Simon and Garfunkel ”Scarborough Fair”

こんにちは、土田です。

今回は、Simon and Garfunkel の"Scarborough Fair" です。

歌詞及び日本語訳はこちら

 

本来、スカボローフェアというのは、イギリスの伝統的な民謡であり、

スカボローという商業・行楽都市で行われていた市(いち)をモチーフにしています。

この歌は恋人に捨てられた若い男が、

昔の恋人に対して、いくつもの不可能なことを要求し、

見事成し遂げれば、またよりを戻すだろうと語る歌です。

サイモン&ガーファンクルはこの伝統的な歌に

反戦的なコーラスを加えて歌っています。

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先日実家に帰った際に私の父がこの曲を聞いており、

久しぶりに耳にしたのですが、本当にいい曲です。

 

そして、歌詞中の不可能な要求の中に、

英語の美しさを感じられる表現が存分に盛り込まれています。

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ところで、私はこの「不可能な要求」を聞いて…

・働いたこともないのに、志望動機や入社後どんなキャリアをやりたいのかをしたり顔で語らなくてはならない。

・「もともと特別なオンリーワン」とあたかも競争など存在しないかのように育てておいて、就職活動時や入社後は容赦ない生き残り競争が待っている。「競争意識が低い」と大人に言われる。

・だいたいどの会社も「この会社だけの志望動機」を学生が言えるほど、違いや独自性について詳細な情報提供をしていないにもかかわらず、「他と同じ志望動機ではダメ」と言われる。

・エントリーシート、面接など、画一的な選考をされて「何を見られているのか、何が評価されているのか」まったく納得感がないにもかかわらず、内定を出されたら一方的に承諾を迫られる。

・就職活動の初期では、やりたいことを明確にしろ!とひたすら言われたのに、でも受ける会社を間違えて夏まで無い内定だった場合、今度は「会社なんて全部一緒だ!つべこべ言わずに行けるところに就職し、社会に出ろ!」と言われる。

これも、不可能とは言わないまでも、かなり無茶で理不尽な要求ではないかと思った次第です。(職業病ですね)

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今回は、いつも以上に取り留めのない話ですが、

次は、坪内です。

 

 

 

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