チームとは

皆さん、こんにちは。東京生まれ(となかなか言われず少しさみしい)の吉川です。

最近、単独で動くことが多い営業職とは違ってチームで仕事をする機会が増えました。ふと、自分のチームづくりやリーダーとしての基礎はどこでつくられたんだろう?と振り返ってみました。

私が、社員の中でも一番長く同じチームメイトとして過ごした仲間は、パフ社員の長崎です。

長崎が入社した直後、「営業第一チーム」という新規開拓中心の営業特攻部隊として、たった二人だけのチームで仕事をすることになりました。

きちんとリーダーとして後輩を育成する責任を担ったのは、その時が初めてだったと記憶しています。

まだ「株式会社パフ」という会社が採用担当の方にほとんど知られていない頃、どんなやり方で営業をしかけるのがよいのか、試行錯誤の日々でした。

今思えば、ハチャメチャな日々でしたが、この二人の営業第一チーム時代が私がリーダーとして一番成長した時だったな、と感じています。

■私が突如、「アポがとれないのは、気合が足りないからだ!」という全く根拠のない根性論を持ち出して、「鉢巻をつけて朝8時からテレアポしよう!」 と提案した時も、「いいですね!」と喜んで実行してくれた長崎。

■夜中、疲れきって気力を失いかけた私に「偉い人の名言集」をおもむろに朗読し、「もっと大きく高い視点で仕事しないと」と元気づけてくれた長崎。

■長崎が大きな提案を前につぶれそうになっていた時に私が書いた「励ましの置手紙」をその後もずっと机に飾ってくれていた長崎。

■私が会社の大イベントに寝坊して遅刻した時、「リーダーたるもの、遅刻は絶対NGです。皆の士気が下がります!」と真正面からおこってくれた長崎。

 

リーダーとしての自信を与え、支え、癒し、
リーダーとしてあるべき姿を一番強く指し示してくれたのは、
後輩の長崎でした。

長崎の「後輩力」ともいうべきすばらしい能力のおかげで私はリーダーを全うできたのだと思います。

以前、あるお客様がチームについてこんな風に語っていました。

「チームというのは、リーダーが引っ張る、メンバーが支えるなんて関係をはじめからつくってはいけない。大波のように幾度となく押し寄せる困難にとにかく一緒に必死に立ち向かい乗り越えていく中で自分たちだけにしか得られないチームワークや仕事のやり方、楽しみが見いだせるものなんだ」

まさに荒波を一緒に乗り越えてくれた長崎のおかげで、私たちらしいチームワークができ、私らしいリーダーの姿というものが習得できたのだと思います。

また荒波を乗り越えた経験が、一生の仲間と思える結束力を生み出し、今では後輩というより良き相談相手という関係です。

今は、会社のメンバー以外にお客様やパートナー企業の方々などより多くの方々とチームワークを発揮しなければならない状況です。後輩力で私を育ててくれた長崎をはじめ、今一緒に働いているすべての方々に感謝をしつつ、チーム作りにさらに磨きをかけたいと思いました!

次は、長崎と同じ北海道生まれの岩崎です。

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