どこまでが自分事か

皆さん、こんにちは。春になり、ますますパワー全開の吉川です。
温かいと機嫌もよくなりますね。

先日、地下1階に様々な飲食店が入っているビルのお手洗いに行きました。

数名並んでいたのですが、パン屋の店員らしき方が、自分の後ろに並んで
いた数名の方に、順番を譲っているのが目に入りました。

3名の方に順番を譲った後、私にも「どうぞ」と、とても恐縮して順番を
譲ってくださいました。

私は特段急いでいなかったので、「お先にどうぞ」とパン屋の店員さんに
先に行ってもらいました。

ビルの共有のお手洗いなので、お手洗いに並んでいる人たちが皆、パン屋
のお客様かどうかは、わかりません。

でもきっと、店員さんは「同じビルで過ごしている人はすべてお客様」と
いう意識を持っていたので、お手洗いでも、他の方に気を遣って、順番を
譲っていたのだと思います。

 どこまでを自分の仕事の範囲ととらえるか。
 どこまでを自分のお客様ととらえるか。
 どこまでを仕事人の自分としてふるまうか。

そんな意識の差が、店員さんと私にはあるのだな、と思いました。

数年前、担当していたある企業の経営者の方がこう言っていました。

「自分以外はすべてお客様。
 従業員であってもお客様という意識で向き合っているよ」

素敵ですよね。

ランチでパンをパクパク食べながら、
自分で勝手に線を引くって面白くないな、と思った次第です。

春なので、もっともっと活動的に大きく物事をとらえていきたいな。

明日は、時間がもったいない!と、トイレを我慢して仕事をしている保坂です。
(それは、本当にやめた方がよいと思う)

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