怒髪天を衝いた日
2013年7月9日 (火曜日)
と、穏やかならざるタイトルを書いてしまった。
僕は、それほど他人を恨んだり憎んだりするタイプの人間ではないが(もちろん一瞬怒ることはよくあるが)、3年に1人くらいは、どうしても許せない人間に出くわす(最近は出現率がちょっと高まってるかな?)。
どういう人間かというと、ただただ自分勝手な論理を相手に押し付け、相手の立場を考えず誠意も踏みにじり、周囲の迷惑も顧みず、自分だけが唯一無二の正義だと考えているような人間。
と書いているだけでも頭に来るのだが、詳細を書くわけにはいかない。でも昨日は、そういう気分にさせられた日であった、ということだけは記録として残しておこう。
そういえば日曜日のTBSドラマ『半沢直樹』で、「基本は性善説。ただし、やられたら倍返し」というフレーズがあったけど、さて、どんなお返しがいいんだろうか。
と、くさくさした気分の時には、やっぱりこれ。あまちゃんで清々しい気持ちに切り替えたうえで行ってきます!
久々にゆっくりした日曜日
2013年7月8日 (月曜日)
5月下旬あたりから先週末の土曜日まで(そうは見えないかもしれないが)ムチャクチャ多忙であった。しかも先週後半には、「てーへんだ、てーへんだ、親分てーへんだ」という、八五郎もびっくりするような大事件が突然発生したのだが、自分が親分なので、自分でなんとかしないといけない。
しかし、新たな戦いに臨むためには十分な休息と兵糧が必要である。
ということで、昨日(土曜日の夜から日曜日の朝にかけて)は久々にたっぷりと寝た。この数週間は、平均すると3~4時間睡眠程度だったので、なんだか生き返ったような気分だった。
(僕にとっては心の兵糧である)テレビもしっかりと観た。いつもは朝の15分、あまちゃんをしっかり観るだけなのだが、昨夜は、NHK大河ドラマ「八重の桜」とTBSドラマ「半沢直樹」を計3時間しっかりと観た。とくに「半沢直樹」は面白かったなあ。これから毎週、日曜日の夜が楽しみだ。
「あまちゃん」を書いているクドカン(宮藤官九郎)もそうだが、「八重の桜」の山本むつみ(NHK朝ドラの「ゲゲゲの女房」も書いていた)や、「半沢直樹」の原作者である池井戸潤などの脚本家、小説家って本当にすごいと思う。
僕と比べて(30分の寸劇の脚本でウンウン唸っている自分と比較するのもたいへん失礼な話だが)月とスッポン、クジラとメダカである。
でもほんと、面白いドラマって元気を与えてくれる。映画もいいけど、テレビドラマも(いいものは)いい。
と、どうでもいいことを書いたが、「昨日の日曜日は新たなる戦いに臨む前の束の間の完全オフの日でした」という日記でした。
さて、新たな週。
「てーへんだ、てーへんだ、親分てーへんだ」の事件を解決すべく、行ってきます。
でも、その前に「あまちゃん」だけは、しっかり観ますけどね(笑)。
さあ、本日は職サークルシンポジウム
2013年7月5日 (金曜日)
さて、本日は年に一度の「職サークルシンポジウム」。
築地市場の(朝日新聞本社のすぐ脇にある)浜離宮朝日ホールにて。
時間は13時半から18時まで。
一見、長丁場のようにみえるが、たぶんあっという間の半日になると思う。
特別講演講師、ムライさんも石垣島から戻ってきた。
事例発表やパネルディスカッションを行っていただく方々の準備も万端。
寸劇も、あとは役者のみなさんの土壇場力に期待しよう。
僕はこれから音楽の編集作業を少しばかり。
会場に着いたら、開場直前まで、怒涛のリハーサルが待っている。
ではでは、あまちゃん後、本日は茅場町ではなく、築地市場まで行ってきます!
神が降臨した夜
2013年7月4日 (木曜日)
捨てる神あれば拾う神ありとはよく言ったものだ。
もはや絶体絶命だと思われた、あすのシンポジウムで上演する寸劇の脚本が完成した。
夜の7時過ぎに、突如としてストーリーが浮かんできたのだ。まるで指先に神が乗り移ったかのごとく、パソコンのキーボードが勝手に打たれていったのだった。
いままでにないテイストの脚本になったのではないだろうか。
ちょっと可哀想な役の人もいるが、まあ役者を志す人であるならば(あ、ちがいましたか?ま、いいですね)、汚れ役や嫌われ役も、好んで引き受けてもらわねばなるまい。
ちょっと、予告編だけコピペしてみようか。
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カオリは国立大学で心理学を学ぶ修士2年生。とてもまじめで頭脳明晰なのだが、なぜか 企業の面接ではいつも不合格になっている。
妹のマリは姉とは違ってお気楽な大学2年生。あけっぴろげな性格。
父のケンイチは娘のことをこよなく愛している大企業のサラリーマン。
母のアユは「まあどうにかなるわよ、ワハハ」的な性格。
ある朝、カオリの就活のことをちょっと心配に思った母が気まぐれで紹介した就活塾。
そこからこの物語は始まるのだった。
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ま、こんな感じ。
最後は壮大で感動的なドラマが展開していくことになる(と、かなり盛ってみました、笑)。
さあ、今夕5時から、リハーサルの開始だ。
そこから僕は脚本家ではなく、蜷川幸雄もびっくりの鬼の演出家になる。
リハーサル開始までの数時間は、BGMや挿入歌の選曲を行なう音楽担当でもある。さて、今年はどんな音楽にしようかな♪
すでにオープニングの音楽と、エンディングの音楽は決まってるんだけど、ここではまだ明かさない。
ということで、7月5日。シンポジウムの本番をどうぞお楽しみに!
では、ちょっと仮眠してから行ってきます!
神に見放された朝
2013年7月3日 (水曜日)
僕のことをあまりご存じない方が誤解するといけないので補足しておくと、僕を見放そうとしているのは『脚本の神様』のこと。
7月5日の午後が本番。キャストが集まって練習を開始するのが明日の夕方5時。残すところ、あと35時間。
書けるのか?
いや、書いているのだが、イマイチすぎて納得がいかない。第一幕(全三幕中)を何回も書き直しては自己嫌悪に陥っている。
そして、こんな日に限って、朝から会議や打ち合わせの予定が入っている。
時間があれば書けるっていう性格のものでもないが、時間がまったくないと書けないのも事実。
いや、焦ってはいけない。もっと右脳を活性化させるのだ。
がんばれ、がんばれ。
では自分を励ましたところで、執筆続行します!
第18期がスタートした
2013年7月2日 (火曜日)
昨日は7月1日。我がパフの第18期のスタートの日だった。
第17期は大満足とはいかないまでも、なかなか善戦した期だった。「ったくもう、何考えてんだ!」というような出来事もたくさんあったが、終わりよければすべてよし。みんなよく頑張ってくれた。
そして本日が、会社としての正式な第18期キックオフミーティングの日。
ミーティングでは、新組織の新グループマネジャーたちが今期の計画を発表することになっている。
18期…。過去2度変則決算(1か月決算と6か月決算)を行っているので、実質は16.5期だけど、それにしても長い歴史となったものだ。人間ならば、そろそろ成人して「おとな」にならなければならない時期。学生にも企業にも世の中にも、「おとな」らしい影響をもたらす存在になっていきたい。
ということで本日の日記は短め。気持ちを新たにしながら第18期のスタートを切りたい。
では、朝食後、あまちゃんだけはいつもどおり観たうえで行ってきます!
寸劇(7月5日公演)の配役を発表しよう
2013年7月1日 (月曜日)
この週末(7月5日)に開催される職サークルシンポジウム。公にはしていないのだが、既知のサプライズプログラム(?)として寸劇を上演する。
毎年ご来場いただいている皆さんにとっては、もはやサプライズではないかもしれないが、初めてこのシンポジウムに参加される皆さんにとっては、サプライズというよりも、キョトンとしてしまうプログラムだろう。
この寸劇の脚本と演出を担当するのが僕。毎年この時期になると、ウンウン唸っている。
いつも公演日の直前にしか脚本が仕上がらず、キャスト他関係者のみなさんをヒヤヒヤさせているのだが、今年は特にヤバイ。日曜日の夕方の段階で、構想すら湧いていなかったのだ。
悪あがきで、小説を読んでみたり、就活本を読んでみたりするのだが、ダメ。
「こういうときはランニングだ!」と思って、土曜日も日曜日も走ってみたのだが、やはりダメ。
もはや万事休す。ともかくも何か書いてみようと、PCを開いたのが夜10時過ぎ。
その瞬間、ふと神らしきモノが降りてきた気がした。
ストーリーより前に、役者を引き受けてくれた方々(なんと職サークル協賛企業の人事担当者の方々!)の役柄が浮かんできた。
誰が演じるのかということは伏せたうえで一挙公開しちゃおう。
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寸劇 「ツバメキャリアの逆襲」
【伊藤家】
●長女カオリ
北関東にある国立山里大学大学院修士2年の就活生。自宅のある都心から2時間かけて茨城の大学まで毎日真面目に通っている。勤勉で成績優秀。三度のご飯よりも勉強が大好き。しかし、肝心の就活はうまく行っておらず、7月5日現在まだ内定はない。そのこともあり、大手企業の秘書室長を務める父、ケンイチとの折り合いが悪くなっている。
●次女マリ
カオリの3歳下の妹。都心にある丸の内大学の2年生。サークル、バイト、恋愛にエンジョイする女子学生。かなりませており7歳年上の彼氏がいる。実はその彼氏というのは、彼女が中学受験のときに教わっていた家庭教師で、現在は(業界3位の)就職情報会社ツバメキャリア社に勤務する熱血営業マン・高畑タクヤだった。
●父ケンイチ
カオリとマリの父。大手企業の秘書室長。娘のことを思うあまり、とやかく娘の就活や恋愛に口を出す。カオリからは嫌われ無視され、マリからはダメ出しされる毎日。
●母アユ
短大卒業後すぐにケンイチと見合い結婚。世の中のことをよく知らない昼メロ大好きな専業主婦。新聞の折り込みに入っていた「モリモリ就活支援塾」のチラシにうっかり騙され、カオリに無邪気に勧めてしまう。
【ツバメキャリア社】
●高畑タクヤ
業界三位の就職情報会社の5年目営業マン。ツバメキャリア社は、リクナビやマイナビと肩を並べるくらいの掲載社数を誇るツバメナビを運営していたが、ブラックすぎる企画が災いして、この2年間ですっかり水を開けられてしまった。タクヤは同社の抜本的なビジネスモデルの変更や組織改革の必要性を訴える若手リーダー。
【モリモリ就活支援塾】
●西島塾長
就活塾を経営するカリスマキャリアコンサルタント。元々はツバメキャリア社の社員で、高畑タクヤの上司だった。
●塾生1
自分を盛ること、演技することに長けた模範就活生。すでに数多くの内定を得ているのだが、内定ゲット数史上最多を狙うべく、まだ就活を継続している。
●塾生2
西島塾長から(内定率を下げてしまうという理由だけで)塾を辞めるよう迫られている可哀想な就職留年生。
【株式会社 青空工務店】
●後藤社長
元々は大手ゼネコンの営業マン。2年前、急逝した父親の跡を継ぐために同社の社長に就任。青空工務店は下町の大工だった父が若いときに裸一貫立ち上げて50年間続いてきた中小工務店。後藤は青空工務店を、個人商店から一皮むけた企業に脱皮させようと新卒採用を決意。
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以上9名のキャストからなる寸劇だ。
公演時間は30分。
さて、いったいどんな展開の劇になりますことやら。脚本家自身、まだ掴めておりません(汗)。
では、クドカン(宮藤官九郎)に脚本のヒントをもらうべく、あまちゃんをじっくり観たうえで、行ってきます!