パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

個人面談実施中

2016年1月20日 (水曜日)

パフでは年二回、昇給のチャンスがある。同様に年二回、減給のピンチが訪れる。

パフは6月末決算なので、7月~12月が上半期、1月~6月が下半期。いままでの半期の仕事ぶりと、これからの半期に担ってもらう役割によって給与が決定される。

給与を決める要素は二つ。

ひとつは「職群」と呼ばれるもの。いわゆる職位とか職級とかJobグレードのようなもの。それぞれの社員が担う役割を括ったものだ。

もうひとつは、その職群の中での「職責到達段階」。1から5までの5段階で、0.5刻みになっている。この職責到達段階が評価結果の数値と連動している。要するに定義された職群の役割や行動や能力をどの程度満たしていたか、という段階数値である。

職群は、そう頻繁に変わることはないのだが、役割が変更になったり、能力が著しく向上したり、逆に期待はずれだったりした場合には年に2回変わることもある。

現在、全部で6つの職群がある。

せっかくなので、その6つの職群を、期待される人物像とともにご紹介しよう。

 

(1)アソシエイト

⇒マネージャーに指示された仕事を確実にこなしていく中で経験を積み、スキルを高めている。

(2)ジュニアプロフェッショナル

⇒業務を完全にマスターしており、周囲の助けを借りず独力で、自分の担当業務を抜けもれなく進めている。

(3)プロフェッショナル

⇒いわゆる“仕事のできる人”であり、実務のエキスパートである。日常の仕事は難なく遂行できており、難しい課題にいつも挑戦している。

(4)シニアプロフェッショナル

⇒専門性を活かして高い成果を上げるプロフェッショナルとして、誰もが認める存在。

(5)グループマネジャー

⇒部下からの人望と信頼感があり、グループ運営を安心して任せられる。将来の経営者予備軍。ビジネスのプロフェッショナルでもある。

(6)エグゼクティブ

⇒会社を牽引する経営の一員。プロビジネスマンであり、人格・品格・能力ともに優れ、全社員の尊敬を集めている。
顧客、株主、金融機関、ビジネスパートナーなど社外のステークホルダーに対しても、会社を代表した安心と信頼を提供できる存在である。

 

実際の「定義表」には、それぞれの職群に求められている「役割」、「持つべき意識」、「取るべき行動・態度」、「身につけるべき能力」といったものが細かく定義されている。

で、いままさに全社員との個人面談の真っ最中で、半期の評価のフィードバックを行うとともに、この職群と実際の自分との間にあるGAPを自覚してもらおうとしている。

全社員が、自分が置かれた立場で、それぞれに求められている能力を身につけ、持つべき意識を持ち、行動し、役割や責任を全うしたならば、理想的な組織が出来上がり、高い業績が上がるというものなのだが……。

おっと、時間が無くなってしまった。詳しく書こうと思ったんだけど、中途半端に書くと誤解を与えるのでまた今度。

実はこれから飛行機に乗って九州に向かう。

今夜は、大分市内で新年会なのだ。

あ、いや、新年会に参加するために九州に行くわけではないのだが(苦笑)。

では、飛行機に乗り遅れないように行ってきます!