パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

ツイッター仕分けを行った日

2010年5月17日 (月曜日)

Twitterをやりはじめて2カ月程度。僕は、一日に1、2回しかつぶやかない不真面目ユーザーなのだが、きょうは少し真面目に取り組んでみた。

朝のテレビ番組に、僕が密かに憧れている藤沢久美さんがコメンテーターとして出演していたので、そのことを以下のようにつぶやいてみた。

・・・・・

サンデーフロント・ライン(テレ朝)を観ながら遅めの朝食を採っていたら、憧れのマドンナ藤沢久美さん @kumifujisawaが出演。中国の中流層が与える経済価値について、爽やかに分かりやすく解説。おかげで僕も爽やかに。藤沢さんありがとう♪

・・・・・

すると、番組(生放送)終了後すぐに、藤沢久美さんから、まさかのお返事が!!

・・・・・

kumifujisawa 釘崎社長!身に余るお言葉。恐れ入りますRT @kugisaki:(略)

・・・・・

いやあ、憧れの藤沢久美さんから「釘崎社長!身に余るお言葉」なんて言われると、妙に嬉しく照れくさいものである。

ところで、気がつけば僕がフォローしている人が現在130人ほどに膨れ上がっており、流れてくるツィートが訳のわからないものになっていた。

ということで、LISTという機能を使って、僕がフォローしている人たちを分類することにした。僕が設定したLISTは、以下の通り(ryomaとpuff以外は非公開の設定なので、誰がどこに分類されているか、ばれないようにしています)。

・・・・・

 ryoma :坂本龍馬に関する発言をする人たち
 puff :パフの社員やパフと関係の深い人たち
 it :IT関係の人
 nicecopy :名言の発信者
 artist :芸能人など
 jinji :企業の人事担当者
 university :大学関係者
 friend :お友達
 ceo-coo :経営者
 recruit-business :元R関係者
 worldwide :国際派
 management :経営に関する話題をつぶやく人
 echonomy-politics :経済と政治に関する話題をつぶやく人
 jinzai :人材&採用関連の仕事に携わる人たち

・・・・・

もちろん一人で複数のLISTに仕分けられている人もいる。あらためてLISTを眺めると、自分の思考と志向と嗜好の傾向が分かる。

最近、Twitterを通じて、知り合う人や再会する人たちが相次いでいる。世の中の情報をキャッチするとともに、出会いと再会を創出するメディア。今後もしばらくはウオッチを続けていこうかな。

50年間生きてきても、まだまだ経験したことのないことが、山のようにたくさんある。行ったことのない場所も、たっくさんある。

(特に少年時代)興味・関心があり、一度ぜひ行ってみたかった場所がある。でも、なかなか機会とお金に恵まれず、今日まで行けずにいた。昨夕は、そこに生まれて初めて行くことが出来た。面白かったなー、楽しかったなー、幸せだったなー、リッチだったなー。

詳しく書くことはできないのだが、まあ一種のライブである。テレビで観るのとは大違い。テレビカメラには映らないものがライブにはたくさんある。特に「空気」ってやつだな。やっぱりライブはスゴイ。機会をくださったMさん、ありがとうございました!!

ところで先週(5月13日)は、我々の業界最大手であるリクルートが、第50期の決算を発表した。

(詳しくはこちら⇒ http://www.recruit.jp/company/data/result/year50.html )

予想通りではあるが、人材領域の業績は前年比で相当に落ち込んでいた。激減といってもよい。

とはいえ、やっぱりすごいのは、あそこまで売り上げが減っても、きっちりと利益を確保していること。もともと(単体としての事業は)高収益体質なので、売上が激減しても赤字には陥りにくいのだ。また、前期に特損を一気に吐き出していることで、今期の最終利益では、むしろ昨年を上回っている。なにより現預金と純資産が厚いのが羨ましい。でも、だからこそ、心ある社員たちは危機感をもつんだろうな。個人的には、いつまでも憎いほど強いリクルートであってほしい。全盛期の北の湖や朝青龍みたいにね。

一方で、我がパフも、リクルートの決算発表の翌日、第14期第3四半期決算を株主の皆さん向けに発表した。パフの場合は、昨年の9月に市場への登録を廃止したので一般の方に決算内容をご覧いただくことはできないのだが、まあ時節柄、好決算とは言い難いかな。でも、風向きはまちがいなく追い風になってきている。この一年間は守りに徹してきたけれど、そろそろ攻めに転じる時機のようだ。本決算まであと一ヶ月半。これから最後の追い込みなのだ。

#株主の皆さんは、こちらからログインしてご覧ください。⇒ https://peac.jp/pmgroup/

で、本日ご紹介したかったのは、これ。⇒ http://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2009/index.html

経済産業省が昨年発表した「通商白書2009」である。昨年はこの白書の作成を、僕のお友達でありパフの応援団でもあるSさんが中心になり行った。

Sさんとは、もう10年以上のお付き合いで、当時Sさんは、旧通産省から旧労働省に出向していた頃だった。やたらと批判されることの多い官僚のなかで、古い枠組みや組織に囚われずに、新しいことにチャレンジしている志高きキャリア官僚のSさんに感動させられたものだった。

以来、年に1、2回会うくらいの緩いお付き合いではあるのだが、要所要所では必ずパフに顔を出してくださる。3年前の10周年式典のときなどは、当時の赴任先の仙台から駆けつけてくださり、滞在時間30分ほどで、(大事な会議に出席するため)すぐに仙台に戻って行った。パフの式典に30分間参加するためだけに仙台と東京を往復してくれたのだ。Sさんとは、そんな(情に)厚くて(ハートが)熱い人なのだ。

そのSさん。僕が先日、社会人向けに描いたメルマガのコラム「どげえするんか」(「効率、効率、効率ばかりで寂しくならんか?」というタイトル)に対して、感想を寄せてくださった(先日の日記でも、そのことは書いた)。

その感想というのが次の内容(一部抜粋)。

> いつも楽しいメルマガをありがとうございます。

> 「どげえするんか」

> 効率だけでええんかい。

> そうですよね。

>

> 昨年私の書いた通商白書2009では「人」こそ大事とのパフの精神を引き継ぎ、

 > 人本主義を謳っております。よろしくです。

 > (第3章 コラム2631

 

Sさんが上に紹介している「コラム26」と「コラム31」というのが、すこぶる感動する。経済産業省の白書って、なんだかとっつき難いと思っている人も多いんじゃないかと思うのだが、このコラムを読めば、きっとそんな先入観も吹っ飛ぶと思う。

そんなわけで、以下このコラムを転載する。もちろんSさんにも了承をいただいている。休日でもありますので、皆さん、どうぞじっくりお読みくださいませ。

—–

コラム 26

寛容な社会、効率的な社会、幸福な社会

 敗戦後の日本が焦土から「奇跡の復興」を遂げたことは、多くの途上国の人々に希望を与えた。1988年から2000年までは、1人あたりのGDPでも米国を凌駕した(1998年の景気後退期を除く)。安物の代名詞だったMade in Japanは、今では高品質の象徴になっている。
 戦後の経済成長の過程で、日本社会はどんどん効率的になった。工場には次々と機械が導入され、電車は秒単位で正確に運行され、ムリ・ムダ・ムラは削られていった。経済成長、社会の効率化と言い換えても良いだろう。
 一方、近代化によって、社会の多様性と寛容性は失われていった。「Winner takes all.(勝てば総取り)」で、最も効率的なシステム・サービスが日本全国で採用されるため、日本中で同じような商品やサービスが提供されるようになり、地域の伝統文化や街並みも姿を消していった。同時に、地域のコミュニティーも失われ、昭和30年代の東京を描いた映画「ALWAYS 三丁目の夕日」15(中国・台湾では「幸福的三丁目」)にあるような牧歌的で寛容な社会も失われていった。

15 配給:東宝株式会社

 グローバリゼーションにより、新興国がいま日本と同じ道を歩もうとしている。人々は豊かさを求め、効率性を求めて、忙しい毎日を送るようになった。グローバリゼーションは、ちょうど水の上で大きな丸太を転がしているようなもので、誰かがその転がすスピードを上げると、自分も同じスピードで転がさないかぎり丸太から振り落とされてしまう。
 今回の金融危機を引き起こしたいわゆるウォールストリートの「マネー資本主義」は、まさに効率性の象徴であった。世界的な投資資金は、より効率的な運用を求めた結果、リスクが低く利回りがよいと評価された米国住宅投資証券に殺到したのである。金融立国である英国が、1人あたりGDPで2004年に日本を抜きかえしたのは、「ものづくり」より「マネーゲーム」の資本効率が良かったことを象徴している。
 日本は、「効率的であり、かつ多様な社会」を目指すことができる。すでに生産工程は少品種多量生産から他品種少量生産に変化しており、サービスも多様化して一人一人にあった旅行プランなどもネットで予約できるようになった。日本社会の世界最高レベルの効率性と社会の多様さ・寛容さが両立し、一人一人の個性が尊重される「幸福な社会」を創ることは決して不可能なことではない。これは、公害やエネルギー問題を克服した日本の新たな挑戦であり、グローバル化・近代化により社会のアイデンティティーを失いつつある世界の国々への貢献でもある。
 
コラム第26-1図 効率的で多様・寛容な社会へ

Ic2601 

—–

コラム 31

「人本主義」の復権へ向けて

 今回の世界金融危機では、金融工学を駆使し徹底的に資本効率を高めた「金融資本主義」の限界が露呈した。しかし、世界が効率性を追求し、かつ資産超過が存在し続けるかぎり、「金融資本主義」は再び力を取り戻し、成長の源泉となる可能性がある。
 今世界で求められているのは、幸福の追求の「手段」であったはずのマネーが「自己目的」化してしまった「金融万能主義」に対抗する新たな軸である。それは、「人間中心の経済システム」=「人本主義」でなくてはならない。日本は「人本主義」による企業経営と社会運営の経験と実績を持つ世界でも希有な国であり、今こそ日本から「人本主義(人間中心資本主義:Human centered capitalism)を世界に改めて発信しなければならない。
 かつての経営家族主義による日本型雇用慣行、すなわち「長期雇用慣行」「年功賃金」「企業内組合」は、キャッチアップ型・途上国型の経済システムであり、経済成長率の低下に伴い人件費の高騰等さまざまな問題に直面した。1990年代後半からの日本経済の失速により、こうした日本的経営は世界的に注目されなくなったが、その中心にある「人こそが経営資源であり、企業は株主だけのものではなく、地域社会を含めすべての利害関係者を幸せにするために存在すべき」という経営哲学・モラルは、依然として日本のみならず世界で通用するものである。これは、短期的な資本効率を過度に重視するのではなく、長期的な企業の発展と持続性を重視する「株主」「経営者」「従業員」「消費者」「政府」の組み合わせでもある。
 少子高齢化が進む日本にとって、一人一人が貴重な資源である。だからこそ、日本は「世界一、人を大切にする社会」「一人一人が持てる能力をすべて発揮でき、イノベーションを進める社会」「一人一人が生きていて良かったと思える社会」に挑戦する必要がある。

 

と、なぜか土佐弁でタイトルを書いてみたわけだが他意はない。ふと龍馬の顔が浮かんだだけの話である(苦笑)。

朝、月島の自宅マンションを出るとき、住民の方々と顔を合わせることが多い。僕の住むマンションは低層中級マンションで、住んでいる人たちは標準的なサラリーマン世帯が中心。僕が家を出る朝の7時半から8時前後は、住民の方々とよくすれ違う。

僕は当然のごとく、すれ違う方々に「おはようございます!」と挨拶するわけだが、挨拶を返してくれない人がたまにいる。いや、2日にひとりは必ずいる。身なりはキチンとしており、僕と同年代か、やや上の、会社ではおそらく管理職クラスであろうと思われる方々が、決まって挨拶しない。

こちらが気持よく「おはようございます!」と言っているのに、なんの反応もなしに通り過ぎられてしまうと、僕は朝っぱらから気分が悪くなるわけだ。

昨日の朝も、そういう人と遭遇した。よっぽど、「ちょっとあなた!挨拶くらいしなさいよ!! 」と説教したかったが、もっと気分が悪くなりそうだったのでやめた。

実は以前、こんなことがあった。

挨拶しない常習犯の人がいるのだが、僕はよくマンションの郵便受けで一緒になる。その人はいつも通り、僕に挨拶の返しをせずに、シカトして新聞を郵便受けから取り出している。僕はいちどはガツンと言わなきゃいかんと思い、その人の背中越しに、大きな声で「おはようございます!!! 」と言った。するとその人は、不機嫌そうな顔をして僕を睨みつけ、「ぉはょ」と、田村正和を、さらにモゴモゴさせたような感じで挨拶を返してくれた。「なんでお前なんかに挨拶しなきゃいけないんだよ」という雰囲気がありありだった(苦笑)。

なんで挨拶しないんだろうなあ…。

夜の行きつけのラーメン屋では、こんなことがあった。

隣の40代くらいのサラリーマンが食べ終わって、無言で千円札をカウンターの向こうの店員さんに差しだした。「ご馳走様!」という言葉も「お勘定!」という言葉もない。無言なのだ。店員さんは「はい、お勘定ですね。ありがとうございます」と言って、お釣りを渡した。サラリーマンは無言で受け取る。店員さんは「どうもありがとうございました。またお越しください」と感じのいい挨拶をするも、サラリーマンは終始無言で店を出て行った。僕は思わず、「おまえ、ご馳走様くらい言えよ!!」と説教しそうになった。

なんだかなぁ……。

いまの若者には礼儀がない、躾がなってない、挨拶ができない、という指摘が多い。僕も確かにそう思う。

でも、周囲のいい歳をした社会人たちが、こんな体たらくなあり様だと、若者たちへの説得力がまったくない。

僕も高校を卒業して、九州の田舎から東京に出てきて、一人で外食をするようになった最初のころは、「ご馳走様!」と言って店員さんにお金を払うことができずにいた。でも、周りの大人たちが皆、「ご馳走様、美味しかったよ^^」と言ってお金を渡している姿に、素直な感動を覚え、自分も徐々に真似するようになったのだ。

子供は大人の鏡なのである。しっかりしなきゃ。就職と採用の場で言うならば、学生は企業の採用担当者の鏡でもある。・・・学生と接するときだけじゃないよ。どんな人にも、ちゃんと挨拶してる? 業者と接するとき、ふんぞり返ってない? 理不尽なことを要求してない? 

優秀な学生を採用したいんだったら、採用担当者自らが礼節のある、そして気持ちのいい挨拶のできる、素敵な社会人にならなきゃね。

・・・がんばりましょう。

メールが溜まっている日

2010年5月14日 (金曜日)

僕は1日にメールを(迷惑メールやメルマガや宣伝目的の不特定多数のメールを除いて)ざっと100通ほど受信する。

そのうち返信が必要なものが半分くらい。返信してもしなくてもいいもの(「読んだよ」と反応するくらいのもの)を含めると8割くらいだと思う。

ところが、先週くらいからこの受信数が格段に増えてきた。それだけたくさんの事案に関わっているからだと思うのだが、それにして多すぎるなあ……。

昨日は朝から外出、来客、打ち合わせが隙間なく埋まってしまっていたため(しかも夜は帰宅後バタンキューだったため)ほとんどメールの返信ができていない。受信トレイをさっき(起床後すぐに)見たのだが、気持ち悪くなってしまった。

記憶力が乏しくなっていることもあり、「急ぎじゃなさそうだから後回しにしよう」なんて思うと、すっかり頭の中から消え去ってしまう。こりゃいかん。どこかで挽回しなきゃな。

ということで日記を書いている場合でもなさそうだ。

と、いいつつ、PCを離れて、さっき朝食を採りながらテレビを観ていたら、NHKのニュース番組「おはよう日本」に(お友達である)HRプロ株式会社の寺澤社長が出ていた。「ゆとり世代の新入社員教育」という特集で、取材を受けていたのだ。朝っぱらから寺澤さんのドアップの顔を見られて、なんだか和んでしまった。寺澤さん、ありがとう!

うん、「ゆとり世代」。最近はネガティブな意味合いで使われることが多いのだが、そもそも人間にはゆとりが必要。メールがたくさん溜まろうと、心には「ゆとり」をもちたいものだね。

じゃ、そろそろ会社に、のんびりと出かけるとしましょう。

「釘さんからメールの返事がなかなか来ないぞ」と、イライラしているあなた。ゆとりが必要ですぞ。

では行って来ます!

柔と書いて「やわら」と読む。民主党にヨイショされて参議院選に出馬することになった谷亮子選手が「YAWARAちゃん」と呼ばれているように、「やわら」とは柔道のことなのである。

#それにしてもYAWARAちゃん。民主党の客寄せ(票取り)パンダに成り下がる気なのだろうか……。

それはともかく。この柔の道は、厳しく険しいのだ。

昨夜も、夜7時から8時までの一時間、みっちりと稽古を行った。回を追うごとにハードになっていく。3分間の乱取り稽古だけで汗が全身から吹き出し、呼吸困難となり、頭もクラクラになった。打ち込み稽古では、足腰がガタガタになるまで背負い投げを行った。100本くらいは行ったかな。一方で、相手の投げを何回も受けた。畳の上に激しく打ち付けられたりもした。たった一時間の稽古にもかかわらず、100M全力疾走を10本くらい繰り返したような感じだ。でも周囲の、僕よりもはるかに年配の方々は、息もあげずに僕の数倍以上の稽古を繰り返している。うーん、自分が情けない。

一夜明けた今、全身がモーレツに痛い。特に昨夜は、何回も投げられたので、体の左半分は筋肉痛に加えて打撲の痛みもある。分厚い相手の柔道着を握りしめていたので、手の指は痛むし握力も失せている。足の脹脛(ふくらはぎ)はパンパン。会社まで歩けるかな……。

でもきっと、この全身の痛みや苦しさに耐えながら稽古を繰り返すことに意味があるのだ。肉体と精神の修行。まだまだ緒に就いたばかりなのである。

さて、本日も隙間なく予定が入っている。カラダが痛いからといってチンタラしていたら、アウトなのである。柔道の稽古以外でも、毎日これ修行だな。

国立は遠かった日

2010年5月12日 (水曜日)

昨日も朝から隙間なかったなあ…。

明け方にメルマガのコラム執筆。 「どげえするんか?」という社会人向けのコラムなんだけど、毎月1回のペースで書いている。読者の多くは人事担当者なので、この日記みたいな気軽さはない。僕のキャラに似ず、多少硬派なコラム。実は毎回悩みながら書いている。今回もちょっとイマイチかなーなんて思いながらも、締め切りの関係もあって入稿を早朝に済ませた。

夕方配信された直後、経産省の課長(昔からのお友達)Sさんから好意的な感想が寄せられてきていた。こういう反応が嬉しいんだよね。

#Sさん、ありがとうございます! 大分に部長として出向になったという部下の方、帰省の際には面倒みさせていただきます^^。

メルマガ執筆を終えて朝食を済ませたのち、出社。出社直後の8時から読み会。営業チームの数字の詰めだ。朝礼を挟んで9時半まで行う。なんとかせい!という感じだな。

その後、外出。都内の某大学への初訪問だ。学生の就業力を付けるためのカリキュラムの提案を行う。手応えあり。あと数回の打ち合わせやGAP内での議論が必要だが、いいカタチになりそうだ。

打ち合わせ後、駆け足で帰社。途中、立ち食いそば屋さんに寄って、「盛りそばの」昼食。所要時間10分なり。

帰社後すぐに来客。調査会社へのご協力。パフの直近の業績や業界の動向、財務分析データ、金融機関の様子、株主の状況など細かくご説明。こういう説明をしていると、「あ、自分は経営者だったんだ…」と、あらためて気付く(苦笑)。

その後メールのチェックや返事など済ませ、すぐに外へ。向かうは国立(読みはクニタチね)の一橋大学。

同大学では、要注意人物仲間(!)の常見陽平さんと中川淳一郎さんとのトークバトル「一橋大炎上なう」が開催されていたのだ。

東京駅から中央線に飛び乗ったのだが、いやー、国立って遠いのね。大学の教室に到着したときには、すでに大炎上の最中だった(笑)。

常見さんも中川さんも、一橋のプロレス研究会出身。話も機智に富んでおり、とても楽しく為になる。一橋大の諸君は、銀行や商社などの大企業に行くのもいいけど、二人のような気骨のあるアウトロー(…というのとは実際にはちょっと違うかな?)な生き方を目指してみるのもいいかも。

最後まで聞いていたかったんだけど、次の予定があったため、Q&Aのところまでで後ろ髪を引かれる思いで退室。

#常見さん、中川さん、あの後のバトルの内容をまたこんど教えてくださいね^^。

国立駅まで小走りでもどって、またも中央線に飛び乗る。一路、東京駅へ。いやー、やっぱり遠いなー。東京って東西に長いのだ。

夜7時過ぎ。中央区の隠れ家にオールドメンバーたち5人が結集。なんだか悪の秘密結社みたい。

ここから先の話は、あまりオモテに出せないことが多いので、メンバーが誰だったのかも含めて伏せておこう。深夜12時まで秘密結社の会合が続いたのだった。

・・・ということで、一日めまぐるしかったな。

いま実は、都内荒川区の某所で、この日記を書いている。間もなく、某社の会社説明会が始まる。この説明会のコーディネータ役として僕が参加することになっているのだ。

あ、そろそろ開始時刻だな。

では、仕事に戻ります!!

久々の神戸だった日

2010年5月11日 (火曜日)

昨日は朝、少しだけ会社に顔を出したあと、すぐに外に出かけた。

行き先は神戸。

そう、兵庫県の神戸である。

新幹線で約3時間。そこからさらに地下鉄で30分ほど下ったところに、目的地である「神戸芸術工科大学」がある。

古くからの「釘さん日記」の読者ならご存知だろう。僕は2年前まで、この大学で「キャリアデザイン」の必修科目の授業を受け持っていた。

なので、2年前までは頻繁にこの地を訪れていたのである。

昨日は久々の訪問。例のGAPプロジェクトについてのご相談を、キャリアセンターの日比マネージャーにさせてもらった。

日比さんは、たまに、この「釘さん日記」にもコメントを残してくださる、パフの良き理解者なのである。

二時間くらい、話は続いた。

日比さんの、ほとばしるような情熱に接することが出来た。学生への愛情、大学運営への熱い思い、ホンモノである。こういう人が職員にいる大学の学生は、本当に幸せだと思った。

帰りには珍しいものを見せてもらった。

CA3C01520001
CA3C01510001 (2)

CA3C01500001 (2)

これらの写真は、キャリアセンターの入り口で撮ったもの。芸工大の学生が就職して、それぞれの部門で働き、デザイン制作に関わった商品を展示してあったのだ。

いやあ、素晴らしい。OB・OGの活躍ぶりを、こうやって携わった商品を使って見せることで、在学生は理解が進むし士気が向上する。写真にはないけど、自動車メーカーに就職した学生がデザインしたクルマ(複数メーカーで複数車種ある)も、何台か購入しているというからスゴイ。

とてもいい訪問だった。

ちなみに来月の下旬(土曜日)、この大学に通う学生の父母向けの講演を依頼された。ありがたいことだ。喜んでやらせてもらいまっせ!

情熱をもって仕事に取り組んでいる人との会話は、とても楽しく刺激になる。

日比さん、また6月にお会いしましょう!