あなたも誰かのホームです。

こんにちは。田代です。

今日は趣味の話から、一つ展開していきたいと思います。

私は、スポーツ観戦が好きです。

野球も、サッカーも、ラグビーも、
バスケも、バレーも、テニスも、ゴルフも、相撲も、陸上も…色々と見てしまいます。
ちなみにスポーツをするのは、野球やソフトボールです。

中でも、Jリーグは、非常に興味深く見ています。

理由は、もちろんサッカーが好きなのもありますが、
Jリーグが地域密着型を提唱し、日本全国の市町村や企業と共に
活気づけようとしているところが一番、興味深い理由です。
きっと、自分自身が社会人になって、スポンサーである企業が
身近に感じられるようになったこともあるかもしれません。

ということで、日本代表や海外サッカーもまぁいいけど…私の中ではJリーグが一番です。

さて、前振りが長くなりましたが、本題。

中でも、私は生まれ育った埼玉県のチームである大宮アルディージャ
こよなく愛し、年間サポーターとして応援しています。

その、アルディージャですが、現在、4勝6分5敗。
特出すべきは、この15試合のうち、ホームゲームで1勝もしていないことです。
アウェー(敵地)では、4勝3分なのに、ホームでは、3分5敗。
Jリーグのチームで未だホーム未勝利は、我がアルディージャのみとなってしまいました。

これは、たまたまだと思います。
選手がすごく頑張っているのは、応援をしていてもよーく分かるからです。
しかし、たまたまにせよ、ここまで勝てないと、何かあるのかもしれないな、と
真剣に考えるようになりました。

例えば、ホームのプレッシャー。

勝ってくれ、勝ってくれ!という思いが強くなればなるほど、
選手に焦りが出るのではないか。

1本のヒットが出るまで、スランプに陥るプロ野球選手がいるように、
一つのきっかけが生まれるまで、今は我慢をしなければいけないのではないか。
アウェーで負けない雄姿を称賛し、広い心で受け止めるべきなのではないか。
ときにそう思うのであります。

進路もそうかもしれません。

就職先が決まらず、時間が経てば経つほど、だんだん焦ってくる。
ホームであるはずの家族や仲間が、むしろプレッシャーになってくる。
ホームであるはずの日本社会から、自分がダメなのではないかと、言われている気になる。

ホームがホームでなくなる時がある。
これは辛いですよ。

選手に叱咤激励をしたとしても、ホームはホームでありたい。
負けていても、次勝つことを信じて、またスタジアムに応援に行きたい。
ホームはそうあるべきだと思います。

身の回りの仲間や我が子や兄弟姉妹に対して、進路にとやかく言う必要はないですが、
ホームとしての風土や雰囲気が、しっかりできているのかどうかを、
このJリーグ観戦を通じて、考えるきっかけになりました。

自分をホームだと思ってくれている人に、ホームたる対応ができているか。

だから一言だけ。あなたも誰かのホームです。あなたが信じなくて誰が信じるのですか。

本当のサポーターは、何があっても結局ヘコタレナイのだ。

 

次は土田です。

 

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