パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

赤鬼に悩みを打ち明けた日

2009年1月30日 (金曜日)

まずは写真を見ていただこう。

Photo

『鬼が皆さんの人生相談にのります』

というプラカードを持って、不敵な笑みを浮かべているのは、紛れもなく赤鬼である。

そして、その鬼の前で、頭を抱え込んでいるのが僕である。

そりゃあ、頭も抱えたくなるだろう。

だって、ここは神聖なる、パフの就職イベントの会場なのだから(笑)。

午後1時半から、100名の学生と23名の人事担当者(つまりはお客様)を集めたイベントのオープニングに、この赤鬼が乱入してきたのだった。

テーブルに置いてあるのは、なんと「柿の種」。

この赤鬼は、オープニングのステージで学生に対して吼えた後、この柿の種を、総勢100名を超える学生と人事担当者に向けて、投げつけ始めた。ちょっと早い節分のつもりなのであろう。でも、本来なら節分の豆は、我々人間が鬼に向かって投げつけるはずなのに、この鬼はいったい何を考えているんだろうか。

柿の種を投げつけたあと、いったん会場から立ち去ったかに見えた鬼だったのだが、性懲りもなく休憩時間に再度出没。こともあろうに、写真のごとく、「人生相談」の立て札を持って、テーブルに居座ってしまった。

しょうがないので、僕がまず最初に相談を投げかけてみた。

「あ、あのー。夫婦円満の秘訣は?」

鬼は、 「うーん難しい。あきらめろ。以上っ」 と、早々に相談を切り上げた。

「おい、おまえちゃんと答えろよ!」と僕が声を荒げると、 「相談は聞くけど、解決するとは言ってません」と口答えする。この野郎。

次に相談に訪れたのが、協賛企業M社のIさん。

Iさんの相談⇒ 「あのー、仕事が忙しすぎて大変なんですが、どうすればいいでしょうか?」

鬼の答え⇒ 「もっと働きなさい」

お客様に対して何たる物言い。鬼に、 「おまえもっと他に言いようはないのか!」というと、鬼は 「だって鬼なんだから、鬼のような物言い しかできないでしょ」と居直るではないか。しかし、「鬼なんだから…」という理由には筋が通っているような気もする(苦笑)。

そうそう、きょうのイベントは、 「就活ひらけゴマ」 というイベント。その昔は、「キミは就職できるか?」という名前で、コントや寸劇など、馬鹿げたことばかりをやって「マニュアルだらけの就職活動」を笑い飛ばしていた、パフの伝統的なイベントである。

まあ、昔に比べれば、鬼の乱入など、まだまだ可愛いものかもしれないな。