“ともだち”の結婚パーティーだった日
2009年6月27日 (土曜日)
ギターを背負い、右手にはストリートライブ用のアンプを携え、築地のパフのビルの前からタクシーを拾った。
運転手さんに、「新宿のハイアットリージェンシーまでお願いします」と告げたら、「ホテルで演奏会ですか?」と聞かれた。
演奏会ではない。
“ともだち”の結婚パーティー会場に向かったのだ。パーティーで、歌ってくれと頼まれたのだった。
“ともだち”は、僕と同い年。つまり今年で49歳だ。お相手も僕と同い年。
実はこの“ともだち”、つい1年前までは、某超ビッグ企業の採用責任者で、立派な(?)“お客様”だった。取引会社もたくさんあり、僕などは、そのたくさんの取引会社のなかの1社の経営者に過ぎなかったわけだが、同学年ということもあり、妙にシンパシーを感じ合っていた。
昨年の秋の人事異動で昇格し、昔の現場(営業部)に戻り、そこの責任者となり、僕(パフ)とは直接の利害関係もなくなり、正真正銘の“おともだち”と呼べるようになったのだ。
“ともだち”は、「この年になってあんまり派手なパーティーはやりたくない」ということで、きょうは親しい人たちだけが集まってのパーティーだった。
そんなわけで、“ともだち”は大企業の幹部であるにもかかわらず、仕事関係ではごく親しいひとだけをご招待。かつての採用関係の取引先で招待されていたのは僕だけだったんじゃないかな。こんな少数の仲間に入れていただいて、なんだか妙に嬉しい。
で、きょうは“ともだち”のために、二曲の唄を、想いを込めて披露した。
一曲は、うち(パフ)のイトーとムラカミが昨年結婚した時に作った『ふたり』(作詞はササキアサヒ)というオリジナル。もう一曲は、チューリップの『青春の影』(詞、曲ともに財津和夫)だ。
両曲とも、ハーモニカとギターでアレンジした。初の試みだった。
出席者のほとんどが僕らと同年代だったこともあり、皆さんに包み込まれるようにして、とっても気持よく歌えた。
(下の写真は招待された“ともだち”のお友達の方々。一部の方を除き同年代です)
50歳を目前にした男女の、ほのぼのとした結婚パーティー。若いカップルの披露宴も楽しいのだが、こういう熟年のカップルのパーティーも、“ほのぼの”と落ち着いていて味がある。
呼んでくれた“おともだち”のITさん、きょうはとても楽しかったです。お招きいただいて光栄でした。唄も気持よく歌わせていただきました。ホントにいい時間をありがとうございました。
どうかおふたりとも、ずっとずっとずーっと、お幸せに!!
<追伸>
当日の参加者の方から、僕が歌っている写真を頂戴しました。記念に、こっそり掲載しておきます(29日AM10:00)。
これまでに頂いたコメント
2件コメントがあります
- imanoさん
- くぎさんさん
自分の写真が手元にないんですよねー[E:wobbly]。どなたかが撮ってくれていると思うんですが。送ってもらえないかなあ…。
勇姿拝見したかったですね。写真掲載してくださいよ。