パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

金曜日の日記の最後のところで、「本日は午後から、とある業界の採用担当者が70名ほど集まる勉強会にゲストスピーカーとして呼ばれているのだが、その話はまた今度」と書いたので、その話を今朝は少しだけ。

ゲストスピーカーとして呼ばれたのは、パフの社長としてではなく日本採用力検定協会(採検)の理事として。

「とある業界の採用担当者が70名ほど集まる勉強会」というのは、「外食産業採用担当者の集い」という名称の集まりで、なんともう16年以上も続いている会合なのだそうだ。

ここでは年に数回の勉強会が開催されており、今回で第46回を迎えたのだという。日本の(僕が思いつく)ほぼすべての外食産業の皆様が参加している、すごい集まりなのだ。

外食産業は我々一般市民にとって身近でとても大切な存在。僕などは必ず毎日どこかのお店のお世話になっている。

にもかかわらず、学生からの人気はいまひとつ。採用に苦労する会社も多い。

なので、採用担当者の皆さんにとって「採用力」を高めることは、業界の未来のためにも重要な課題なのだ。

そんなわけで、発足間もない採検ではあるのだが光栄なことにお声を掛けていただき、講演をさせていただくことになったのだ(僕は冒頭の挨拶だけで、実際の講演は、発起人兼理事となって一緒に協会を立ち上げたビジネスリサーチラボの伊達さんがやってくれたのだけどw)。

講演といってもワークが中心。そのワークの内容が「採用力チェック」だった。

採検では、採用力を構成する要素として5つの大項目を定義している。その5つの大項目はさらに、採用担当者が高めるべき専門性を表す20近くの小項目によって構成されている。

この20の項目ごとに複数の設問を用意して、現在どのくらいその専門性が身についているか、意識できているか、をセルフチェックしていただいたのだ。

これがなかなか好評だったようだ。

昨日、参加者の皆様のアンケート結果をいただいた。とても嬉しい感想ばかりだったので(ブログ掲載の許可もいただけたので)以下ご紹介させていただこう。

 

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・採用力チェックシートを用いて、自身を振り返ってからお話を伺うことで、ポイントを絞って 理解することが出来た。
・自社財務や他社業績指標について疎く、今日のこのような場を活かせるような行動が必要であることがわかった。
・独自手法、ブルーオーシャンを求めて井の中の蛙になりがちな採用業務であるが故に、立ち止まって考えたい。参加して本当に良かった。
・頂いた採用力チェックシートを元に、ひとつひとつ勉強していきたい。学生さんの自己分析を応援するのではなく、まずは自分の採用担当者としての不足部分を見直すべきだった。
・採用力、そもそもの原点を考える勉強会であった。自身の足りない点をもう一度見直し、ひとつひとつ問題解決しながら、前向きに取り組んでいきたい。
・採用力チェックシートを使用することで、まずは今の自分に対してどうなのか、という振り返りが出来た。19採用に向けて、自分が磨くべきところを認識出来た。
・採用担当業務就任間もない自分にとって、採用担当者としての心構え、必要となる力・知識を整理させて頂く機会になった。
・自社への「愛」を深め、採用担当者としての知識・スキルを身につけていきたい。
・自社についてだけでなく、採用力という面で様々な情報を普段から収集しなくてはいけないと痛感した。
・今回、自分達が会社の代表として採用の窓口に出ていることを、改めて考えさせられた。自ら会社を自分達で説明出来ないのは、どうなのか?を問われた気がした。
・採用担当者として一定の経験を積んでいるつもりでいたが、固定概念や経験値以外の部分で気づかされた点が多く、とても勉強になった。
・受講前からとても興味深く参加したが、自社の採用力、具体的にどこがどういう風に足りないかが良く把握出来た。今日は参加して良かった。
・今まであまり体系化されていなかった採用力という考え方を整理させていくことは、非常に良いことだと感じた。自身の強みと弱みが把握でき、個々人のレベルアップが加速していくと思う。
・今だからこそ多方面からの見直しや、新しい枠組みの構築、採用力UPが必要だと再認識した。
・具体的なスキルの表現がわかりやすかった。普段やっていると思っていたことも、改めてチェックすると不足があり、はっと気づかされた。
・採用力チェックシートは、社内で活用し、採用担当者のレベルアップにつなげたい。
・採用担当者として、専門的なスキルを習得することがとても重要だと学べた。
・外部講師の話が聞けて新鮮だった。今までと違った切り口で自分の仕事を振り返り、考える事が出来、有意義だった。
・事前に改めてHPを調べてきたが、実は理事の方々すごい方ばかりなんだとわかりびっくり、そしてそういう方を、外部講師としてこの集いにお招きできる霧島代表の人脈に感服した。とても勉強になり、このような企画を立案運営して頂いたことに心から感謝します。

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いやあ、嬉しいじゃないですか。

実際に採検の事業(研修や検定サービス)がスタートするのは来年の夏からだけど、こういった講演や勉強会はできるだけ引き受けてみようと思った次第だ。

「外食産業採用担当者の集い」に参加された皆様、金曜日はたいへんお疲れさまでした。そして、声をかけてくださった代表の霧島様、本当にありがとうございました。今後も外食産業を盛り上げて参りましょう!

 

さて、では僕も盛り上がったウォーキングで行ってきます!