●●だからできること、●●ではできないこと
こんにちは。一人っ子&都会っ子のヨシカワです。
よく人からは「山深いところ or 海に近いところで、大家族で育っていそう」と言われるのですが、歳を取るにつれ、私はワガママ一人っ子で、サバイバル力の弱い都会っ子だなと自覚し始めました。
コロナさんの影響で、先月から働き方がガラリと変わりました。
(余談。ヒラハラは、ガラリのことをグルリとよく言います。ガラリよりもより変わったことを指して使っているっぽい。こういう●●さん用語とかを集めるとその会社の風土が分かったりしますよね)
お客様とのお打合せもWEBになりましたし、学生向けのセミナーや面接もほぼWEB。
WEBになったことで、いろんな良いことも見えてきました。
・WEB会議だと、本日のアジェンダをしっかり事前に提示しておくので、会議の時間が短くなる。
・自宅にいて私服のお客様との対話は、心なしかフランクで距離が縮まる気がする。
そうそう。先日在宅勤務をしていた旦那の社内会議の様子を横で聞いていたのですが…、普段の無口な旦那とは全く違うキャラでした。
ハキハキと話して少し冗談も言って、できないことは「できない」とはっきり言う。「おぉ、デキるビジネスマンじゃん!」と、少しだけ見直しましたw
ホワイトカラーでお仕事している人の働く姿って、家族には全然見えませんが、家で仕事をする人が増え、若者が働いている人の姿を間近で見る機会が増えれば、若者の就業意識も変わるのではないか、などと思った次第です。
こうなったら仕事のほぼすべては、WEBで、自宅でいいじゃん!などと思えてきたのですが…、
だからこそ「WEBに代替できないことってナニ?」というのを最近考えています。
なんですかね、WEBではできないことって?
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●信頼関係をつくる
先日、キムちゃんが「人間の五感は「オンライン」だけで相手を信頼しないようにできている」という記事を紹介してくれました。
視覚と聴覚以外の、触覚、味覚、嗅覚という共有できない感覚も一緒に体験して初めて相手を信頼するのだそうです。
会食をして相手が信用に値する人かどうかを見極めるというのは理にかなっていたのだなと思いました。ただ昨年の秋、一度も会ったことのない方に電話でアポをとって、日時確認のメールをおくったのですが…、タイトルを「明日はよろしくお願いいたしまふ」と誤字で送ってしまいました。
そうしたら先方が、「パフという変な名前の会社から“まふ”というパフににた変な語尾のメールが送らて来たww」と相当ウケたらしく、とてもフランクなメールが返ってきました。
その後、会うのを楽しみに名古屋まで行ったのですが、突然の電車ストップによりお伺いできず…残念でお断りの電話をいれたら「あ、そうそう。御社の社長って本を書いてますよね?あれ、僕、読んでました」と言われて「え~、本当ですか。あの本に書いてあることが我々の提案の根本の考え方です!」と言ったら、「それはますます会うのが楽しみになってきた」と言われました。
最初の面談はWEBでしたが、その時点では旧知の仲風な状態。その後、実際に会った時も、社内の実情までがっつり教えてもらえました。
う~ん、深い信頼関係とまではいかないけれど、ファースト接点での信頼はメールや電話やWEBでもつくれるかも…。●場の共有
パフの一次選考は「フィールドワーク」というのをやっています。
若手採用チームが考えてくれたのですが、フツーに働いているパフの社内を回って、社員に話しかけて「パフって●●な会社」という発表をさせるものです。
昨日も選考参加の学生さんが来ていたのですが、私は少し離れたところに座っていたので「私が学生だったら、なんて思うんだろう?」と少し客観的にパフを見てみました。
『ガチャガチャ、チャカチャカ、ゴリゴリ、ブリブリ、サササ・・・』みたいな音が頭の中に浮かんできて…、パフって擬態語の会社だな、と思いました。
騒がしいというか活気があるというか。これってなかなか言葉では伝わらいな、と。
ただ先日ヒラハラに「VOGUE 73の質問」という動画を教えてもらいました。
セレブに何気ない質問をしながら、日常の生活を追っかけるという動画です。
試しに私が出社してから朝のルーティンをヒラハラにとってもらったのですが、結構わかるんですよね、雰囲気。
(その動画、結果的には録画ボタンが押されてなかったので!お見せできず残念です)
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となると、やっぱりできるじゃん!WEBでなんでも!
でもそうとは言いきれないこのモヤモヤ感。
人の脳は、見えないものは、自分の想像で補ってしまったり、意味づけしてしまうクセがあると聞いたことがあります。
もしかしたら、私の上のような体験も、そういった脳に騙されているだけかもしれない!という疑いから
「やっぱりリアルで、五感をフル活用することがとっても大切」だと心の奥の私は信じているのかもしれません。
あはは、答えのないブログでスミマセン。
ただ、新しい風が吹いた時こそ、「●●でもできること」にどんどんチャレンジしながら、「●●ではできないこと」は何かを曇りのない目で見極める力をつけたいなと思っての投稿でした。
明日は、「私は、WEBでも誰とでも仲良くなれるスキルあるから!」と大門未知子のように言い切るホサカです。