誕生もあれば別れもあった日
2009年9月17日 (木曜日)
きょうは、パフの各種サービス提供の要(かなめ)である新卒二期生ホサカの誕生日だった。
彼女が内定者として働き始めた時(西暦2001年の7月。21世紀元年だったんだな)、彼女はまだ21歳。あの頃はやんちゃな学生で、僕も毎日のように怒鳴っていたのだけれど、いまでは、たくさんのメンバーと大量の仕事を見事に捌いてくれる名マネジャー。気がつけばもう大台かあ……。
まあ何歳になっても誕生日というのはメデタイものだ。ホサカさん、おめでとうございました。
一方で夕方ころ。ちょっとショックな訃報が入ってきた。
パフの名前の由来である、フォークソング“Puff”を歌っていた、アメリカの三人組のフォークシンガー“ピーター・ポール&マリー”(略称PPM)のマリーが亡くなった。享年72歳。白血病だったそうだ。
奇しくも2日前、このPPMのことを客先で熱く語ったばかりだった。そのお客様は若いころバンドを組んでPPMのカバーを歌っていたとのこと。PPMの来日コンサートも見に行ったことがあるとのことだった。マリーの歌声は、ホントに素晴らしかった。ピーターとポールの3人で織りなすハーモニーに、全世界の若者が魅せられた。
謹んでマリーさんのご冥福をお祈りします。
そして夜。今度は嬉しい誕生のニュースが飛び込んできた。パフの「幻の新卒三期生」であるナガシマ(旧姓)に赤ちゃんが誕生したというニュースである。
ナガシマはパフに入社する寸前、パフとは別の道を歩むことを決めた。しかし彼女はその後も、節目節目で僕にまめに連絡をくれる。僕のコンサートのときなどは、いつも大きなお花を贈ってくれる義理がたい奴なのだ。
ナガシマ、ホントにおめでとう。これからはママとしても頑張れよ~。
ひとつの生命(いのち)には始まりもあれば最期もある。始まりは嬉しいが最期は悲しい。でも、人類全体でみればバトンリレーのようなもの。我々は決して終わることのないバトンを永遠に繋いでいきたいものだ。