パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

昨日は朝から来客と打ち合わせが、ひっきりなし。自分の部屋(サーバールーム兼物置だけど)に戻るのはメールのチェックをするときくらいだった。

最後の来客は夜の7時。某大手インフラ系Sierエンジニアの「アビコくん」である。

アビコくんは8年前の就職活動生。うまれよ塾の塾生だった。

当時のうまれよ塾は、月島のセミナールームで、土曜日の午後1時から7時くらいまでの6時間、みっちりと行っていた。しかも、塾が終わった後には近所のもんじゃ焼屋で夜10時くらいまで語り合っていたので、そうとうに暑苦しい内容だった。

なので、僕も当時の塾生たちのことはよく覚えている。今夜パフに来てくれたアビコくんもそのひとりだ。

アビコくんが社会人デビューしたのは2003年4月なので、もっとも就職が厳しかったころだ(今朝の新聞によると来年の4月はこのときの厳しさを上回りそうだけど)。

アビコくんと会うのは、アビコくんが新入社員のとき、パフの事務所に挨拶にきてくれたとき以来だ。

今回なぜ久々に来てくれたのかというと、彼はこのたび母校(岩手県の某大学)の後輩たちに講演を行うことになり、そこでパフのことを後輩たちに説明したいので、その了解を得たいから、とのことだった。義理がたい奴だ。

せっかっく築地まで来てくれたので、近所の寿司屋で寿司をつまみながら一献傾けた。

アビコくんは、「自分が就職できたのはパフのおかげです」と、しみじみと言ってくれた。

「なにがイチバン印象に残ってるの?」と聞くと、彼は迷わず、「“うまれよ”というコトバです」と答えてくれた。

「厳しい時代、社会人になるために苦しんでいた僕たちのことを応援してくれたパフのことは絶対に忘れられません」とも言ってくれた。

アビコくんはお世辞を言うようなタイプの奴ではない。そんな奴から、こんなふうに言ってもらえると感無量だ。とても嬉しい。

うまれよ塾。こりゃまだまだ引退できないな。もうしばらくは頑張ろうと思う。