企業内起業家を生み出すためのセミナー
2015年7月23日 (木曜日)
昨夕、タイトルに書いたセミナーに参加させてもらった。正式なセミナー名は「新規事業セミナー」だが、趣旨としては、企業内起業家を生み出すためのものである、と理解した。
パフでも新規事業を開始したいと常々思っているのだが、思っているだけで、なかなか本腰を入れられない。せいぜい新商品・新サービスの開発レヴェルに留まっている。
パフの社内リソースを最大限活かせるものとして、中途採用やキャリア開発に関する事業があるのだが、そしてそれは(我々にとっては)参入ハードルも低く、即開始できそうなのだが、やはり開始できないでいる。
昨日のセミナーを聞いて、新規事業を生み出すためには強烈なリーダーシップを持った企業内起業家が必要だということを、あらためて感じた。
日本の企業内起業家としてもっとも有名なのが、トヨタ自動車を創業した豊田喜一郎氏だろう。豊田自動織機の一部門として発足した同社は、豊田喜一郎氏の強烈なリーダーシップのもと、数々の困難を撥ね退けながら成長していく。たった一人の起業家の狂気にも似た執念が、年間純利益2兆円というお化けのような会社をつくり出す源だったのだ。
昨日のセミナーによると、企業内起業家として成功する人は、
・圧倒的当事者意識を持ち、自ら機会を創り出していく人・自らの夢を描き、自らの力を信じ、挑戦していく人・成功するまで諦めず、志を持ってやり続けるリーダーシップのある人・外に意識が向いていて、よりよい社会を創りたいと思っている人
なのだそうだ。
そして逆に、新規事業の成功を阻害し、失敗させるのは、現職の経営者なのだそうだ。
現経営者は心配して、新規事業責任者にあれこれ口を挟みがちなのだが、そうすると間違いなく失敗するのだという。
そうか……。うちが新規事業を生み出せない原因は、僕自身にあるわけだな(-_-)。
ともあれ、新規事業でも既存事業でも、やはり託すとすれば上のような人であることは間違いない。こういう人物であれば、あれこれ口を挟まず、安心して見守っていられるかもしれない。
たまには外部のセミナーに出てみるのもいいものだ。とてもいい刺激をいただいた。ありがとうございました<(_ _)>
さて、本日は人事専門誌への寄稿のための再取材。先週末の3連休で書き上げるつもりだったのだが、諸般の事情で書けず。この一週間、ほとんど進んでいない。実は締切も延ばしてもらった(>_<)。取材が終わったら、圧倒的当事者意識を持ちながら書き上げないとね。
では朝食後、取材先に行ってきます!