パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

社長訪問に付き添った日

2015年11月25日 (水曜日)

昨日は、プレジデントチャレンジ(100×10チャレンジのスピンオフ企画)の学生2名に付き添って、油圧機器のトップメーカーであるKYBさんにお邪魔した。

訪問先の“プレジデント”は、この6月までKYBの社長を務めていた臼井さん(現在は代表取締役会長)。

そして、チャレンジした学生は中央大学4年のタニグチと、東京大学3年のオシタ。

ビルの下で20分ほど前に待ち合わせしたのだが、どうもタニグチとオシタの見た目が弱々しくて情けない。

「おまえら互いに身だしなみのチェックをしろ。そのあとオレが最終チェックするから」と言って、まずは自分たちで身なりを整えさせた。

が、まだ弱々しい。

何が良くなかったのかというとネクタイの締め方。結び目が小さいうえにダラッとぶら下がってしまっている。ピシッと引き締める効果があるはずのネクタイが、むしろ彼らをだらしなく見せてしまっていたのだ。

しょうがないので彼らの後ろに回り込み、僕が彼らのネクタイを締めてあげた。もし自分に息子がいたら、きっとこんな風にするんだろうな、と苦笑しながら。

そして、臼井会長の待つ貿易センタービル11階へ。

臼井会長は相好を崩しながら、タニグチとオシタの質問に丁寧に答えてくれた。タニグチとオシタは事前に質問内容をメールで送っていたのだが、臼井会長はそれをプリントアウトして、さらにそのプリントアウトした紙が真っ黒になるくらいにメモを書き込んでいた。

学生の訪問に対して、ここまで準備をしてくださっていた臼井会長に思わず感動した。臼井会長は豪胆な親分肌の方なのだが、実際にはとても細やかな気配りの人なのだ。

 

そしてインタビューが始まって一時間もしないうちに、「もうここらへんでいいだろ。続きは飲みながらやろうや」ということになり、近所の中華料理店の個室にご案内いただき、さらにざっくばらんな対談が始まった。

タニグチとオシタは緊張しながらも、ビールや紹興酒をかっぽかっぽ飲みながらインタビューを続けていた。実に楽しい対談となっていったのだった。

※臼井会長、昨日はご多忙な中、学生たちとお付き合いいただき、また美味しい中華料理をご馳走になりまして、ありがとうございました。

 

いやあ、学生というのは羨ましい。僕なんかでも大企業のトップとそう滅多に会食する機会はない。このチャンスを存分に活かしながら、さらにさまざまな企業のトップに会いに行ってもらいたい。ただし、ネクタイはピシッと締めてね(笑)。

では、本日は僕も、ネクタイをピシっと締めてから行ってきます!