パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

イベントを2本、見学した日

2009年2月21日 (土曜日)

きょうは朝から渋谷に向かった。朝っぱらから僕に似合わぬ渋谷に行って何を?

先日もFネットの会議で一緒だった、京都本社の同業者OVO(おーぼ)さんの主催するイベントが、朝10時半より渋谷で開催されており、「クギサキさん、良かったら見学しに来ませんか?」と、OVOの社長に誘われていたのだった。

イベントの名前は、「就職ベストマッチング交流会2010」。

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このイベントの評判は、パフのお客様からも聞いていた。キャリアコンサルタントとして有名な櫻井照士さんがファシリテーター。櫻井さんとも久々にお会いしたかったこともあり、「ぜひ!」ということで、朝のオープニングから見学させていただいた。

 

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学生が150名と企業が15社のマッチングイベントなのだが、いわゆるありがちな「ゴウセツ」とはまったく違う、異色のイベント。櫻井さんの持ち味も存分に活かされたイベントだった。

12時まで見学したのち、僕は築地のパフの事務所へ急ぎ戻った。午後から、別のイベントがパフのセミナールームで開催されることになっていたからだ。

これは現在、某大手広告代理店で働いている入社2年目の若手社員が主催しているイベント。国内の大手広告代理店で働いている6人の若手社会人をゲストとして迎えて、広告業界を目指す学生に対して「現実」をしっかりと教えるために開催している。人事が主催しているイベントではないので、「本当のこと」がたくさん語られていた。

なぜパフのセミナールームで、このイベントが開催されたかというと、理由は単純。主催者のKくんと知り合いだったから。セミナールームをタダで貸してあげる代わりに、参加した学生にパフの宣伝をさせてもらった。

「宣伝」というわりに、僕がやったことは40分間の説教。「広告代理店」を目指す学生に対して、「どこで働くかより、どう働くかのほうが大事なんじゃないか?」という趣旨の講演を行った。

イベントに参加した学生は約40名。若手社会人の数が約10名。50名もの人間がパフのセミナールームで半日以上詰め込まれていたわけで、狭い部屋の中は、熱気でムンムンだった。

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広告代理店もいま、これまで経験したことのない苦境におかれている。きょう参加した若手の広告マンや、これから入社する学生たちが、どこまで問題意識を有していくかで、この業界の将来と存在価値は決定づけられるんだろうな。