三国志に学ぶ人生観 5  曹植

こんにちは、土田です。

—————–
(以下wikipediaを参考に記述)
は、中国後漢末から三国時代の人物で、魏の皇族。字は子建。
陳王に封じられ、諡号は思であったことから陳思王とも呼ばれる。
唐の李白・杜甫以前における中国を代表する文学者として、
「詩聖」の評価を受けた人物でもある。
—————– 

曹植は、曹操の第4子(卞氏との間の第2子)。今でいう大企業の創業者の息子か、
天皇家の息子のような感じでしょう。 

曹操の文学的才能を受け継いだといわれ、若いころから
曹操に可愛がられました。

しかし、長兄の曹丕との後継争いに敗れたため、
曹操の死以降、最期まで不遇の人生をたどることになります。

そんな彼の作品は、中国詩素人の私の心にも
強く訴えかけてきます。
「はかなさ」「むなしさ」「哀しさ」、人間の感情をストレートに
壮大にぶつけている気がします。

1)七歩詩

兄の曹丕から、七歩進むうちに詩を作らねば殺すぞと脅かされて
作った詩だとされる。

七歩詩

煮豆持作羹  豆を煮て以て羹と作し 
漉支以爲汁  支を漉して以て汁と爲す
稘在釜下燃  稘(まめがら)は釜の下に在りて燃え
豆在釜中泣  豆は釜の中に在りて泣く
本是同根生  本と是れ根を同じくして生じたるに
相煎何太急  相煎ること何ぞ太(はなは)だ急なる

2)洛神賦(らくしんのふ)

曹植兄曹丕の妻甄氏に横恋慕していたとされる。

洛神賦は甄氏に対する感情を表したもので、
改めて読んでみると、一人の女性の美しさを描くのに
ここまでするか! という語彙の量と表現の豊かさである。

【詳しくはこちら】
http://sikaban.web.fc2.com/rakusin.htm

—————————————

兄との権力争いに負け、不遇の人生を過ごしたが
こうして後世に作品が語り継がれている曹植は、
いつでも私のあこがれ「躁鬱病貴公子」であります。 

 

次は、奈良です。

 

モバイルバージョンを終了