社員に救助された日
2014年1月28日 (火曜日)
昨日の夜8時過ぎのこと。
社内の打ち合わせを終え、翌日の銀行とのミーティングのための資料を作成していたときだ。
なんだか背中から腰にかけて鈍い痛みがする。
この週末ずっと寝込んでいたからかな?ちょっとストレッチでもしないとまずいかな、などと呑気に思っていた。
しかしその数分後、痛みは突如激しくなってくる。
「あっ、こ、この痛みは……」
つい数分前まで打ち合わせをしていた社員(ホサカ)が10メートルくらい先の席にいる。しかし、苦しくて思うように声が出ない。
「ホ、ホ、ホ、ホ・・・サカあああぁぁぁぁぁっ」
やっとの思いで、声を絞り出した。
異様な気配を感じたのだろう。ホサカはすぐに僕の席まで飛んできてくれた。
「に、に、に、尿管結石みたいだ。み、み、み、水を汲んできてくれ!」
と、手元にあった空っぽのペットボトルを差し出した。
尿管結石の際は、とにかく大量の水を飲むこと。何回か経験していることなので、とっさの激痛の中でもとるべき行動は分かっていた。
全てを察知したホサカは、すぐさまペットボトルに水をくんできてくれた。
ぐいぐい飲みほす。
が、まだ痛みはとれない。
次の瞬間、大きなマグカップ2つに入った水のお代わりがやってきた。
すごい。さすがよく分かっている。
そしてさらに感動したのは、ホサカの部下のイワサキが、2,000ml入りの大きなペットボトルを「はい!」と持ってきてくれたことだ。
僕の激痛が始まるや否や、近所のコンビニまで走って買ってきてくれたのだろう。
いやー、なんて素晴らしい社員たちなんだ!
ホサカとイワサキが用意してくれた大量の水によって、先ほどまでの激烈な痛みも徐々に治まってきた。
もう、ホサカ&イワサキ様サマである。
遠くの親戚より近くの他人とはよく言うけれど、呼んでもすぐには来ない救急隊より近くの社員たちなのだ。
・・・以上、社員の機転によって九死に一生を得た、昨夜のパフ執務室でのひとコマでした。
それにしても、胃腸炎がやっと治ったかと思ったら次は尿管結石。踏んだり蹴ったりとは、まさにこのことか(涙)。
僕同様、最近、負の連鎖に嵌ってるという社員のコバヤシさんでも誘って、厄除けのカラオケにでも行ってくるかな(苦笑)。
さて、本日はこれから、とあるお客様のところに直行だ。優秀な救急隊員であるホサカとの同行である。
しかし、石はまだ潜伏している可能性がある。
大型ペットボトルをぶら下げて、用心しながら行ってきます!