見
ではなく)不平や愚痴を耳にすることがありました。それが大き
らいでした。だって、会社とは自分自身だから。パフへの不平や
不満は、自分自身への不平と不満です。まして自分がそれを口に
するなんて、自分の力の無さを吐露しているにすぎない。
……そんなことを思いながら、何よりも仕事を優先し、あっとい
う間に数年が経ちました。

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学生の時の想像を遥かに越えて、仕事は大変でした。
学生の時の想像を遥かに超えて、仕事は楽しいものでした。

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数えきれないほどの人に出会いました。
かっこいい大人はたくさんいることを知りました。
かっこいい大人も、くだらない大人もいるけれど、そこに会社や
職種は無関係であることを知りました。
偉い人はみな、謙虚であることを知りました。
偉い人たちの、気配りと思いやりに圧倒されました。
パフメンバーが、心底、好きです。

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学生の時に考えなかったからか、あるタイミングで自分の人生を
考えるようになりました。やりたいこと、できる(だろう)こと、
すべきこと、に分けてみると、「すべきこと」がうまくまとまり
ませんでした。私は個人であり、息子であり、旦那であり、パフ
メンバーであり、先輩であり、後輩であり、育てた奴であり、仕
事のパートナーであり、川崎市民であり、日本人です。どこを向
くかで「すべきこと」は変わります。

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パフが学生の皆さんにお伝えしている「自分で考え、行動し、決
めることを大切にしよう」を、30歳の私も実践します。7月に会社
を立ち上げ、改めてゼロからスタートです。

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仕事は人を成長させてくれます。
仕事は真剣に取り組むと、苦しくて、楽しいものです。
仕事と友だちになるためには、仕事と向き合うしかありません。
友達になると、結構、いや、かなり、いい奴です。

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組織や会社や社会に何かを求めると、愚痴っぽい人になります。
大切なのは「会社や社会は、自分に何をしてくれるのか」という
視点から、「自分は会社や社会に、何ができるのか、何をすべき
なのか」という視点への転換です。私がお会いしてきたステキな
人たちは、皆、そうでした。

不思議な話ですが、求めると手に入らず、目の前の「事」に「仕
える」と、気づいたら手にすることができる大事なことが、たく
さんあるようです。

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私もまだまだ若造ですが、学生の皆さんには、純粋な心と未来へ
の希望があります。皆さんは、磨けば光る、ダイヤの原石です。
決まった就職先で、真剣に働き、ダイヤになってください。まだ
内定が出ていない皆さん、あと10カ月もあります。さぁ、今から
です。

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志と思いやりがある素敵な世の中を、一緒に創っていきましょう。
またどこかでお会いできることを楽しみにしています。

明日は、岩崎です。

追伸

本ブログをご覧になっている、ご挨拶に伺えていない社会人の皆様
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2002年の入社以来、皆様方の温かいご指導ご鞭撻に支えられながら
歩みを重ねてまいることができました。深く御礼を申し上げます。
また、ご挨拶に伺うこともできず、申し訳ございません。

皆様の益々のご活躍を心より祈念するとともに、パフにおきましては
今後とも変わらぬ御芳情を賜りますよう、何卒よろしくお願い申しあ
げます。

伊藤篤志

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