パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

誕生日だった日

2009年6月16日 (火曜日)

僕は、ひとの誕生日に(誕生日に限らずだけど)プレゼントを渡す習慣が昔からあまりない。

なぜだろう?

・・・と、しばし考えてみたのだが、きっと昔から貧乏だったこともあり、プレゼントを買いたくても買えなかったというのが、すぐに思いつく理由だ。

あ、あと、昔から記憶力に乏しく、ひとの誕生日を覚えることができない、というのも大きな理由かな。

そうはいっても、きょうの誕生日だけは忘れるわけにはいかない。

プレゼントも何も買ってないけど、喜び、祝う気持ちだけは誰よりもたくさんある。

ということで18歳のキミ。 誕生日おめでとう

それから、奇しくも本日(6月16日)が誕生日だった全国のみなさん、おめでとうございます。

みなさんの新しい一年に乾杯!!

あんまり詳しく書けないんだけど、タイトルのとおりである。

苦境を打ち明けながら、あるお願いをしたら、

「わかった。大丈夫だ。苦しいときはお互い様だからさ」

にこやかに、ひとことだけ、そう言われた。

逆の立場だったら、自分は果たして、そう言ってあげられるだろうか……。

いろんな意味で感慨深い日であった。

人間の凄さに感心した日

2009年6月14日 (日曜日)

国際ピアノコンクールで優勝した辻井伸行さんのニュースに魅かれた。今朝のニュース番組で、その演奏の一部を聴いただけなのだが、とても胸を打つものがあった。

もっと聴いてみたい。そう思い、Youtubeで検索してみた。

なんて便利な世の中なんだろう。

ものの数分もせぬうちに、コンクールで優勝した時の演奏が画面に映し出された。

いやあ凄い。

辻井さんの演奏が凄いのはもちろんだが、音楽というやつは凄い。

人間の大発明じゃないか。

いや、発明っていうのとは違うかな。

自然に生み出され、変わらぬもの、進化するもの、それぞれに分かれて脈々と受け継がれてきたものだ。

言葉も文化も思想も超えたところにあって、我々の心の中に溶け込んでいく。

辻井さんの演奏を聴いていてそう思った。

優勝した辻井さんは全盲だった。そのことで、このような大きなニュースになったのは間違いないことだろう。僕も最初はだから興味を持った。「全盲なのに凄い」と。

でももし、辻井さんが何の障害も持っていなかったとしたら。世界大会で優勝するようなピアニストになっていただろうか……。

そんなことは誰にも分からない。でも、ひとつ言えることがある。

それは、他人から見たら「不幸」なことであったとしても、人はそれをバネにして、「幸せ」を求めることができるということ。

音楽というやつは凄い。でもやっぱり凄いのは、それを生み出した人間のほうだな。

前回の社会人向けメルマガのコラムでも書いたのだが、松下幸之助さんは、2週間に一回は床屋に通っていたとのこと。

経営の神様の習慣。僕もそのくらいは真似できると考え、前回の床屋からまだ2週間しか経っていなかったのだけど、きょうは朝から三田の(以前も日記に書いたことのある)床屋さん に行った。

実はきょう、床屋のマスターと約束していたことがある。

それはMSP515ライブのビデオ鑑賞を行うということ。

マスターはライブを観に行きたかったということなのだが、お店の都合もあり、当日間に合わなかった。

「じゃあ撮影したビデオがあるんで今度持っていきますよ。一緒に観ましょう♪」ということになっていたのだ。

お店にはテレビがないので、ノートPCを持ち込んだ。

それにしても愉快なマスターだ。僕のライブビデオを喜んで観てくれる。

こういう床屋さんだから、2週間に一回通うのも全然苦にならない。というか、むしろ楽しみだ。

今回はノートPCの調子が悪く(ファイルが重すぎて)、途中までしか再生できなかったので、ファイルを軽量化したうえで、続きはまた2週間後に鑑賞することにした。

床屋のマスター、次回まで楽しみに待っててね♪

感謝祭なんて書くと大げさだけど、今夜、MSPプラス助っ人3名のバンドメンバー6名が再集合。そして僕ら6名のバンドを裏側から支えてくれた、M社の社長室メンバー(KurashimaさんとHamaちゃん)とP社の社長室メンバー(スギヒラ)とP社のインターン・オオハシを「ねぎらう会」を催した。

全員が顔をそろえたのは約1か月ぶり。

「もう1か月」なのか、「まだ1か月」なのかよくわからないが、MSP515ライブが、なんだかずーっと昔の出来事だったような気がする。

ホントにあれは現実だったのか?夢の中の出来事だったんじゃないか?

なんて、考えることもある。

最初は冗談から結成されたバンドだったのだが、いつの間にか実現に向かっていった。不思議なパワーに後押しをされたような気がする。

その「後押しパワー」のひとつが、まぎれもなく、きょうの「ねぎらう会」に参加したメンバーである。

夜8時過ぎから始まった会で、1次会が終了したのが午前零時(手元にある伝票に、退出時間00:08と印字されているのでたぶん間違いない)。

カラオケ付きの個室だったので、皆がそれぞれに唄を歌った。後半よく覚えていないのだが、MSPライブのときの唄をたくさん歌っていたような気がする。

「ねぎらう会」だったはずなのに、なんだかこちらがたくさん楽しんで(はしゃいで)しまった(苦笑)。

朝、目が覚めると、僕はなぜか都営新宿線の大島駅のホームに一人でいた。すでに朝7時だった。2次会と3次会は渋谷だったので、大島は沿線でもなんでもない。なぜそんなところにいたのか不思議だけど、まあ、それだけ楽しかったということなんだろう。

次回のライブも、この素敵なメンバーたちと一緒に企画したい。少しずつ進化もさせてみたいな。

さだまさしがデパートの屋上でミニコンサートを行った。

場所は池袋の東武百貨店。

いや、仕事を抜け出して見に行ったわけではない(笑)。ニュースを見て知っただけだ。

僕は(実は)、さだまさしがグレープとしてデビューしたころからの隠れファンなのである。

僕が中学2年生の頃、「精霊流し」でデビューしたときから、あの歌声と音楽と詞とギターとバイオリン、すべてに好感を持っている。もうひとつ、さだまさしを気に入っている点は、「喋り」が秀でているところ。いつも感心する。

そのさだまさしが、デパートでミニコンサートとは、さすがだ。売れない演歌歌手ならまだしも、あれだけの大御所が平日の昼間に、おばちゃま相手にデパートで歌うとは。

デパートの屋上は、僕らが子供のころの憧れの場所。いまの子供にとってのディズニーランド以上の存在だった。

しかし、百貨店はいま、その昔の輝きを失い、生き残りの時代に突入している。僕の知人も銀座の百貨店の責任者をやっているのだが、その凋落ぶりを嘆いていた。

そんななかでの、さだまさしのデパートでのミニコンサート。僕はとても価値があると思う。

願わくば、池袋の東武だけじゃなくって、全国の主要都市のデパートを、すべて制覇してもらいたいものだ。

さだまさしだけじゃなく、デパートを応援したいと(きっと)思っている僕らくらいの世代のミュージシャンは皆、「デパートがんばれキャンペーン」を張ったら面白いんじゃないかな。

MSPのライブも、次回はデパートの屋上でやってみる?

小火(ボヤ)騒ぎが起きた日

2009年6月10日 (水曜日)

朝10時ころ、事務所の非常ベルが、「ジリリリリリリリ~ン」と、けたたましい音で鳴り始めた。

「なんだなんだ?」と一瞬社内がざわめく。

僕は、きっとどこかの階で、誰かが間違って作動させてしまったのだろう、と思っていた。

少ししたらベルは鳴りやんだ。

やっぱり何かの誤動作だったんだな、と思った。

しかし、しばらくしたらまた、「ジリリリリリリリ~ン」と鳴り始めた。

ったく、いい加減にしてくれよな。うるさくて電話もできないじゃないか。なんてふうに、皆も思っていた。

 

ところが!

 

本当にボヤが起きていたのだった。わがビルの地下1階で……。

消防車のピーポピーポの音が、ビルの前でとまったときにはビックリした。

幸い火はすぐに消し止められ、何の被害もなかったようなのだが、もし火が広がっていたらと、ぞっとした。

と同時に、自分たちの危機意識の低さにも反省させられた。

まずは「非常ベル=きっと誤作動だろう」なんていう、ノー天気な思い込みを捨てるようにしなきゃいけませんな。