イモトが完走し自民党が大敗した日
2009年8月30日 (日曜日)
「イモトが完走」という唐突なタイトル。日本テレビの24時間テレビで、126.585キロという無謀な距離のマラソンにチャレンジした、タレントのイモトアヤコのことである。
夕食後テレビを観ていたら、新橋から銀座方面に向かって、イモトが走っている姿が映し出されていた。
ゴールは、東京ビッグサイトだという。ということは、晴海通りを通って勝鬨橋を渡って有明方面に向かうはずだ。
ってえことは、我が家のすぐそばを走るということ。
ということを話していたら、娘が(イモトのファンなものだから)、「応援しに行く!」と言いだした。わりとミーハーな僕はついていくことにした。
晴海通りに出ると、すでにヤジ馬がたくさんいた。
待つこと約10分で、勝鬨橋を渡るイモトが見えてきた。真剣な顔だ。懸命に走っている。トレードマークの太いまゆ毛は、雨でほとんど消えていた。「珍獣ハンター」なんて言われているが、そこにいるイモトは、きゃしゃな体の、ごく普通の少女である。なんだかジーンときてしまった。
そしてイモトは、僕と娘のすぐ目の前を走りすぎていった。「がんばれー!」と遠慮がちなこえで応援した。写真を撮るのは、さすがに自粛した。
家に戻って引き続きテレビを観ていたが、放送時間内でのゴールは残念ながら叶わなかったようだ。しかしその後の番組(選挙速報)で、イモト完走の瞬間のVTRが放送された。いやあよかったよかった。
126.585キロもの距離を、丸一日以上かけて走ることの(走らせることの)意味が、僕には正直いってよくわからない。でも、意味は分からないながらも、一生懸命ゴールを目指して走っているイモトの姿には感動させられた。イモト、ご苦労さんでした。
そして本日のメインイベントはやっぱり選挙。
予想通りではあるのだが、自民党の大敗。民主党の大勝というより、「自民党の大敗」という表現のほうがしっくりくる。
国民は、民主党を選んだのではなく、自民党にNOを突き付けたのである。民主党は、ゆめゆめ勘違いしてはならない。謙虚に真摯な政治を行ってもらいたい。
それにしても大物政治家たちが、ことごとく落選してしまった。代わりに、能力が未知数である民主党の若手新人議員たちが当選した。
議員経験の浅い連中ばかり(しかも閣僚経験者もごくわずか)で、ホントに政権運営は大丈夫なのか?いままで以上に、官僚に頼った政治になりゃしないか?
・・・と、いまさら心配してもしょうがないな。
我々が選んだ以上は、彼らの政治に責任をもって注目していきたい。まずは4年間の任期を、しっかりと(イモトのように)完走してもらいたい。
1年も経たないうちに政治が迷走し、解散総選挙なんてことにならないようにしてほしいな。
我々の業界も、そろそろ政権交代の時期。やっぱり時代は、破壊と創造なのである。
これまでに頂いたコメント
2件コメントがあります
- DEAKさん
- くぎさんさん
DEAKさん、お返事遅くなり失礼しました。またなんとも味のあるコメントをありがとうございます。
神になれるようがんばります![E:bleah]
>わりとミーハーな僕はついていくことにした。
どこが?? ミーハーそのものじゃん!!
>「がんばれー!」と遠慮がちなこえで応援した。
んっ?
>写真を撮るのは、さすがに自粛した。
んっ?んっ?・・・
"わりとミーハー"オーケーですね。
それにしても、今回の選挙民主党で大丈夫なんでしょうかねえ。
マスコミの反自民キャンペーンのノリで、日本国民は将来への
大きな過ちを選択してしまったような気がしています。
経済対策なんかポピュリズムそのもののようで
折角表向き好転しだした景気も真っ逆さまに転落しそうで・・・。
そうするとパフにも良い事は無い訳でして・・・。
>我々の業界も、そろそろ政権交代の時期。やっぱり時代は、破壊と創造なのである。
当然我等がパフは、"創造主"ってことで。
ささやかながらも応援しております。