特別講師セミナー第一回目だった日
2011年8月25日 (木曜日)
ルネッサンス第二期目の職サークルは、いろいろとやり過ぎじゃない?というくらい、毎日のようにいろんなことをやっている。
一昨日は学生向けのリレー講座だったのだが、昨日は、企業の人事担当者向けの「特別講師セミナー」だった。
昔から企業の人事担当者向けのセミナーは多数行なってきたが、そのほとんどは、パフの商品の販売促進や会社の広告宣伝が主たる目的だった。
しかし、今般の「特別講師セミナー」は、純粋に人事担当者の皆さまに勉強していただくためのもの。
今期は、全6回を開催する。
その栄えある第一回目が、昨日開催されたのだった。
講師を務めてくださったのは、マングローブの今野社長。
テーマは、 長期的な人材戦略に向けた「若手社員の定着と育成」 というもの。
僕らはいつも「新卒採用」の課題に取り組んでいるが、採用の仕事というのは採ったら終わりというものではない。むしろ採ってからが本当の始まりだ。
採用した人材には成長してもらわなければならない。せっかく採用した人材が、業績に貢献せぬまま腐ったり辞めたりしたら、会社にとっても本人にとっても不幸な話だ。
社員が定着し育つためには、結局は、社員が育つための、よりよい風土や、よりよい組織の醸成・構築が必要であると、今野さんは講演で力説していた。
写真は、そのための施策の一つである「GOOD&MORE」を説明しているところ。
上司はとかく、部下の出来ていないことに目が行きがち。「これダメ、あれダメ」になりがちなのだが、「GOOD&MORE」とは、「良いところ・出来ていることに目を向けて行こう。そして、ここを良くすれば、もっと良くなるよ」といった接し方をしていこうという考え方なのだ。
こういう施策や考え方を、今野さんはいくつも披露してくれた。
最後は、東大の玄田先生が唱えている「希望学」の話。これがまた良かった。
「大丈夫?」から、 「大丈夫!!」に。
僕もよく社員に言いがちなのが、「おまえ、こんなんで、本当に大丈夫なのかよ?」という台詞。そうすると、言われた社員は不安になったり、自信をなくしたりして、本来の力を発揮できない。
これを、 「よし、大丈夫。大丈夫だ!」 に変えていこうというもの。そうすれば、社員は自信を取り戻し、勇気を持って事にあたれるというのだ。
そのとおりだな、と思う。心配して、「大丈夫?」と言ったつもりが、余計に相手を不安にさせているんだな。
そして、その後は、受講者と講師を交えた懇親会。グループワークも織り交ぜながらの、和気あいあいとした情報交換の場となった。
夕方6時から開始して、終了したのがもう夜の9時。
その後、また飲みに行かれた人事の方々もいたようだが、皆さん元気だな。
かくいう我々(講師の今野さんと、バンド仲間のよしみでセミナーにも参加してくれた下薗さんと僕)も、飲みに行ったのだが(苦笑)。
ということで、栄えある第一回目の特別講師を務めてくださった今野さん、お疲れさまでした!!受講者の皆さんもお疲れさまでした!!
本日から、「GOOD&MORE」と、「大丈夫!」をくちグセにして、がんばってまいりましょう。
ところで、昨日から、早朝ランニングの記録を書いていない。これにはちょっと理由がある。
その理由は週末の日記にでも書くことにしよう。
さて、本日はなんだか蒸し暑いな。小雨も降ったりやんだり。
まあ天気はともあれ、本日も元気に行って来ます!