わがパフのこの季節の風物詩である「職サークルシンポジウム」。第一回目の開催が2011年の5月でしたから今年で10年目=十回目の開催となります。
日記で第一回目のシンポジウムを検索してみましょう。
・・・見つけました!
⇒ 明日は職サークルシンポジウムなのだ(2011年5月19日の日記)
(以下、一部抜粋)
明日は、いよいよ職サークル主催のシンポジウムが開催される。その名も、 「これからの新卒採用の話をしよう!」だ。
企業の人事担当者を中心に、150名以上の方々が来場する予定だ。他にも同業の方々、メディア関連の方々、大学の就職・キャリア支援担当の方々もいらっしゃる。
このシンポジウムには特徴が2つある。
ひとつは、主催者はパフではなく、「職サークル」だということだ。
もちろんパフは、職サークルの事務局であり、いろんな活動の推進役を担っている。
しかし、職サークルの活動主体はパフ(だけ)ではない。
職サークルに参画している約50社の企業全社が活動主体なのだ。職サークル参画企業の方々は、「すべての社会人が、当たり前のように、若者たちを見守り育てる世の中をつくりだす」。そんな世の中づくりをするためには、「まずは自分たちの新卒採用の現場から」という、共通の理念・目的のもと、この職サークルに参画している。
それを象徴しているのが、今回のシンポジウムの特徴の2つめだ。
職サークルに参画している人事担当者や同業者の方々が寸劇を披露してくれるのだ。
新卒採用をテーマにした寸劇。キャストは全9名。そのうちなんと8人が、パフの社員ではなく、企業の人事担当者や経営者なのだ。
「新卒採用は誰のため?」と題した寸劇。演技は素人かもしれないが、役を引き受けてくれた皆さんの思いは熱く、決意は固い。
実は今夜が最初で最後の(つまり一回こっきりの)練習日なのだが、明日の本番に向けて、ばっちり決めていただきたい。
(抜粋以上)
なかなか熱いじゃんね。
東日本大震災から2か月しか経っていなかったこの時期、皆がこれからの日本をなんとかしなきゃと、必死に前向きに考えていたころ。パフだけの話でいうと、この2011年は業績の底で、必死に這い上がろうとしていたタイミグでもありました。
ちなみにこの第一回目のシンポジウムが終わった後の僕の感想を書いた日記はこちらです⇒ シンポジウムも終了し、新たな局面を迎えるのだ(2011年5月19日の日記)
こちらもちょっと抜粋してみましょうか。
そして、なんといっても寸劇。
「寸劇」とは名ばかりで、第一幕から第三幕まで、約40分間の完全な演劇である。
役者は全員で9名。うち8名が、パフ(職サークル)の協賛企業、またはパートナー企業の社員や経営者なのだ。
その役者陣の練習時間は、前日の夜と当日の午前中のみ。
こんな少ない練習時間だったのに、皆さん台詞を覚えるだけでなく、完全に役になりきっていただいた。皆さん、鬼気迫る演技だったのだ。
この寸劇の役者の台詞の中に、僕らが世の中に主張していきたいことが、ちりばめられている。
いちばん最後の、極東電器産業の佐々木社長が、人事の鈴木課長に対して発した台詞もそのひとつだ。
<佐々木社長>
おう、そうだな。若者は社会共通の財産だ。わが社のためだけの採用ではなく、この国の将来を支えてくれる若者たち全員を育てる気概で、採用に取り組んでくれたまえ。
このシンポジウムをきっかけに、企業にとっても学生にとっても社会にとっても、よりよい新卒採用のムーブメントが湧き起こってくれたらと思う。いや、湧き起こすのは、我が職サークルであるのだが。
(抜粋以上)
そうなんです。シンポジウムでは毎回、パフの社員や人事担当者に寸劇を演じてもらっていました。初回から5回目までは僕がすべての脚本を書いていました。そして6回目以降は、演劇畑を過ごしてきたオーオカに脚本や監修を任せてきました。
圧巻だったのは、2017年開催の第七回目のシンポジウムでした。⇒ 第7回 職サークルシンポジウム無事終了しました。(2017年6月23日の日記)
抜粋はしませんが衝撃的な寸劇の写真が掲載されています。ちなみに僕はこの寸劇で初めて、ブルゾンちえみのことを知りました(笑)。
さあ、そして本日の第十回目シンポジウム。
テーマは、
新卒採用に科学の武器を使おう!
「エンゲージメントを高める採用論」
というもの。
ゲスト講師として、神戸大学大学院経営学研究科准教授の服部泰宏先生をお招きしています。
今年は史上初のオンライン開催となりますが、オンラインでも寸劇はあるんでしょうか?(笑)
定員は100名でしたが、オンラインなのでその枠も取り払って現在その倍の200名以上の皆様からの参加予約をいただいています。
やっぱり参加したいな…という皆さん、11時くらいまでならまだ間に合うかもしれませんので、こちらから予約してみてください⇒ https://www.puff.co.jp/seminars/symposium2020/
僕もイチ視聴者として、本日のシンポジウムを楽しみにしたいと思います。
さて、本日は朝から本降りの雨ですが、決算の締めの仕事で出社しなければなりません。
では、朝食&エール後、傘をさして行ってきます!