パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

「ひまり」ってご存知ですか?

2011年6月16日 (木曜日)

 昨日の夕方、大阪在住の株主Mさんが来社された。Mさんは、10年ほど前にパフの株式を購入され、以来ずっと保有してらっしゃる。

昔、大阪でイベントを開催した際に見学されたことはあるらしいのだが、僕が直接お会いして、お話しするのは、昨日が初めてだった。

「パフに投資した理由は何ですか?」とMさんにおたずねしたら、

「若者の応援をしたかったから。自分では何もできないけど、パフに投資することで、その思いを叶えてくれると思ったから」

という答えが返ってきた。

う、嬉しい……と同時に、株主の皆様にまだなんのお返しもできていないことに申し訳ない気持ちになった。

で、昨日、この株主のMさんが来社された理由がこれである。

「ひまり」という大阪のミュージシャン。いわゆるストリートミュージシャンだ。

3月の下旬、Mさんが、大阪難波の高島屋のまえを歩いていたら、彼らが路上で(被災地への募金活動を兼ねて)歌っていたのだという。Mさんは、この手の音楽にさほど興味があったわけではないのだが、その優しい歌声と歌詞に心動かされ、立ち止まって聴きいっていた。観客はまばらで10数人しかいなかった。演奏が終わった後には誰もいなくなったのだが、感動したMさんは一人残り、彼らといろいろと話をした。そして路上で即売していたCDを買い、以来、家でも、クルマの中でも、毎日聴くほどの大ファンになったのだという。ファンになっただけではなく、自分の周囲の人たち(親戚や友人や同僚や部下たち)に、わざわざCDを買って届けいるのだという。自分の子供(まだ小学生)には毎日聴かせているらしい。

すごい。筋金入りのファンだ。

僕が音楽をやっているということをブログなどを通じてご存じだったMさんは、東京に出張したときにはパフに寄って、僕にこの「ひまり」のことを宣伝しようと思っていたのだという。

で、Mさんイチ押しの曲が、上のYoutubeの「歩幅」という曲。確かにいい唄だ。詩がいい。

Mさんの本職は某大企業(水産加工品関連)の課長さん。元々は銀行マンだったのだが、10年前にいまの会社に転職したのだという。一日に20時間くらい働くモーレツなビジネスマンなのだが、モーレツとは対照的なこういう唄に心動かされるというのが、なんだか素敵だ。

「ひまり」。僕もいただいたCDをiPhoneに入れて、しばらく聴いてみることにしよう。

Mさん、昨日はわざわざ御来社いただき、ありがとうございました。CDもロールケーキ(美味しかったです^^)も、ありがとうございました!!