パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

半年に一度の評価会議だった日

2009年1月29日 (木曜日)

きょうの午後は、パフのグループ長たちと僕の4人で、まるまる4時間半のロングミーティング。

何をやっていたかというと、この半年間の全社員の仕事や成果を振り返る、半期に一度の評価会議を行っていたのだ。

もちろん僕らが一方的に評価を決めるわけではない。本人が期初に立てた目標をもとにして、まずは自己評価を行ってもらっている。本日の会議に先立って、グループ長と本人が面談を行い(必要があれば)その評価を修正している。そしてその評価結果を本日の会議に持ち込んで、グループ長同士でその妥当性について討議を重ねるのである。

同じグレードの社員であっても、立てた目標の難易度や仕事ボリウムの違いがあるので、全体のバランスを保つためには、全体のすり合わせが欠かせないのだ。本人の自己評価どおりになる場合もあれば、大幅に違ってくることもある。でも、それは決して恣意的なものではなく、きわめて公平性、透明性、納得性の高いものになっている。

以前の日記で、 「タカタの給料を下げる!」なんて冗談で書いたことがあるが、いくら僕が社長であったとしても、そんなことは勝手にできないような仕組みになっているのだ(よかったな、タカタ)。

昨夜は、この評価会議を終えたあと、パフの新人事制度構築にあたって尽力してくれた盟友、M社のI社長のところに伺い、この制度の運用に関して、さらなるブラッシュアップをはかるべくミーティングを行った。このミーティングのおかげで、今回の評価で(実はちょっとだけ)しっくりきてなかった部分も無事クリアになった。

これでやっと、半期に一度の昇給額を決定することができる。でも、そのまえに社員たちへのフィードバックをきちんとやらねばならない。評価の目的は、昇給額を決めることにあるのではなく、社員の成長を促進させることにあるわけだから。

人が人を評価するのはとても難しいことなのだが、きちんとやればやるほど、「良い会社」に脱皮している実感がある。あとは、きちんと業績をあげるのみだ。

これまでに頂いたコメント

2件コメントがあります

  • imanoさん

    M社のⅠ社長です。
    ・社長がブレずに制度に魂を込めようと熱意を持っている
    ・既成にとらわれず、よい制度にしようと改善を重ねている
    ・マネジャーさん方も、一人ひとりの評価への取り組みを神聖なものとして、真摯に取り組んでいる
    ・仕組みも大切にするが、感性も大切にしている
    ・愛情を持って評価会議をしている
    以上、パフ社の人事制度運用の5大長所です。

  • くぎさんさん

    I社長…っていうかimanoさん。コメント嬉しく拝見しました。良い会社つくりに向けて、これからもご協力をよろしくお願いします[E:happy01]