「意味がない」を恐れるな

こんにちは。シルバーウィークに遅めの夏季休暇を組み合わせ、1週間程、地元北海道に帰省した長崎です。休暇ありがとうございました!

パフは、全てが整っている会社ではありませんが、社員の幸せや健康を考え、出来得る範囲内で対応してくれる会社です。出来得る範囲が限られているので、稀に不満が出るかもしれないけど、自分たちで範囲を広げればいいんですよね(多くは語るまい)。

会社の社員を大切にする気持ちに少しでも応えるべく、集中!集中!!です。

ということで、年に一度のリフレッシュ帰省をしてきました。
何をしたかというと、特筆すべきことは何もしませんでした。

一年分の膿を出すかのように両親(ほぼ母親)と話し、サッポロクラシックを浴びるほど飲み、ジンギスカンを食べ、新鮮野菜を食べ、ほぼ毎日温泉に入り、ドライブをし、綺麗な景色を眺め、最後の数日は両親のためにご飯を作ってあげました。

(やばい、特筆しまくってしまった)

私の作った料理を食べた父に「美香の料理を食べるの初めてだ」と言われ、「嘘だ!小さい頃、カレーライス作ってたよ!」と反論するも、大人になってからは初めてだったようです。

そんなに凝ったことはしていないボロネーゼを、2時間もかけてゆっくり食べる父を見て、少しは親孝行できたかな、なんて思っています。

★☆★

帰省すると、必ず行く場所。それは、父方と母方、双方のお墓参りです。
母方のお墓参りついでに、ご近所を探索しました。

 
 

母親の実家から突如として湧き出した(いや、ちゃんと掘削したのですが)温泉と無理矢理写ろうとして、現在後悔している私の図。

温泉の経営権は、近くの豪農に売却した(らしい??事実関係が曖昧…)ようなのですが、いつか小金をためまくり田舎で温泉経営したいものです。修学旅行生のメッカにして、タバコをふかしながらしゃがれた声で、「東京は怖い街よ」とか言ってみたい(かなり妄想)。

幼少期、母方のいとこたちと川遊びした近所の川にも行ってみました。
サケの遡上でも有名な遊楽部川(ゆうらっぷがわ)です。
いい景色ですね。心が洗われます。

 
 

おや、下の方に見慣れぬ影が…。

 

 
そうです。自分が産まれた川に戻り、産卵を終え、寿命が尽きたサケさんです。
サケの死骸じゃないかと言われればそれまでですが、なんというのでしょう。
生命とは、人生とは、そして「生きる意味とは」を考えさせられる風景でした。

「意味」

私たちは、とかく「意味」を求めたがるように思います。
意味があれば、確信を持って物事を進めることができるからです。
意味とは、答えと同義で語られることが多く、正解至上主義のこの世の中では
非常に便利な言葉なのでしょう。

しかし、意味を求めることがそんなに必要なのだろうか。
大自然の中で、役目を終えたサケさんを見ながら、私は思います。
「意味がない」という事実から、目を背けたいがための言い訳なのでは
ないだろうか、と。

以前、現役陸上競技選手でありながら、多方面で活躍する為末大さんが
こんなことをtwitter上で発言していました。

意味はない。しかしそれは問題ではない。
問題は意味がないことをなぜあなたが問題だと思っているかだ。
意味があるからやる世界から、やりたいからやる世界へ。
ただ道中だけがある。

 

このtweetを読んだ時、心がすっと落ち着いたことを覚えています。
意味はあるものではなく、作るもの、ですね。

このブログの読者には、就職活動中の方も多いかと思います。
就職活動に意味があるか?ないか?

意味の有無は、自分で経験してみないとわかりませんね。
経験もしたことがないことに対し、「意味がない」というのは言語道断。
しかし、実際やってみて「意味がない」と思ったのであれば、
自分が「意味がある」と思える道を自分で作るべきです。

何も就職だけが人生ではない。

この世に生まれた意味を作り続ける、それが人生なのでしょう。
一人ひとりがイキイキと働く社会へ。十人十色の景色を作ることができる社会へ。

強く生きようぜよ!若者よ!(私も!!)

次は、新しいことにチャレンジ中、奈良です。

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