パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

パフの3年目の社員であるタカタは、社内メンバーが中心のSNSで、自分の体重の増減を公開するコミュニティを開いている。

「なにをバカなことやってんだ?」「こいつ自虐的な性格なの?」と思っていたが、その気持ちが少しわかるようになってきた。

僕は、ちょうど一週間前の日記で、ジムで計った体重を、トレーニング前と後とで、それぞれ写真に撮って載せた。

それが社内だけでなく、社外でもちょっとした反響を生んだのだ。

「そっか。経営者っていうのは、経営指標の情報公開だけじゃなく、こういうプライベートな情報公開も大事なんだな」と、考えを新たにさせられた。

アメリカでは、デブな人や喫煙者は経営者失格のレッテルを貼られるという。自分のカラダや健康すら管理できない人に組織の管理などできるはずがない、という理由らしい。

なるほど。100%ではないまでも、納得できる。

とするならば、僕も体重の情報公開をしてみよう。

ということで、本日のジムでも、トレーニングの前後の体重を、携帯のカメラで撮ってみた。

<トレーニング前>

69.75Kg なり。一週間前のトレーニング後の体重よりも150g増加している。

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<トレーニング後>

なんと、68.9Kgなり。初の68Kg 台に突入である。

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さぁて……。

これで、毎週日曜日の日記ネタを決定づけてしまった。

読者にとって、なんの意味も意義もない、自分のためだけの体重公開日記である(笑)。

夕日を追いかけた日

2008年9月6日 (土曜日)

かっこいいタイトルをつけたが何のことはない。豊洲からの帰り道、夕日がきれいだったので思わず下の写真を撮った。せっかくなので日記にアップしようと思って、このタイトルをつけた、というわけだ。

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豊洲から晴海方面に向かう橋の手前から眺める、午後5時30分の西の空だ。

きょうは朝から方々に出かけていた。

日中はとても蒸し暑かったのだが、この写真を撮った時間は、海から涼しい風が吹いてきていた。

今週は、すぐには解決できないような問題がいろいろと起きた週だったのだが、太陽はいつもと変わらずに東から昇り西に沈み、そしてまた翌日には、あらたな太陽が東の空から昇ってくるのだ。

などと当たり前のことを考えながら、ひとり夕日を追いかけて、家まで歩いて帰った土曜日だった。

朝いちばんで、政策立案コンテストを企画しているGEILという学生団体の渉外担当の学生が2名来社した。ひとりは法政の女子学生2年生Sさん、もうひとりは慶応の男子学生1年生Sくんである。

訪問の目的は、この政策立案コンテストに協賛してほしいというお願い。いわば営業活動である。

Sさんは2年生とは思えない堂々とした話しぶりだった。聞くところによると、それまでの渉外担当者が辞めてしまったため、急きょ企業向けの営業を受け持ったらしい。ところが、なかなか企業の協賛が得られず苦労しているという。

しかも政策立案コンテストのほうも、このたびの福田首相辞任騒動の余波を受けて、協力をお願いしていた大人たちの都合がつかなくなったりと、なかなかたいへんな状況だという。今回で10回目を迎える伝統あるコンテストなのだが、昨年も安倍さんの辞任騒動の余波で、大騒ぎだったという。政治のことを真面目に考えている学生たちが、政治のおかげで迷惑を被っているというもの皮肉である。政治家は反省しなければならないね。

脱線したが、SさんとSくん。なかなか立派だった。とても2年生と1年生には見えない。Sくんからは「実はすごく緊張していた」と後でメールで告白されたが、なんのなんの。ほんの少しだけだが、彼らの一生懸命さに一票投じようと思う。

 

彼らとの面談のあとすぐ、7、8年ほど前の学生団体の代表O君が来社した。現在は、パフと同業の会社の社長だ。

O君が学生時代、やはりパフにスポンサー協力を求めに来たことがあり、そこからの縁だ。ただ、じっくりと話をしたのは、4年ぶりくらいだろうか。

O君は学生時代から、とてもユニークな活動をしていた。不景気で就職氷河期だったこともあり、O君と同世代の学生たちは、自分の人生にとても真剣に向き合っていたように思う。

現在のO君は、経営者としてたくさんの苦労と悩みと責任を背負っている。二時間ほど、事業のこと、経営のことについて意見交換した。学生の時からの縁がこうやって続いているというもの嬉しいものだ。

 

僕は、学生団体にも大きく2種類あると思っている。ひとつは世の中に問題意識を持ち、本気で何かを自分たちで変えようと働きかけている連中。ひとつは、ただ単に自分たちの充実のためだけにワイワイガヤガヤしている連中。前者は、きょう会ったGEILのように何年も続いていく。後者は幹部が卒業すると、すぐに消滅していってしまう。

僕はもちろん前者の、世の中に思いをはせる学生団体が、もっともっと増えていってくれることを望むし、そいう連中とだったら、いつまでも仲良くしていきたいと思っている。

最近、たどたどしい喋りの、新入社員(あるいは学生)と思われる人からの電話には、努めて出るようにしている。また、自分に時間の余裕があるときには、できるだけじっくり会話をするようにしている。

昨日の日記でも書いたように、我がパフでもインターンの学生が、たどたどしくも懸命に営業電話や飛び込み訪問を行っている。その姿を見ていると、ヘタな営業電話がどうも他人事とは思えず、ついつい親心が生じてしまうのだ。

一昨日、パフと同じように、内定者であるにもかかわらず、営業として働いている学生からの電話があった。そりゃあもう、ひどい電話である。何を言っているのかさっぱりわからない。

ためしに、「キミは、働きはじめてどのくらいになるの?」と聞いてみた。

「は、はい。実は昨日から働き始めたばかりで……」

どうりで。

「じゃ、もう少し練習して、もう一回かけなおしておいで。きょうの電話よりも上手くなってたら、会うかもしれないよ。じゃね。がんばってね」

といって電話を切った。

すると昨日また、その彼から電話がかかってきた。しかし、残念ながら、判で押したようなマニュアルっぽい喋りだった。

「あのさあ……。昨日電話くれたのはキミでしょ?なぜ、僕に初めて電話をかけるような、そんなよそよそしい、イチからのセリフなの?」

彼は答えた。

「は、はい。自分が少しでも電話がうまくなったところをお聞かせしたいと思って、昨日と同じことをイチから繰り返しました」。

そっかあ…。まあ、そういう一生懸命さがあってもいいかな。では会ってみよか、と思った。

しかし、実は彼が営業しようと思っている商品には、僕はほとんど興味がない。なので、会ってもいいのだけれど、彼の会社のビジネスには結びつかない可能性が高い。

そのことを正直に彼に伝え、「それでも差し支えなければ30分くらいなら会ってもいいよ」と伝えた。

念押しのために、「でもね、買う気のない会社に訪問するわけだから、上の人に相談したほうがいいよ。それでも上の人が行ってこいっていうならおいで」と伝えた。

すると、少し躊躇したあとに、「だ、大丈夫です。い、行きます……」と、ちょっと自信なさげに彼は答えた。

あれれ、大丈夫かな。ちょっといじり過ぎたかな。

さて。彼は果たして、僕のところに来るだろうか。

そもそも新人が評価されるポイントは、「一生懸命であるかどうか」「逃げないかどうか」「言い訳しないかどうか」「素直であるかどうか」という点だけである。それが伝われば、どんなに立場が上の人間であっても、きちんと向き合ってくれるものだ。いや、立場が上の人間であればあるほど、向き合ってくれるものだ。また、営業なんて、会って話をしない限りは絶対先には進まない。しかも、営業の仕事は、断られてからが本当の勝負なのだ。

彼が逃げずに来てくれることを楽しみに待ちたい。

先日の日記では、クボタとスハラの2名のインターンシップが終了したことを書いた。

彼らは『パフの協賛企業を、1社増やす』ということを、インターンシップ期間の目標に掲げ、約一か月ものあいだ頑張り続けた。

先月末、彼らはインターンシップを終えたのだが、実はまだ、この目標が達成されたかどうかは、結果が出ていない。

というのも、彼らが新規訪問をした会社へのフォローがまだ続いているからだ。クボタやスハラが今後は直接訪問することができなくても、その後を引き継いだ社員たちがフォローしていくことで、協賛企業としての契約を交わしてくれる会社が生まれないとも限らないのだ。

そして、もうひとり。9月中旬まで引き続きインターンを続ける男子大学生がいる。名前をモリヤマという。彼は、自分で自分のことを“ダメうんこちゃん”とあだ名をつけているのだが、なかなかの頑張り屋だ。

モリヤマには、30社ほどの未取引企業のリストを渡している。彼はそのリストにある企業1社1社のことを事前にしっかり調べた上で、アポのお願いの電話をしている。しかし、アポがとれた企業は、そのうちわずかだ。ほとんどの企業からは“ケンモホロロ”に断られている。

インターンも終盤を迎え、訪問できる企業がもうほとんどない。

いよいよ行き詰ってしまったモリヤマは、本日から、「飛び込み訪問」を開始した。

が、飛び込んだ先でも、辛い仕打ちをモリヤマは受けた。

「資料を置かせてください」とお願いすると「どうせ読まないからいらない」と言われ、「では名刺だけでも置かせてください」とお願いすると「ゴミになるだけだからいらない」と言われ、追い返されたという。

世の中の厳しさや理不尽さや冷たさを、いやというほど味わっているモリヤマ。

でも、この苦労がきっと報われる時が来る。そのときを信じて、めげずにもうひと頑張りしようぜ!

昨日の僕の日記にコメントしてくださった方がいた。

その文章を読んでビックリ。「あれぇ、誰だっけかなあ」と、ずーっと昔の記憶の糸を手繰り寄せた。

すると、「あ、思い出した!!」と、25年以上もの昔の情景が浮かんできたのだ。

僕は、大学生のとき、 『人形劇団ZOO』という子供向けの劇団の団長を務めていた。

この団体は、大学から正式に認められた部活やサークルではなかった。

当時、大学から正式に認められていた団体は 『人形劇研究会』という団体で、大学から部室を与えられ、予算もきちんと付いた正統派の団体だ。

コメントをいただいたのは、この正統派の団体の会長さんからだった。

僕が所属していたほうの劇団の創業者(僕の5学年上の先輩)は、もともと『人形劇研究会』の一員だったのだが、その目指すべき方向が主流派とあわずに、袂を分かった。そして、仲間たちと立ち上げたのが、 『人形劇団ZOO』だったのだ。

以来、 『人形劇研究会』『人形劇団ZOO』は、国交断絶。犬猿の仲となったのだった。

「同じ人形劇をやってるんだから、僕らの代からは仲良くしようよ」と、僕が団長に就任してすぐに、 『人形劇研究会』に話を持ちかけた。

以来、何度か交流会(合コンとか?)を持った記憶がある。そのときの会長さんが、今回、この日記にコメントを書いてくださった方だったのだ。

僕のこの日記を見つけて読んでくださったなんて、とても嬉しいことだ。感動である。

あれは僕が21歳の頃だった。青春がいっぺんに蘇ってきた感じだ。

「明学同期生」さん、ありがとうございました。またあらためてメールを書かせていただきます!

パフでは毎月、第一月曜日の夜、月度のキックオフミーティングを行っている。前期までは毎月末に、「締め会」という名で同様のことを行っていたのだが、月末はなにかと慌ただしく、数字も正確には集計しきれないことが多かったので、月初に切り替えたのだ。

キックオフでは、全社員がそろったなかで、前月の活動の振り返りを行うとともに、今月の計画を報告しあう。月間MVPなどの表彰も行う。そして会議後は、皆で乾杯し、軽食を取りながら、親睦をはかる。

下の写真は、本日行われた9月度キックオフの乾杯後の模様である。

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 インターンを含む男ども5人が、ランバダの音楽に合わせ、奇妙な行列踊りを見せている。

また三十○回目の誕生日を迎えたスギヒラのケーキカット(相手はなぜかタカタ)も行われた。

先月末でインターンを無事終了した、スハラとクボタからの(なんと全社員への)プレゼント贈呈式などもあった。

まあ、なんとも賑やかな9月度のキックオフだったわけである。

10月度のキックオフでは、ランバダの踊りだけじゃなく、売上数字も賑やかになってくれると申し分ないんだけどね…(汗)。