パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

ウルトラマンが満員だった日

2008年9月14日 (日曜日)

きょうは完全休日。昨日までの合宿の疲れもあり、午前中は自宅でのんびり、うとうと過ごした。午後、「よしっ!」と、おなじみ豊洲の映画館までウォーキングを兼ねて出かけた。

目当ての映画は、「大決戦!超ウルトラ8兄弟」。

42年前(昭和41年)からテレビでの放映が始まったウルトラマン。以降、シリーズで40年以上経ったいまも続いている。

そして今回の映画では、昭和の初代ウルトラマンから現代のウルトラマンまで、合計8人も登場するという。

僕は初代ウルトラマンと次のウルトラセブンの大ファンだ。

幼稚園児のころ、毎週日曜日の夜、ワクワクドキドキしながら、ウルトラマンの活躍をみていた。小学校2年生のころ、ダン隊員(ウルトラセブン)とアンヌ隊員の恋の行方に、切なくなったりもした。

僕の幼少期はウルトラマン抜きにはありえない。

そんなウルトラマンが、40年以上の歳月を超えて映画のスクリーンに帰ってくるという。こりゃあ、観に行かないわけにはいかんでしょう。

ということで豊洲の映画館でチケットを買おうとすると、なんと「満員」の表示。

えーーーーーーーっ!

豊洲の映画館は、どんな人気の映画の封切り日であろうと、余裕で座れる映画館なのに……。

かなりショックであった。

でもまあ、満員ではしょうがないので、あっさりあきらめて他の映画を観ることにした。

ウルトラマンとほぼ同じ時間に始まる予定の映画がひとつあった。

その映画は、『ウォンテッド』。

ピンクレディーの映画ではない(笑)。

封切り後、アメリカで大ヒットしたというアクション映画だ。

いやあ、面白かった。というより度肝を抜かれた。「うそっ?」と思いながらも引き込まれた。

何より、アンジェリーナ・ジョリーのかっこよさと色気に魅せられた。ブラッドピットの彼女なんだって?悔しいけどお似合いである。

ウルトラマンは観ることはできなかったが、代わりに、貴重な収穫だった。

アンジェリーナ・ジョリー。もう一回くらい観にいってもいいかなぁ。

昨日の日記の続きである。

チームの討議が終わり、僕が部屋に入れたのは、結局25時(午前1時)過ぎ。

そこから「軽く飲むか!」ということになり、缶ビールや乾きもの(おでんや魚肉ソーセージとかも)の買出しをし、和室のテーブルを囲んで、皆でガヤガヤと飲み会が始まった。

午前3時。

「そろそろ寝ようぜ」ということで、いったん解散。部屋には野郎どもだけ残った。

女性が圧倒的に多かった全員飲み会。賑やかというよりも騒々しかった。

「野郎だけで、もうちょっとだけ飲むか」ということになり、静かな飲み会が始まった。

午前4時。

さすがに眠い。「もう寝ましょう…」。誰かの一言で、みな一斉に布団のうえにひっくり返った。

午前7時半。

起床。いい天気である。3時間ちょっとしか寝ていないが、不思議とスキッとしている。朝食をしっかりととる。

午前9時。

会議が始まった。みな、遅くまで飲んでいたとは思えないくらい、すっきりした顔つきだ。若いって素晴らしい。

午後12時半。

お昼休み。弁当が配られたのだが、ぜんぜんお腹が減っていない。考えてみれば、昨夜から食べっぱなし飲みっぱなしで、ほとんど体を動かしていない。

こりゃいかん。ということで、僕はひとり、弁当を食べる前に、ウォーキングすることにした。

目指したのは、力道山が建てた高級マンションのはしりとして有名な「リキ・マンション」。乃木坂と赤坂と青山一丁目の中間地点にある。ずっと以前この辺にきたことがあり、だいたいの場所は把握していた。

歩くこと約15分。たしかこの辺だよなあ…とキョロキョロしていたら、あったあったありました。建てられて、もう50年ほど経つはずなのに、いまだ立派な佇まいだ。当時はよっぽど高級だったのだろう。

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ひと汗かいて、ホテルにもどり昼食をやっと美味しく食べることができた。

午後1時半から6時まで。ぶっつづけで全体討議。

直面する難題がてんこ盛りだったのだが、全社員の前向きな姿勢で、とても健全な議論が行えた。

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合宿が終わって、もうひと仕事。代々木にある、国立オリンピック記念青少年総合センターに向かった。

先日の日記でもちょっと書いた、GEILという学生団体の交流会に参加するためだ。

政策発表を翌々日に控えた約100名の学生たちと、協力している企業の経営者が一堂に会した。

僕が到着したのは、乾杯の直前。一緒に参加した就職エージェントの下薗社長のスピーチにはギリギリ間に合った(僕は遅刻が確定していたので、スピーチは辞退していた)。

それにしても東大生の多さにはびっくりした。高い志をもって政策を提言しようとしている彼ら。そんな彼らがいる一方で、本職であるはずの官僚や政治家たちは、身内の論理だけで汲々としている場合ではない。

交流会を終えた帰り道。

参宮橋前で、下薗社長の「ちょっと軽くやっていきますか?」のひとことで、居酒屋へ。が、きょうは珍しく(?)100%真面目な仕事の話題だった。

 

そして自宅にたどり着いたのは、夜の11時。

いやあ、午前1時から午後11時まで。実に長い1日だったですね。

合宿会議の日

2008年9月12日 (金曜日)

今夜から、都内のホテル(といっても健保の施設)にて、全社員の泊まり込みの合宿会議である。

今夜は、全体会議を19時から20時半まで行った後、3つのチームに分かれて討議を行っている。

僕はどのチームに属していないため、ぷらぷらしている。

チーム討議は、最長でも24時で終了させる予定だったので、24時きっかりに部屋に戻ったら、「25時まで延長させてほしい」というメンバーからの申し出。

しょうがないので、コンビニで梅酒サワーを買ってきて、いまひとりロビーで缶を片手にこの日記を書いているという次第である。

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さて。ちゃんと25時には部屋に入れてもらえるのであろうか……。

明日は、7時半に朝食。

そして、9時から18時まで、ぶっ続けの全体会議である。

実り多き合宿会議となることを願う。

良い会社の見分け方を語った日

2008年9月11日 (木曜日)

きょうは朝から、取材を兼ねた対談で、職サークル協賛企業であるダイワコーポレーションさんに伺った。

きょうの対談内容は、この秋からリニューアルするパフの就職サイト(職学校Web)に掲載される予定だ。

さらに、もうすぐ刷り上がる『職人魂』という小冊子(フリーペーパー)にも、この対談の予告編が掲載される。

対談のお相手は、同社の専務取締役である曽根さん。パフの創業前からのお付き合いで、知り合ってからもう11年以上になる。

曽根さんは、この日記のなかにも、少なくとも年に1回は登場する(2社合同のボウリング大会のときなど)。また、僕が昔書いたコラム「素晴らしき100の出会い」にも登場したことがある。

僕は仕事柄、(大企業、中小企業問わず)ずいぶんたくさんの経営者の方にお会いするのだが、その中でも曽根さんは、間違いなくトップレベルの見識をお持ちの人格者である。

その曽根さんとの本日の対談。テーマは、 『良い会社の見分け方』である。

読者である学生の皆さんに向けて、「企業の良し悪しの判断ポイント」について意見を交わした。

曽根さんの意見の中で特に共感したことがある。それは、「会社の良し悪しは、その企業で働く社員の『態度や考え方』に現れている」ということである。

どんな会社でも、お客様と接する際は、とても丁寧な対応をする。お客様に失礼な口をきくことはほとんどない(某公的企業のいくつかを除く)。

ところが、協力会社(いわゆる下請事業者)に対しては、手のひらを返したような、横暴な口のきき方になる会社がある。

「安くしろ。さもないと、もう発注しないぞ」と脅してみたり、「お前らが食っていけるのは、うちの会社のおかげだからな!」と、高慢な態度になったりする会社だ。

案外こういう会社は多い。僕も営業マン時代、こういう会社に嫌になるほど出会った。

逆に、協力会社を真のパートナー企業として大事にしてくれる会社もある。 「うちの会社があるのは、貴社が協力してくださっているおかげです」と、言ってくれる会社だ。

曽根さんいわく、 「後者の会社こそ良い会社である」。

ただ、なかなかそういう現場を学生が押さえるのは難しい。人事担当者だってプロ。学生が見ているとわかっていて、自分が不利となるような態度や発言をするはずがないからだ。

いま思いついたのだが、パフ(僕のところ)ならすぐわかる。その会社に営業訪問してみればいいのだ。人事担当者が尊大な態度しかとれない会社は、残念ながら、良い会社である可能性が極めて低い。

他にもいろんな話題が出てきたのだが、詳細は、また『職学校WEB』で読んでいただくことにしよう。

本日、ダイワさんの内定者(5名)も、この対談を見学した。曽根さんの話を聞いて、さらに入社意欲が湧いてきたのではないだろうか。ダイワコーポレーションは、つくづく『良い会社』だよね。

曽根さん、本日はどうもありがとうございました♪

招集通知が発送された日

2008年9月10日 (水曜日)

パフの決算期は6月。したがって、その3ヵ月後である今月は、株主総会が開かれる月なのである。

株主総会の日程は、取締役会で決議。9月25日と決まった。僕が一年間の中で、もっとも緊張する日なのである。

会社法によると、株主総会の日の2週間前に“招集通知”なる書類を郵送しなければならない。本日は、その締め切り前日。よって、一斉にこの“招集通知”を郵送した。

パフには現在、約200名の株主さんがいらっしゃる。一口に200人と言っても、パフにとっての大きなイベント(パフLive)への来場学生とほぼ同数。相当に多い!という印象がある。

パフの株主の皆さんは、我慢強くパフの成長を見守ってくださっている。いちばん古い株主さんは創業時の頃からなので、すでに10年以上、我慢していただいている。

我慢というと語弊があるかもしれない。『辛抱強く、パフが成長するのを待っている』ということだ。誰一人として文句も言わず。このうえなくありがたいことだ。

そんな皆さんが集まる株主総会。緊張しないはずがない。

あと2週間後。たくさんの明るい話題を提供できればいいなと思う。

半年ぶりの兄弟会談の日

2008年9月9日 (火曜日)

たしか半年ほど前の日記でも、兄貴の話題を出したことがある(と、書きながらGoogleで「釘さん かもめ」で検索したら一発で出てきた。今年の2月4日の日記だった)。

そのときは、リクルートの社内報の取材のために会ったわけなのだが(だから二人だけで会ったわけではないのだが)、本日は純粋に、二人だけでの会談のために会った。

2月4日以来の再会だから、半年ぶり(厳密には7か月ぶり)ということになる。

兄貴は同業といえば同業の会社の経営者ではあるが、パフとはまったく違う土俵でビジネスを行っていることもあり(そもそも、ビジネスのサイズもぜんぜん違うので)、比較的気楽に、情報交換や経営相談を年に数回おこなっている。

兄貴は、僕の日記を週に1回まとめ読みしているらしく、パフや僕の周囲で起きている出来事にやたらと詳しい。僕自身、書いたことすら忘れているようなことまで把握しており、 「え、なんでそんなこと知ってるの?」と、びっくりすることもある(ちょっと情報公開しすぎかなぁ…)。だから半年ぶりに会っても、近況報告する手間が省けるので楽チンなのである。

情報交換するといっても、兄貴の企業グループに関しての詳しいこと(知ってはいけないこと)までは聞くことができない。しかし(兄貴は仕事柄むちゃくちゃ口が堅いこともあり)、パフのことはかなり細部まで教えることができるので、アドバイスをもらい易い。しかもタダで。普通なら高いコンサルフィーを払わなきゃならないんでしょうけどね(苦笑)。

まあ、どんな情報交換や相談をしているかっていうことは、さすがに日記に書くことはできないが(っていうほどたいした話をしているわけでもないが)、この兄弟会談の、いちばんのメリットというのは、 『お互いどうにかこうにか元気にやってる』ということを確認しあえることであろう。

兄貴は、人生においても、社会人としても、社長業でも、人事の専門分野でも、すべてにおいて先輩である。とても心強く、ありがたいことである。

「おまえ、きょうは日記のネタあるの? 何もなきゃ、俺と会ったことを書いてもいいよ。ただ中身には気をつけてくれよ、笑」と、日記のネタまで心配してくれるというのもありがたい(苦笑)。

ということで、遠慮なくネタとして使わせていただきました。サンキュウ&素敵な店での食事、御馳走様でした!>兄上様へ。

本音の業界説明を聞いた日

2008年9月8日 (月曜日)

きょうは「世に問いかける面白さ」と題して、某出版大手K社の採用担当Gさんを講師としてお招きし、職学校夏季スペシャル講座を行った。

僕も久々に話を聞かせていただこうと思って、部屋の最後部の席にチョコンと座らせてもらった。

僕はK社とお付き合いして丸9年になる。K社や出版業界のことなら何でも知ってるつもりでいた。

ところがGさんのお話を聞いて、ぜんぜん自分はまだ出版業界のことを分かっていなかったのだと思い知らされた。

Gさんは、一切飾ることなしに、自社や自業界の置かれている状況をお話しくださった。まさに等身大だ。こんな話、めったに聞けるものではない。

午後8時。講座は終了し参加学生全員を送り出したのだが、僕だけ場所を変えて、『補講』をお願いした。役得である。

そして、そこからさらに4時間弱。まさに本音の業界説明・会社説明を聴かせていただいた。

詳細はとてもじゃないけど、この日記からはお伝えできない。いやあ、面白くてためになった。

学生のみんなも、本当のことを知るためには、やっぱり自分の目と耳と足で取材しなきゃだね。