今季初のシェア活Liveだった日
2013年12月12日 (木曜日)
昨日は、夕方4時半から職サークル主催のシェア活Liveというイベントが竹橋のセミナー会場で開催された。
シェア活って?
職サークルのホームページには次のように書いてある。
「企業は、自社の企業研究しかしていない学生を採用したいとは思っていません。」
そう。
学生が自社を志望してエントリーしてくれるのは嬉しいのだが、「わたしはあなたのことが好きで好きで大好きで、あなたのことしか頭の中にありません」では困ってしまうのだ。
もちろん、そんな極端な学生はいないとは思うのだが、でもどうしても就活中の学生は視野が狭くなりがちだ。業界を絞り込んだら、その業界のことしか視界に入らない。会社を絞り込んだら、その会社のことばかり調べ尽くす。
自分の目指す業界や企業のことを調べるのはあたりまえ。学生にはさらに、その業界や企業を取り巻く外の世界のことを理解したうえで応募してほしいというのが多くの採用担当者のホンネなのだ。
で、職サークルのシェア活では、複数の企業がそれぞれ、自社にエントリーしている学生に「他社のことも勉強してみようよ。自社を他社と比較することで企業理解をもっと深めてみようよ」と呼びかけて、合同で行うイベントなのだ。
大きな合説とは違い、最大5社のみでこのイベントは開催される。
合説は規模は大きいのだけれど、結局は1社1社バラバラの説明だ。駅にあるコインロッカーみたいなものである。たくさんあって便利だけど、使えるスペースはセパレートなのでごくわずか。
一方、シェア活は最大でも5社だけだけど、全社が協力し合いながら、学生とともに知識や気づきや出会いを共有(シェア)できるのだ。
ということで昨日のシェア活。参加企業は、講談社、JR東日本企画、ドリコムの3社。参加学生は、3社のうちどこかの1社にエントリーしていた学生が105名。「営業職研究編」と題して、業界もビジネスモデルも歴史も文化もまったく異なる3社の、「営業」のことを詳しく説明してもらった。
3時間のイベントだったのだが、なかなか盛り上がったな。僕は参加する予定ではなかったのだが、イベント開始の6時間前に急きょパネルディスカッションの司会を務めることになった。それでも(当然3社とはなんの打ち合わせも出来ていなかったのだが)、面白くてためになる話をたくさん引き出せたんじゃないかと思う。
このシェア活、今季はあと3回開催される。ぜひ注目してもらえたら嬉しいな。
さて、今週はまだまだイベントが続く。
きょうは第二回目の理系学生向け模擬面接講座。明日はいよいよ職サークル最大規模(といっても150名程度ですが)のイベント『就活大応援祭』だ。
外は寒いけど、風邪菌につかまらないように行ってきます!