パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

自分の無事を報告する日

2010年1月30日 (土曜日)

いやーまいった。

水曜日の夜、自宅で日記を書き終えてのち、たったいままで、(病院にいる時間以外は)ほぼ布団のなかにいた。

その間、PCは一切開かず。外部との接触は携帯電話に入ってくる緊急度の高いメールのみ。

いまなんとか約60時間ぶりに、PCを開いたというわけだ。

病名は、『急性扁桃炎』。調べてみると、なかなか侮れない病気だったようだ。

たしかに酷かった。

木曜の朝の体温が39度2分。前日医者から、「あすは熱が出るかもしれないけど抗生物質と解熱剤で、じき治るでしょう」と言われていたのだが、その後も一向に下がる気配がない。

その後もぐんぐん体温は上昇し、39度5分~40度という未体験ゾーンに突入してしまった。

金曜日。

もういちど這うようにして病院に行く。普通に歩けば3分程度のところにあるクリニックなのだが、15分くらいかかっただろうか。

あまりに憔悴しきった僕の様子を見て、お医者さんも本気のスイッチが入ったようだった。

すぐに点滴の準備がされ、約2時間ベッドに横たわっていた。熱を計ると40度。点滴の際も悪寒が止まらず、心配した看護師さんは氷で頭を冷やしてくれたり水をストローで飲ませてくれたりと、ずいぶん親切にしてもらった。

点滴後に正式な診察を受けたのだが、扁桃の腫れが悪化しているのが確認されたため、今後も熱や腫れが引かない場合は、大病院に入院する必要があるとの診立て。聖路加病院への紹介状を用意してくれた。

ただ、点滴と新しく処方した薬(強い抗生物質と解熱鎮痛剤)の効果を本日いっぱい見てから、聖路加に行くのは明日でもよいでしょうということだった。

仕事もあるし、極力入院だけは避けたい。

祈るような気持ちで、新しい薬を飲んで床についた。すると16時くらいから汗が吹き出し、体が少し楽になってきたような気がした。熱を計ると38度5分。まだ普通の体温ではないが、40度の体温と比べれば雲泥の差だ。午前中の点滴と新しい薬が効いてきたのだ。

夜10時ころ、さらに熱は37度台まで下がってきた。すると無性に空腹感が襲ってきた。無理もない。この2日間、ほとんど何も食べていなかった。薬を飲むためだけに、無理やりマズイおかゆを食べたくらいだ。

久々に食べるまともな食事。美味かった。

そしていま(土曜日のお昼)。こうやって日記を書けるくらいまで回復した。熱も37度台をキープしている。もうこれで聖路加病院に入院する必要もないだろう。やれやれである。

それにしても、自分の体を過信してはいけない。実は今週は月曜の夜くらいから、なんとなく調子が悪かったのだが、あまり気に留めていなかった。自分には、体力や気力においては(知力はともかく!)人並み以上のものがあるという自惚れがあったようだ。少しは年齢を考えないといかんな。

金曜日は採用プロドットコムさん主催のセミナーでの講演を行うはずだったのだが、これも結局ドタキャンしてしまった。主催者の皆さん、参加者の皆さん、本当に申し訳ありませんでした。

でもこのセミナーでは、うちの長崎がピンチヒッターでインパクトのあるプレゼンを行ってくれたという噂が流れてきている。社長の講演より斬新な内容だったのかも。ホッと一安心である。

そうそう。60時間ぶりにメールをチェックしたわけだが、僕の安否を気遣うメールが何通も入っていた。ありがたいことだ。毎日書き続けている日記が2日間も更新されていないということで、何かあったと思われても無理はない(断筆前の日記の内容もよろしくなかったし)

ともあれ、釘さんは、確実に快方に向かっております。たくさんいただいているメールへのお返事には少し時間をいただきますが、月曜日には完全回復を果たすべく、いましばらく安静を続けたいと思います。

ご心配やご迷惑をおかけした皆々様に、あらためてお詫び申し上げるとともに、励ましのメッセージをくださった皆様、社長不在のピンチを救ってくれた従業員、パートナーの皆様に感謝申し上げます!!