パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

小須田部長になった日

2011年8月30日 (火曜日)

事務所移転まであと5日となり、いよいよ身の回りの整理を始めた。段ボールを2箱ひろげて、「いるもの」、「いらないもの」とに分類する。

まるで小須田部長になったような気分だ。

僕が「これは捨てられないよな~」と思いながら、いるほうの段ボールに入れようとすると、心の中に原田泰造が現れて、「それはいらないでしょう~」とニタッと笑いながら囁いてくる。そして僕は、泣く泣く、いらないほうの段ボールに放り込む。

そんなことを昨日の夕方以降、ずっと繰り返していた。

でも、途中すごいお宝がザックザックと登場した。

いちばん感動したのが、創業時(1998年~1999年)にインターンシップの学生を募集したときの応募書類と、初めての新卒社員を募集したとき(2000年)の応募書類。全部で50人分くらいの履歴書や作文やメールがファイリングされていた。

10~13年もの昔の応募者たちなのだが、不思議なことによく覚えている。採用された学生はもちろんなのだが、不採用となった学生たちが懐かしく思いだされる。1998年に応募してくれた(当時の)学生は、もう35歳くらいになっているはずだ。いまごろ、どこで何をやってるんだろうな~と、感慨にふけっていた。

その応募書類の数々は、さすがに「いらないもの」の段ボールには入れられず、そっと「いるもの」のほうに入れた。さすがの原田泰造も、許してくれたようだ。

まだ全体の一割くらいしか手をつけていないのだが、昨日片づけに要した時間が約3時間。うち、思い出に浸った時間が(推定)1時間半。果たしてこのペースで全部片づけ終わるのだろうか。きっと終盤は原田泰造が、小須田部長の手からすべての資料を取り上げて、「いらない」ほうのダンボールに捨ててしまうんだろうな……。でも、小須田部長のように、負けずに、力の限り、がんばろう(笑)。

 

ところで、本日は午後5時半から、 「ニッポンの若者に会わせたい一流の社会人」の第四回目だ。

本日の講師は、三菱商事人事部長の藤田さん。

藤田さんとは、かれこれ7年間のお付き合いになる。藤田さんが三菱商事の人事関連サービス子会社の社長を務めていた時代に、いっしょにその子会社の新卒採用に取り組んだのだった。

藤田さんは、「ザ・商社マン」のカッコイイ雰囲気と、人懐っこい人間臭さの両面を兼ね備えた、魅力的な人物である。学生にどんな話をしてくださるか、とても楽しみなのである。

 

さて、本日は日本の総理大臣が入れ替わる日でもある。40代の総理大臣が誕生するかも…と期待していたが、それは今回は実現しなかった。しかし、40代ではなかったものの、僕とほぼ同年(3学年先輩かな)の新総理。旧弊を打破し、新しい活力をニッポンにもたらしてくれることを期待したい。

では、僕はしばらくは小須田部長モードで、行って来ます!