パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

12月1日の大手就職ナビのオープンとともに、各社の2014年新卒採用活動が堰を切ったように一斉にスタートした。

都内の大会場では、就職情報会社主催のイベントが連日のように開催されているし、(パフが支援している)大学内での企業説明会も例年以上に活況を呈しているらしい。

厳しい経済環境でありながら、これだけ多くの会社が新卒者採用に力を入れているということは喜ばしいことだ。

しかし一方で、学生はそれだけに、ちゃんと自分の頭で考え、判断し、動かないと、『シューカツ』という大きな渦にただ巻き込まれ、飲み込まれ、溺れてしまいかねない。

大量に押し寄せてくる情報や、他人の噂や、いい加減な報道や、胡散臭い就職関連事業者に惑わされぬよう、ちゃんと自分の目と耳と足で動いていってほしい。

そんな想いを込めたイベントを、パフ(職サークル)では12月13日の木曜日(つまり明後日)に開催する。

『就活大応援祭』と名付けたこのイベント。大好評だった昨年に続き、2回目の開催となる。

雇用問題の第一人者である海老原嗣生さんに、全面的に協力してもらっている。

職サークル協賛企業の人事担当者が(自社の宣伝がほとんどできないにもかかわらず)50人以上も協力してくれる。

場所はパフの古巣である築地(朝日新聞本社のすぐ脇にある浜離宮朝日ホール)。

時間は(授業時間に配慮してちょっと遅めの)16時~20時。

ひとりでも多くの学生の皆さんに参加してほしい。

社会人の方々も見学OKなので、ぜひ時間のある方にはお越しいただきたい。

あ、昨日配信のメルマガ内のコラムでも触れたので、下のほうにコピペしておこう。

では明後日、皆さんに築地でお会いできることを楽しみにしています。

さて、では朝食前の早朝ランニングに行ってきます!

(本日は起床後すぐに日記を書いたのでした^^)

—  以下12月10日配信のメルマガから抜粋 —

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さて、いよいよ周囲が慌ただしくなってきました。

「12月1日は学生の就職活動と企業の採用活動の『解禁日』。いよいよ就活
戦線の幕が切って落とされた!」

といった感じで、東京ビッグサイトなどの巨大な会場で開催された合同説明
会の模様を、テレビや新聞は一斉に報じていました。

「解禁日ってなんだよ!?」
「誰にどんな権利があって就職活動を禁止したりするんだよ!?」

と突っ込んでみたくもなります(苦笑)。

学生の皆さんは、こういった報道を耳にしたり、洪水のように押し寄せる大
量のメールや郵送されてくる資料に、イヤでも「シュウカツしなきゃ!」と
焦っていることと思います。

企業の皆さんも「エントリーを増やさなきゃ」とか「セミナーや説明会の参
加予約を埋めなきゃ」とか「来年の選考や面接の準備を急がなきゃ」と、慌
ただしい日々をお過ごしのことと思います。

☆☆☆

経団連の倫理憲章が改訂され(私は改正とは思っておらず、むしろ「改悪」
だと思っていますが)、12月1日以降、大手就職ナビへの過度なアクセス集
中が(一部の企業やセミナーに対してだけですが)発生しています。

学生は、来年の1月に行なわれる後期試験に向けての勉強もままならず、ス
マホを片手にセミナー予約を進める一方で、自己分析講座、SPI対策講座、
エントリーシートの書き方講座、面接対策講座などなどに奔走する毎日。

ふうぅ…。と、その様子を見ていると溜息すら出てしまいます。

☆☆☆

ただ、ここで現在の就職・採用のシステムや、経団連の倫理憲章を批判して
も始まりません。

私たちの会社も、少なからず現行のシステムや慣行に合わせながら(迎合し
ながら)ビジネスを行なっているという意味では、同じ穴のムジナですし…。

いま、学生の皆さんや、企業の皆さんに望むことは、現行のシステムや、慣
行や、ルールの下であっても、「就職と採用の本質や目的を見失うことなく、
これからのシーズンを意味のある日々にしていってほしい」ということです。

その一助になればと思い、私たちは今週の木曜日(12月13日)に、以下のよ
うなイベントを開催することに決めました。

☆☆☆

「日本で唯一、年1回だけの大応援祭。他では教えてくれない企業の本音。
 信頼してほしいから、私たちは、ここまで話します。」
詳細はこちら http://shokucircle.jp/shokugakko/ev_ouensai.html

☆☆☆

学生の皆さんには、ぜひともスケジュールを調整のうえ参加してほしいと思
いますし、社会人の皆さんにも(職サークルの協賛企業でなくとも)見学し
ていただけたらと思います。

それからマスコミの皆さんにも、ぜひとも取材していただき、就職と採用の
真実を世の中に伝えていただけると嬉しいです。

『シューカツ』という巨大な渦に巻き込まれる前に、この『就活応援祭』を
利用して、ぜひとも自分たちが立つべき場所、進むべき道を確認してみてく
ださい。

私もこの日、皆さんのことを精一杯応援することをお約束します。