パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

かっちゃんに感謝の日

2010年9月17日 (金曜日)

15年来の友人に「かっちゃん」という経営者がいる。この世に二人といない個性的な経営者である。

かっちゃんは僕と同い年。知り合った時、かっちゃんはまだ社長ではなかったし、僕も社長ではなかった。

僕がパフを創って社長になったのは、かっちゃんと知り合って2年後。かっちゃんが社長になったのは、その3年後だったかな。

かっちゃんの会社の本社は東京ではないのだが、どの会社の経営者よりも、もっとも多く会っている。

今夜もかっちゃんとの会合だった。

この7月に新たにリベンジして会社を設立したS社長との3人の会合だ。

かっちゃんとS社長が最初に会ったのは、(たぶん)パフの10周年記念式典のとき。いまから三年前だ。二人とも同じステージに登壇しているはずなのだが、でもこのときはそれほど親しくはなかった。

親しくなったのは2年前にいっしょに福岡でのイベントに参加したとき。中洲で夜中までいっしょに騒いでいた。

S社長はその後いろいろあって、このたび再スタートを切ることになったのだが、かっちゃんは、そのお祝いに遠路はるばる東京にやってきて、S社長の新会社設立祝いの祝宴を催してくれたのだ。

かっちゃんは僕にとって生涯の友である。S社長にとっても、そして多くの僕の仲間たちにとっても、かっちゃんは、かけがえのない愛すべき友なのである。

かっちゃん、今宵はありがとうございました。次回は、ささかみでお会いしましょう! 

雨が激しい朝

2010年9月16日 (木曜日)

昨夜は書類の作成、チェック、作文(?)で、すっかり帰りが遅くなってしまった。事務所から外に出ると雨が降っている。そんなに激しい雨ではなかったので傘もささず気にせず歩いていたのだが、だんだん激しくなり、結局耐えきれずタクシーに乗って帰ってしまった。出張帰りだったので荷物が両手いっぱいにあり傘がさせなかったのだ。

そしていま。朝の6時半なのだが、打ち付けるような雨が降っている。そして涼しい。

(先日の台風のときは僕は東京にいなかったので)東京で雨の朝を迎えるのは実に久々だ。

ということは今朝は、傘をさして会社に行かねばならない。

雨の朝、歩いているとき僕は、必ずといっていいほど口ずさむ唄がある。

チューリップの、「悲しきレイン・トレイン」という唄だ。

高校3年生の秋(九州から東京に出て行こうと決意したころ)、自分の心情と重ね合わせながら、下宿の部屋でひとりギターを弾きながら歌っていた。雨が降っている日などは、朝から歌っていた。32年前のちょうど今頃だったかなあ。

知らない人が多いだろうからYoutubeで検索してアップロードしてみた。あのころよりちょっとトシをとったチューリップ(推定15年くらい前?)だけど、聴いてみてください。今度のささかみの候補曲にも加えようかなあ。

 

さて、本日は朝から夕方まで終日、CA(チェンジエージェント)養成講座に参加する。2回目だ。

夜は、某S社長と某S社長とのトリプル初会合。なんとなく激しく面白い会合になる予感がしている。

ともあれ、イッツレイントレイン、雨降るなかを、行って来ます!

日記の更新が遅くなってしまった。先ほど関西から東京に戻って来たところなのだ。いま新幹線を降りて、レストランで昼食をとりながらノートPCを開いている。

実は、昨日の夜から本日の午前中にかけて、兵庫県西宮市にある関西学院大学のスポーツセンターにいた。

昨日から今週の金曜日まで、同大学の有志約20数名が集まって就職活動に備えた合宿を行っている。合宿を監修しているのは同大学のキャリアセンターと常見陽平さん。そして僕は、ゲストとしてお呼びいただいたのだった。

宿泊したのは、スポーツセンター内にある合宿所。体育会運動部が合宿練習するときに宿泊する施設だ(下の写真は宿泊所のすぐ脇にあるグランド)。

Kangaku1 

Kangaku2 

合宿所というと、暗くて臭くて汚いイメージがあるのだが(僕だけ?)、実際にはとてもキレイで、部屋にはテレビもクーラーもベッドもあった。うん。なかなか快適だった。

昨夜、僕の出番は夜の7時半から。

授業や講演をやったわけではなく、ただただ質問に答えただけ。最初は常見さんが僕に質問をくださり、そのあとは学生諸君が手を挙げて思い思いの質問。

夜9時で第一部はいったん終了し、皆、風呂に入った後、再度10時に集合。風呂上りということもあり、僕もTシャツ姿のリラックスした形での質疑応答。仕事の話だけでなく、プライベートな話にまで及んでいった。終盤はなぜか恋愛論になっていったのだが、恋愛の苦手な僕はほとんど話に加われず、語り部の主役は常見さんであったのだが(苦笑)。

結局、座談会がお開きになったのは深夜12時を回っていたのかな。そのあとも、学生諸君らは、小グループに分かれて合唱コンクール(最終日のグループワークでやるらしい)の練習をやるなどしていたので、あまり寝てないんじゃないかな。

こんなザックバランに学生たちと語り合ったのは久しぶりだな。場所が合宿所だというのもいい。時間を気にすることなく眠くなるまでトコトン話をすることができるのだ。

それにしても若いって素晴らしい。おじさんとしては、とても羨ましい。考えてみたら昨日の学生は皆、僕の娘と同年代なのだな。平成生まれなのだな。彼ら彼女らが生まれたころには、僕はもう仕事にまみれていたのだな。うーん。感慨深い。

都会の喧騒を離れた合宿所での、若者たちとの夜通しの語り合い。とても貴重な経験をさせてもらった。関学のキャリアセンターの皆さん、常見さん、ご招待いただきありがとうございました!!

昨日から朝はずいぶん涼しくなった。やっと秋が近づいてきたという感じだ。

昨日は月曜日。朝8時からの営業戦略会議に続いて全体会議。僕は毎週月曜日朝の全体会議のときに、論語を読んで、その解説を行うことにしている。

昨日は、「人知らず、而して慍(いか)らず、亦君子ならずや」を解説した。凡人はとかく「自分のことを誰も分かってくれない」と嘆いたり恨んだり怒ったりするものだが、君子はそんなこと気にしない。むしろ他人のことを理解してあげられるような人間にならなきゃ、という話である。仕事が忙しくなると心や視野が狭くなりがち。そうなると余計仕事がうまくいかなくなる。いまのパフの社員たちにとってタイムリーな論語だったように思う。

午後は来客。

一人目は、昨日の日記にも書いた、「チャレンジコミュニティ2010」の仕掛け人のひとりだ。地元仙台で活躍している若者(といってももう32歳かな)。パフとの連携も視野にいれての来訪だった。

現在の30歳前後の世代というのは、「超就職氷河期」のときに社会に出た若者たち。この時代の若者と出会うたびに、僕は逞しさを感じる。厳しい時代が彼らを鍛えたのだと思うのだ。

その後、もうひとりの来客。やはり超就職氷河期世代だ。就職せずに、学生時代から起業している若者である。とある企画への協力依頼でパフに来てくれた。やっぱり逞しいなあ。

夜は、CA養成講座の課題実践。8月上旬から続いた課題(すべての社員と飲みながら話をする)だったが、昨夜でやっと完了した。いやあ長かった。こんな小さな会社なのに、「全社員と飲む」ということがこんなに大変だったとは。不公平になってはいけないと思って、全員(全グループ)同じ店で飲んだのだが、最後は飽きちゃったな(苦笑)。とはいえ、やり遂げた達成感で満足なのである。

さて、本日は週末の役所との打ち合わせに備えた怒涛の書類作成。それを行った後に、関西方面に出張だ。すっきりしたうえで新幹線に乗り込みたいものだ。

 

昨日は午前中、銀座の山野楽器で、あれやこれや小物の買い物をしたのち、丸の内まで足を伸ばした。

ソーシャルビジネスエコシステム創出プロジェクト(内閣府の「地域社会雇用創造事業」の一環として、地域大学・団体関係者、大学生・若手社会人へのインターンシップおよび創業支援事業の普及・啓蒙を目的として運営されている)が主催する、「チャレンジコミュニティ2010~地域若者チャレンジ大賞~」というイベントに出席してきた。

地域の課題解決や発展を目的として、学生たちが地元の企業に長期のインターンシップとして入り込んで、さまざまなプロジェクトを行っている。

本日のイベントでは、全国の予選を勝ち抜いた8つのプロジェクトの取り組み内容が発表された。

北海道、東北、北信越、関東、東海、関西、中四国、九州の8つのブロックの代表たちである。

プロジェクトに取り組んだ学生自らが、苦労をして成し遂げたことを思い思いにプレゼンしていた。

初々しくも、よく考えた、自分の言葉でのプレゼンだった。

逃げだそうと思った(実際に逃げ出したんだけど戻って来た)話などを、正直に話してくれた。感極まって泣きそうになっている学生もいた。

「最近の若者は…」という若者バッシングを最近よく耳にするが、この会場に来ている学生たちとは無縁な話だろう。

いや、この会場に来ている若者も、ひょっとしたら「最近の若者は…」と批判されている若者と、実は変わらぬ若者なのかもしれない。

ただ違うのは、使命感や責任感を感じながら行える仕事の機会を得ていたということ。もちろん、機会を得たのは本人の努力の結果だし、使命感や責任感を感じながら仕事を行えたのも、本人の努力によるところが大きいのだが。

なにより彼らが立派なのは、「目の前の困難から決して逃げなかった」ということ。逃げなかったからこそ、成果が得られたのだ。そしてその結果、この晴れ舞台で発表できているのだ。様々なひとたちから称賛されているのだ。

この「チャレンジコミュニティ2010~地域若者チャレンジ大賞~」という取り組み。今年で3年目だということだが、とても素晴らしい取り組みだと思う。NPO法人のETICが事務局となって全体の仕掛けや段取りを行っているのだが、ホントに頭が下がる。立派だ。これぞ若者育成の本質だと思う。

若者が育つためには、家や図書館や教室の中に閉じ籠っていては駄目なのだ。地域や企業ともっと密接に絡んで、本当の課題と向き合い、困難を経験し、乗り越える体験をしなければ、本物の成長は得られない。

企業が欲する人材とは、そういう本物の体験をしてきた学生だ。エントリーシートを上手に書けたり、流暢な面接ができる学生ではないのだ。

とはいえ残念ながら、すでに企業で働ている社員たちのなかには、目の前の困難から逃げたり、言い訳したりする者が少なくないのも事実。

このプロジェクトに参加したような“言い訳しない&逃げない若者たち”が、早く社会人デビューし、どうしようもない先輩たちに大きな刺激を与えてくれることを期待したい。

 

さて、今週も火、水と出張だ。関西の某大学のセミナーにゲストとして呼ばれているのだ。出張以外の日は宴席多数。面接(僕が受ける側ね)もあったりする。あ、土曜日は久々の「うまれよ塾」もある。

その次の週は、九州と上海でほぼ一週間不在なので、何かと慌ただしい一週間になりそうだな。

目の前の困難から逃げずに、でも心にはゆとりをもってガンバロウ。

昨日は早朝から深夜まで暗躍したな。

まず早朝7時半より、東京駅に隣接するサピアタワーにある某大学のサテライトオフィスで、大学3年生向けに講演を行った。

参加した某大学の学生は62名。

全員、昨夜神戸を出発し深夜バス(大型バス2台貸切)で早朝東京に着いたのだった。

某大学のキャリアセンターが主催する「東京の会社巡り弾丸バスツアー」に応募した学生たちだ。

「学生たちが会社訪問を開始する前に、釘崎さんのほうから彼らを鼓舞するような講演をおこなってもらえませんか?」というキャリアセンターからの依頼に、お応えしての講演だ。

いつも「うまれよ塾」で話していることを、ぎゅっと圧縮して約50分間で学生に伝えた。

びっくりしたのは、みなとても元気で声が大きなこと。顔も引き締まっており、気合い十分だ。学生を鼓舞するどころか、僕の方が朝っぱらから鼓舞されてしまった。

いい一日のスタートだった。

昨日は帰社後、来客が2件続く。2件とも僕の旧友たち。「友あり。遠方より来る。また楽しからずや」だったのだ。

その後、外出2件。

2件とも障害者雇用に関するご相談ごと。

法改正もあり、企業の社会的責任として、障害者の雇用は避けられなくなってきたことを実感する。「知らない、分からない、やれない」では済まされないのだ。そして本当の意味でのノーマライゼーションの状態に近づくことを期待したい。

そして夜。

「大人倶楽部2010年度会合」が、東京の下町、文京区根津の隠れ家のような店で密かに開催された。

Nedu 

前回の「大人倶楽部」会合は昨年の8月だったので、ちょうど一年ぶりだ。

この「大人倶楽部」は、清く正しく美しい大人しか入れない秘密結社なのである(笑)。

いまのところ拡大する計画はないのだが、昨日は、「次世代へのバトンタッチも考えないといかんかなあ」という話題にもなった。まあ、僕らが大人から老人に成長(?)するまでには、世代交代をするかな。でも、「老人倶楽部」とかいう名前に変えて、そのままの存続だったりして(苦笑)。

ともあれ大人倶楽部。昨日は準会員(見習い?)も入れて7名の会合だった。

大人っぽい料理とお酒と話題と唄とで盛り上がった。とても楽しいひとときだった。

次回は、一泊で温泉に行こうという案も出ている。

年に一度の素敵な集まり「大人倶楽部」。最低でもあと10年は、このメンバーで続けて行きたいものだ。

 

初めて兄弟で合唱した日

2010年9月10日 (金曜日)

昨日は、朝から時間に追われながら6大タスクの対応に追われていた。

一つめ。まずは税理士さんとの打ち合わせ。

来週末までに、役所に対して大量の書類を提出しなければならないのだが、顧問の会計事務所の税理士さんに応援をお願いしたのだった。

パフがお付き合いしている会計事務所は、創業以来丸12年間のお付き合い。本当によくしていただいている。公認会計士、税理士、社労士など含め総勢100数十名を擁する大手のコンサルティング会社なのだが、困った時には社長をはじめとする専門チームの皆さんが親身に相談に乗ってくれるのだ。

今回も急なお願いだったにもかかわらず、すぐに対応してくださった。特に担当のOさんは、若くて美しい才媛で、僕は密かなファンなのである。Oさん、昨日はありがとうございました♪

 

二つめ。某大型書店の親会社の某大手印刷会社の某仕掛け人がご来社。

某だらけで分かりにくいが、まあ、分かる人には分かるだろう(笑)。

某大型書店と某大学とのタイアップ企画で、「秋季公開講座・講演会」というのがこの10月から開催される。60歳代のシニア層を対象とした教養講座だ。聞くところによると、ハイグレード・ハイソサエティな方々が参加する講座なのだという。

その講座を裏から仕掛けているのが、実は某大手印刷会社。で、この某大手印刷会社の仕掛け人と僕とは旧知の仲。そんなこともあり、この教養講座の講師のひとりとして、僕が任命された。講座のタイトルは「セカンドライフを楽しむには」。頼まれたら断れない性分なので、気安く引き受けたはいいものの(いや、とても光栄なことなのだが)、ハイソなシニア層への講演というのは未知の分野の仕事。出番は11月中旬。さて、どうなることやら。ま、11月に入ってから悩むことにしよう。

 

三つめ。来客じゃなくメルマガのコラム執筆のお仕事。

昨日は、月にいちどの社会人向けメルマガ「Face to Face♪」に連載しているコラム「どげえするんか?」の締め切り日だったのだ(配信は毎月10日)。

毎回、辛口のことを書いているこのコラムなのだが、今回は、おもいっきりゆるいことを書いてしまった。執筆の時間もなかったこともあって。で、そのゆるい内容とは……。ま、届いたら、笑って読んでやってください。でも、あまりにもゆるすぎて読者を怒らせてしまうかもしれないな(苦笑)。

 

四つめ。社内会議。

アウトソーシング事業のチームとの打ち合わせだ。顧客企業の12年度採用活動の本番開始まで、あと一ヶ月となった。そのための社内体制をどうするかという、わりと重めの打ち合わせである。うん。がんばれOSチーム!!

 

五つめ。ああ、そろそろ書くのも疲れてきた(苦笑)。HRプロの寺澤社長+取材陣が来客。

HRプロさんのホームページと、提携している経済誌のネット版で、僕のことを取り上げてくださるのだという。ありがたいことだ。で、そのための取材と撮影が行われた。かなり拡散的にいろんなことを話してしまったのだが、うまくまとめてくださるかなあ…。

 

六つめ。やっと最終イベントまでたどりついた。昨夜は、某大手総合商社の人事関連部署の重鎮たちと、某大手人材会社の重鎮たちとの宴席だったのだ。

なぜか僕は両社の重鎮たちと仲がいい。人材会社の重鎮というのは、ひとりは実は僕の兄のこと。そして、もうひとりも兄貴分みたいな人なので、仲がいいというか、まあ身内みたいなものだ。

7月の中旬に商社側の人事キーマンと軽めの会を催しているときに、「こんどお兄さんたちと一緒に飲みたいですねえ」ということになったので、昨日の会を催すことに決めた。とはいえ、全員会社を背負って立つ重鎮たち。日程の調整に難航して、やっとこそさ2ヶ月を経ての開催とあいなった。まあ、こういう組み合わせというのも滅多にないだろうけど(肩書きだけみるとスゴイ組み合わせなのだが)、とてもフランクで愉快な宴席だったな。

 

おまけ。ほっとひといきのスナック「のろ」へ。

宴席終了後、兄貴と、軽く一杯やろうかということになり、タクシーで1メーターのところにある「のろ」へ。実は兄と会ったのは約半年ぶりなのである。

話題は11月のささかみコンサートのことになり、そのときの演目を歌ってみようということになった。そして、なぜか二人で歌ってみようということになった。曲は、ビリーバンバンの「さよならをするために」。まさに兄弟のシンガーだ。考えてみたら僕は生れてこのかた、兄貴とデュエットしたことはなかったのだが、なかなかいいもんだな。兄弟だけあって声質が似ているのだ。「来年は兄弟でコンサート企画しようぜ」ということになったのだが、なんだか本当に実現することになりそうな予感…。

 

という感じで濃い一日が過ぎ去ったわけだ。書きだしたら、すごい分量になっちゃったな。

あ、そろそろ出かけなきゃ。

本日は、早朝から神戸の某大学のサテライトオフィスで、学生向けにミニ講演を行うことになっている。学生は昨夜、神戸から深夜バスで東京に向かっているのだという。

講演の開始は、朝7時半から。こっちが遅刻するわけにはいかない。

では、行って来ます!!