近所の公園の銀杏がキレイだと思った日
2009年11月29日 (日曜日)
日曜日恒例の映画に行った。松本清張生誕100周年記念の『ゼロの焦点』。事前にYahoo!の掲示板を見てみたら酷評だらけ。そんなに酷い映画ってどんなんだろう?と、逆に興味がわいて朝一番の回を観に行った。
なんだ。どこが酷いんだ?秀作じゃないか。いい映画だよ、これは。
中川淳一郎さんが言っていたように、ウェブに匿名で無責任な書き込みをする奴らのバカさ加減を確信した。
酷いっていえば、先週観た、誰もが行列をつくっている映画○○のほうが、よっぽど酷いんじゃないか?と思ったが、まあこれは、人それぞれの考え方・感じ方次第。自分の価値観を他人に押し売りするっていうのは最低だと思っているので、この話題はこのへんで。
で、本日書きたかったのは映画の話題ではない。
帰り道に遭遇した月島の公園の銀杏の木。
日頃、気付かなかったのだが、こりゃキレイだ。この公園は、うちの娘がまだ幼稚園に通い始める前の小さなころ(15~16年前)、よく連れて行った場所だ。
あの頃は、こんなキレイな銀杏の木があるなんて気がつかなかったよなあ。
僕らの周りには、日ごろ急ぎすぎて気づいていない景色がたくさんあるんだ。たまの休日には、自分の家の周囲をゆっくり歩いてみることも必要だ。そんなことを銀杏の木を眺めながら思った休日だった。