お客様

大野と同じく株式会社イー・ファルコンに出向している大橋です。
まだまだ、ともに右往左往しています。

さて、私も強く印象に残っている担当変更のことについて書こうと思います。

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それは、日差しの強い朝でした。
先輩と会社から歩いてそのお客様のところへ向かいました。

実は、4月に引き継がせていただいたばかりのお客様で、
営業担当としてお役に立てたかというと、
きっとあまりお役に立てませんでした。
それが、とても心残りでした。

約10分ほどの道のりですが、暑くて暑くて、汗をたくさんかきました。

別の先輩とも合流し、受付の電話を鳴らすと、
少し経って皆さまがお見えになりました。
私は、いつもより緊張していました。

そんな私をよそに、打ち合わせは粛々と、かつ和やかに進みました。

「引き継ぎってこんな感じか」と思いながら、会議室を出ました。

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最後、感謝の気持ちを込めて、いつもよりも深く頭を下げました。

会社を出て、振り返り、もう一度頭を下げました。

最後の最後、歩きながら、会釈をしようと振り返った瞬間、
皆さまが笑顔で手を振ってるのが目に入ってきました。

さきほどまでの真剣な表情ではなく、いつもの温かい笑顔がそこにはありました。

「待ってるよ」

何だかそう言っていただいている気がしました。

未熟な私に、とても温かく、家族のように接してくださったN社の皆さま。

私はいつも、皆さまの声を聞くたび、顔を見るたび、
とてもホッとした気持ちになっていました。
勇気づけられていました。元気をいただいていました。

そして気持ちを引き締めていました。

力をつけて、帰ってきます。

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次は、マジドラの木村です!

 

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