パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

トップの交代

2020年1月31日 (金曜日)

僕の周りでも事業承継に悩む経営者は多くいます。

「早いところ後進に道を譲ればいいのに」と思うのですが、なかなかできずにいる現実があります。

とくに創業経営者の場合、相続や株式の問題などもあって一筋縄ではいかないのも分かります。

まだ後進が育っていない、社長をやれるのは自分しかいない、まだまだ自分は元気だ、と思っている人たちもいます。

でも人の命は有限です。「適任者がいないから」と言っているうちに自分の寿命が来てしまってはシャレになりません。

会社は、需要者からNOを突き付けられない限り存続させなければなりません。

トップはトップになった瞬間から自分の後任を探し育てる。これが最も重要な仕事なんですよね。

・・・そんなことを考えながらの昨夜の帰り道でした。

 

そんなことを考えたのは(上の話とは直接の関係はありませんが)こういうニュースが流れてきたせいかもしれません。

村井満チェアマンの4期目内定「次の2年は恩返し」

 

國貞さんと副社長とのしっぽり飲み会のあとだったからかもしれません。

ヘンな顔(笑)

 

さて、本日は久々に会社の定款を見直したり登記の準備をする予定です。

考えてみれば、パフ創業時は僕自身がちょくちょく法務局に行って手続きをしていました。20数年前を思い出しながら、たまには自分で登記してこようかなと思っています。

ではまずは、朝食&スカーレット後、行ってきます!

 

昨日の夕方、僕は大手町の経団連会館にいました。この人の講演を聴くためです。

 

富士通の田中会長(前社長)の講演です。

東京経営者協会の事務局の方にお誘いを受けて行ってきました。

富士通は僕のキャリアに大きな影響を与えた会社のひとつです。

1989年の春から約1年間、僕は出向社員として富士通の営業部門で働いていました。28歳~29歳のころです。

田中会長は1980年に富士通に入社して、しばらくは東京本社の営業本部で働いていたとのことですから、ひょっとしたらすれ違ったことくらいあったかもしれません。

昨日は田中会長の話を聴きながら、当時のことを(もう31年も前になるわけですが)懐かしく思い出していました。講演を聴いていなかったわけじゃないですよw。

そういえば「釘さんの素晴らしき100の出会い」の中でも富士通のことを書いていました。しかも3話連続で長々と。最後のところだけ引用してみましょう。


F社は、昭和30年代以降、日本国家が国内の情報産業を発展させるべく推進した政策とも相まって、国産大型コンピュータメーカーの盟主として驚くべき急成長を遂げた会社である。

しかし、僕が席を置いていたころのF社は、それまでの大型コンピュータ一本槍の戦略では立ち行かなくなっていた時代であり、コンピュータのダウンサイジングやオープンネットワーク(いま僕らが普通に利用しているパソコンを中心としたコンピュータ環境のこと)の時代の流れに、明らかに乗り遅れていた。

そんななか、現場の若い社員は皆必死に頑張っていた。F社のビルは『不夜城』であると言われていたのだが、ホントに24時間働く社員も珍しくなかった。

僕のいたSプロジェクトも、皆本当によく働いていた。それ以上働いたら死ぬんじゃないか?っていうくらいに働いていた。たいへんな問題意識と危機感と使命感に支えられた若き戦士たちだった。

僕はF社に来るまで、大企業で働く社員に対して『どうせ単なる歯車じゃないか』という、ちょっと馬鹿にした意識を持っていた。しかし歯を食いしばって頑張っている彼らを見るにつけ、日本の産業を支えているのは、紛れもなく彼らなんだな、と考えを新にしたものだった。

Sプロジェクトは1年後解散となり、僕もF社を後にすることになった。僕は以後、コンピュータ業界から足を洗い人材業界に戻ることになるのだが、この1年間のプロジェクト経験は、僕にとっての大きな財産となっている。

20代最後の年に出会ったF社の優秀な社員たち。井戸の中の蛙だった僕に、日本の大企業の凄さを実感させてくれた40番目の出会いでした。


 

当時いっしょに働いていたプロジェクトメンバーとは今でも年賀状のやりとりをしています。仲が良かったんですよね。当時はバブル全盛の時代でしたから、週末はみんなで何軒も梯子したり生保レディを誘って合コンしたりw。

ということで、28歳の自分に会ってみたいなあと思った、59歳の昨日の僕でした(^_^;)。

では思いで迷子にならないうちに、朝食&スカーレット後、行ってきます!

 

昨日、僕のところに経団連の下部組織にあたる東京経営者協会(パフは正会員になっています)から分厚い冊子が届きました。

これです。

編集者は経団連です。

経団連からは頻繁に印刷物が送られてくるのですが、大企業のおじいちゃんたちの自慢話みたいなものがギッシリ載っているものが多く、あんまり真面目に読んだことがありません。

しかし、昨日送られてきたこの冊子のつくりはいつものものと違って明らかに力が入っているのが分かります。

紙質はいいし、コーティング加工されているし、色も4色です。

表紙に書かれているタイトル(Society5.0時代を切り拓くエンゲージメントと価値創造力の向上)も今まさに関心を寄せているものでした。

ということで、冊子をパラパラめくってみてびっくり。

字が大きいのです。感動するくらいに( ゚Д゚)。

これです。

よく分からないですね。

校正中の採用力検定結果票サンプルと比較してみましょう。

ね、大きいでしょ?

横2倍、縦2倍、つまり4倍くらいの大きなフォントを使っているのです。

そうか、なるほど。

この冊子は、大企業のおじいちゃんたち(といっても僕と同年代の方々も多いですねw)にしっかりと読んでもらいたいと考えて作ったものなんでしょうね。だから読みやすい冊子デザインと字の大きさにしているわけなんですね。

そういえば一昨日、経団連の中西会長は、日本型雇用システムの抜本的な見直しを訴えかけていました。Society5.0、エンゲージメント。そのためのキーワードであることは間違いないですね。

空き時間に僕もきちんと読むことにしましょう。メガネを頭に乗せなくても読めそうです。

それに今日は、経団連会館で富士通の田中会長の話を聞きに行くことになっています。田中会長は僕の4歳だけ先輩。約30年前、僕が同社に出向していたころ(同じ営業本部だったので)すれ違ったことくらいあるかもしれません。どんな話を聞かせてくれるのか、楽しみにしましょう。

ではまずは、朝食&スカーレット後、行ってきます!

 

念校を終えた日

2020年1月28日 (火曜日)

日本採用力検定協会監修の「採用力検定®公式テキスト」が間もなく出版されます。

さらけ出すのがモットーのこの釘さん日記ではありますが、あんまりこの本のことには触れてこなかったような気がします。

実はこの本、当初は12月中旬に発刊するはずでした。実際そのように公言もしていました。

が、いろいろとあって入稿期日の11月末まで残り数週間というところで大ピンチを迎えてしまいます。

以降、編集者をはじめとする我々関係者一同は、当初の出版スケジュールを死守するために24時間態勢で頑張っていました。

僕も校正紙と赤ペンと付箋を常に携えて時間さえあれば赤入れ作業を行っていました。土日祝日の時間もすべて費やして。

名大社の社長ブログで僕のこの写真が載ってしまったのにはちょっとビビりましたが(苦笑)。

このブログでしたね⇒ パフの旅行に参加した日

 

でも結局は、出版スケジュールを2か月延期することになりました。

「もういちど全体の構成を見直したうえでリスタートしましょう!」。出版社との打ち合わせでこのことを決定しました。

とはいえ、それで楽になったわけではなく、新たな原稿を用意したり、これに伴って試験問題の出題範囲の再検討を行ったりと、まあなかなか大変だったわけです。

年末年始休暇中も傍らには校正紙が山積みになってましたしね(苦笑)。

それが、やっと、やっと、終盤を迎えました。

昨日も午後の空き時間、都内某所に詰めて原稿の最終確認を行っていました。

 

そして、昨夕の出版社との打ち合わせで、これでもう大丈夫ですね、となったのでした。

いやあ、長かったですね。

執筆、編集に携わった皆さん、お疲れさまでした。2月15日から全国の書店で発売されるのを楽しみにいたしましょう。

これが最終決定した本の表紙です👇

 

さて、今日は少しはのんびりとさせていただきましょうか。

では朝食はもう食べたので、8時からのスカーレットを見てから行ってきます!

 

酒席が好きか嫌いかと言われれば「好き」と答えるわけですが、いつでもどこでも何でも好きっていうわけではありません。

いちばん苦手なのは、たくさんの人が集まる立食式のパーティー。

落ち着いて食べることも飲むこともできません。それより厄介なのは、僕が忘れているのに先方は僕のことをご存じで、ご挨拶にきてくださったとき。気の小さな僕は「あー、どうもお久しぶりですねー」と言いながら(やばい、誰だっけ誰だっけ誰だっけ?)となってしまいます。

逆に好きなのは気のおけない仲間数名との飲み会。3名で飲むのがベストですね。5人を超えるとちょっと多いかなっていう感じです。深い話をしたいときは2人だけの差し飲みがいいです。

で、先週末は社内の人数少なめの飲み会。僕が行くと何かと気を使わせることにもなるし意図せず財布になってしまうおそれがあるため最初は手を挙げていませんでした。が、前日まだ席が余っているというメールが流れてきたので「じゃ行くわ」っていうことになりました。

これがまたいいお店。東京大神宮そばにあるこじんまりとした料理屋さんです。外観も内観(調度品もいいし素敵な絵が飾ってある)も素敵。料理もお酒も素晴らしい。

すっかりいい気になって飲みすぎてしまいました。

こちら、宴席がおわったあとの店主を囲んでの写真です。

顔がバレてはいけない人もいるので、あえて暗い写真を使ってみましたが、楽しそうな雰囲気が伝わってきますね。

こまま真っすぐ帰宅すればよかったんですけどね。このあとのことは書きますまい。

いや、そもそも覚えてないので書けないんですが(苦笑)。

ということで教訓。

どんなに楽しい宴席であっても飲みすぎない。二次会に行こうと誘われても、後ろ髪をひかれながらも、一次会できっぱりと帰る。

以上、いくつになっても経験学習のできない僕の反省日記でした💦

 

さて、本日東京は夕方からまとまった雪が降るようです。交通機関も乱れるかもしれません。幸い宴席はありません。本日中に納品しなければならない大事な仕事を終わらせたら早めに帰宅することにしましょう。

ではいつもどおり、朝食&スカーレット後、行ってきます!

 

久々の外出でした。

2020年1月24日 (金曜日)

2020年の仕事が始まって、今日で3週間が終わります。が、まだ1月です。来週もまだ1月です。

えー、まだ1月が続いてるんだー、っていう感じです。

というのも、この3週間で3か月分くらいの仕事(シゴト含む)をしていたような気がするからです。土日も自宅等でほぼ仕事(シゴト)をしていました。

しかも会社や自室やスタジオに籠ってのワーク。昨日も書きましたが、そのせいか首、肩、腰が悲鳴を上げています。ま、トシのせいなんですが💦

でも昨日は、久々の外出。取引銀行から講演会にお誘いいただきました。

こちらです。

 

テレビなどでもおなじみの伊藤元重先生の講演でした。演題は「2020年の経済展望」。バクっとしたタイトルですが、話の中身は具体的な事例も多く、ふむふむとノートをとったりもしました。

アベノミクス以降の8年間、株価も不動産価格もあがってきて現在は失業率も低く、いわゆる完全雇用の状態。でも物価も賃金も上がらない。閉塞感が漂う経済環境。

そんななかで、活路を見出すためのヒントとなる話をいくつかされていました。

面白かったのは(といっては失礼ですが)「優秀な人材をとるためにはよその会社より30%高い給料を払えばいい、それでも他社に引き抜かれるのなら、倍の給料を払えばいい」というもの。

知人の経営者の事例として話をしていましたが、それができれば苦労しないよっていう話なんですけどね。

有能なIT技術者はじめとする人材の引き抜き合戦の現状を見ると、日本型の雇用制度は抜本的に見直さなきゃいけないのは間違いなさそうです。誰かの給料を上げれば、誰かの給料を下げなければいけないわけなので、一般ピープルにとっては厳しい話なんですけどね。

 

昨日はこの後、台東区まで足を延ばして、初めて会う方々とオシゴトの打ち合わせ。とっても素敵なオフィスの、とっても素敵な経営者(しかもご夫婦での共同経営)との、普段の仕事とはまったく違うお話で、心地の良いインプットができた時間でした。昨日のこの出会いは、きっと数か月後にまた続編としてご紹介できると思います。

つらつら書きましたが、たまには外をほっつき歩くのも大事ですよね、というお話でした。

さて、とはいえ本日は残念ながらずっと社内です。変わった来訪者があるので刺激はあるみたいですが(^^♪

では、いつもどおり朝食&スカーレット後、行ってきます!

 

筋肉は裏切らない!

2020年1月23日 (木曜日)

このところ一日中、字や数字を机の上と画面で追いかける仕事が多かったせいか、首筋、肩、背中がモーレツに痛くてたまりません。特に背中の痛みは、うっかりすると呼吸困難になるくらいです。

これはいかんということで、先日、自宅そばの整骨院に行ってきました。

上半身のマッサージを施してもらったのですが、そう簡単に治るものでもありません。

原因は、胸筋と背筋の不均衡だとのこと。

つまり、胸筋はさほど衰えていないのですが、背筋の衰えは(胸筋と比べれば相対的に)ひどく、それが首、肩、背中の凝りと痛みにつながっているのだとか。

たしかにそうですね。家でも腹筋や腕立て伏せはたまにやることがありますが、背筋のトレーニングはほとんどやりません。

あと、インナーマッスル(≒体幹)の衰えですね。人は目に見える表の筋肉は気にしますが、背中やインナーマッスルは意識してトレーニングしないと衰えが早くなるのだとのこと。

ということで、これを始めます!

 

 

はい、筋肉体操ですね。

なんと娘が「これやれ」と言って、DVD付きのテキストBOOKを買ってきてくれました(^_^;)

筋肉は裏切らない!

自分に甘えない!

朝ドラを見ながら、1日5分のトレーニングを習慣にすることを誓います💦

ということで、朝食&スカーレットwith筋肉体操後、行ってきます!