胃腸炎もすっかり回復した。朝も、昼も、晩も、普通の食事をとれるようになった。美味しいものを(いや、普通のものであっても)美味しく食べられることに感謝である。
ということで昨夜は、さっそく会食が行われた。
「お帰りなさい」の会だ。
パフを創業して初の営業シーズンだった1998年夏。知名度も実績も体力もゼロだったパフと、なぜか本格的な契約を結んでくれた某総合商社の、かつての若手採用担当者Sさんとの会食だったのだ。
Sさんをはじめとする、この某総合商社の皆さんのおかげで、パフは創業時の危機を乗り切れたといっても過言ではない。パフのことをいろんな大学に宣伝してくださったり、パフ主催のイベントでは、まるでパフのスタッフであるかのように、表からも裏からも手伝ってくださっていた。
その中心にいたSさんなのだが、西暦2004年4月に、東京本社からアメリカ(ニューヨーク)に転勤となってしまった。
僕もその年の6月、Sさんを追いかけるようにニューヨークに出張した。このとき、Sさんは僕を(まるでVIPであるかのように)毎日付きっきりでもてなしてくださった。3年前、ロサンゼルスに出張した際も、わざわざニューヨークから駆け付けてくださり、特大ステーキをご馳走になったりした。ホントに何から何までお世話になりっぱなしの方だったのだ。
そのSさんがこのたび、東京本社の人事部に帰って来た。
いやー、うれしいな。
ということで昨夜は、このSさんを囲んでの「お帰りなさい」の会を催したというわけだ。
いやー、楽しかったな。
昔懐かしい話、縁ある岩崎弥太郎の話、そして仕事の真面目な話から軽ーい話まで。
最初に出会った12年前は入社4年目の「若造」だったSさんも、いまや人事部のとあるセクションのボス。さっそく今年の9月には、パフといっしょに仕事をすることが決まっている。帰任後はじめてのジョインだ。
今後ますます接点が増えていきそうで楽しみなのである。
こうやって、ずーっと大切にしあえる関係って(我がことながら)素敵なことだと思う。そこには、単なるビジネスの取引関係を越えた「人間として」の、尊敬・尊重し合える関係がベースにあるんだよね。
Sさん、昨夜はどうもありがとうございました。これから、またいっしょにがんばりましょう!