パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

いま、新しい枠組みを急ピッチで作ろうとしている。攻めと守りの両面からの枠組み作りだ。

昨日も、その準備と打ち合わせ。ロングミーティングだった。

大きな方向は定まった。

仲間たちの志の高さと能力の高さに、あらためて感動。期待も高まった。

課題は僕(苦笑)。

今週から来週にかけてが山場なのだが、もろもろの作業や交渉や調整を行なうための時間と能力が圧倒的に足りないことが分かった。

さて、どうしますかね。時間はどうにか捻出するとして、問題は能力だなぁ……。

まあ、どうにかするしかないので、できる人間に無茶ぶり…いや、協力を仰ぎながら、なんとかすることにしよう。

本日も、ハードな交渉ごとと、打ち合わせと、怒涛の資料作成が待っている。

では、朝食をしっかり食べて、行って来ます!

梅雨なんだなあ

2011年6月13日 (月曜日)

雨の月曜日。けっこう激しく降っている。梅雨なんだなあ。

ふと、「去年の今頃はどんな感じだっけかな?」と思って、ブログのアーカイブを覗いてみた。

そっか。去年の梅雨のシーズン、僕は、足の指の骨を折っていたのだ。左足をギブスと包帯でぐるぐる巻きにしていたので、靴が履けなかったのだ。よたよたよたよた歩いていた。あの頃はたいへんだった(苦笑)。

それと、昨年の今頃は、サッカーワールドカップの熱戦が繰り広げられていた。日本、強かったよなあ。

南アフリカではサッカーの戦いが繰り広げられている一方で、パフの社内では期末の激しい戦いを繰り広げていた。

7月になると、「コロンブスのたまご」という企業向けの大きなプロモーションイベントをやったり、僕は同時に、急性胃腸炎で倒れたり……。

昨年は、梅雨が明けたとたん猛烈な暑さに襲われるようになった。猛暑の中、新潟のささかみに、50歳記念ライブの下見に行ったりもしていた。

たった一年前なのだけれど、妙に懐かしい。実にいろんなことがあったんだな。日記を書いていたおかげで、生々しく思い出した。

もちろん日記に書けないようなこともたくさんあったわけなんだけど、周辺のことを読むことで、書けなかったことまで思い出した。

今年も(とくに最近は)、書けないことがたくさんあるわけなのだが、来年の今頃、「いろんなことがあったなあ」と、ほのぼのと思いだせるようになりたいものだな。

ジメジメした梅雨の月曜日。気持ちだけは晴れやかに、週の初めをスタートさせましょう!

カラスに襲撃された日

2011年6月12日 (日曜日)

金曜日の話なのだが、東銀座(昭和通り)を歩いていたら、何者かに後頭部をすこーん(いや、バサバサバサと)殴られた。一瞬、何が起きたか分からず、地べたにかがみこんだ。見るとカラスがこちらを睨みつけている。うわっヤバイ!と思って、すぐにその場から逃げた。カラスは追いかけてこなかった。

カラスは2羽。なんなんだ、あいつらはと思って、しばらくカラスの様子を眺めていた。すると、次の通行人が来たとき、また、バサバサバサと僕がされたと同じように、頭部めがけて襲いかかった。2人、3人、4人と、通りかかる人たち全員に襲いかかっている。

人間に恨みでもあるのだろうか。それとも遊びのつもりでやっているのだろうか。足で頭を蹴飛ばしているだけなので、怪我をさせようと思っているわけではなさそうだ。

理由は定かではないが、カラスくん、勘弁してくれよな!

 

ところで、金曜日は全国求人情報協会の年に一度の総会。求人情報事業者にとって、この数年は激動の日々だった。パフが加盟したころ(2005年だったかな?)の業界は絶好調だったのだが、2008年から様相は一変。この3年間で加盟企業は減り、総会の場所も、懇親会も、どんどん質素なものに変わっていった。

今年の総会の場所は、リクルート銀座八丁目ビルの大会議室。リクルート関係の人からはG8(ジーエイト)と呼ばれているビルだ。僕が昔(28年前)働いていたときは、竣工したばかりのピカピカのビルだったのだけど、あらためて見ると天井が低かったり、壁がくすんでいたりで、老朽化を感じるな。会議室は28年前、週に一度の部会が行なわれていた場所で、配布される各課と営業所の営業マンの成績順位表を眺めながら一喜一憂していたことを思い出した。

28年経った今、同じ会議室に、こんどは業界企業の代表者のひとりとして団体の会議に出席しているとは。なんとも感慨深いものだった。

 

総会は夜まで(懇親会も含めて)開催されていたのだが、僕は中座させてもらい、東銀座に戻った。

パフのそばの会議室で、月見塾が開催されており、僕もイチ社会人として参加しなければならなかったのだ。

大学3年生と4年生が10数名参加していた月見塾。久々に参加したが楽しかったな。純粋な思いを持った若者たちと接していると心が洗われる。月見塾は、若者たちのためのイベントでありつつも、社会(仕事や会社)に日々まみれている社会人たちのためのイベントでもあると思うのだ。

月見塾に参加していたポンタ(本田勝裕)さん。神戸がホームポジションなのだが、東京に泊まるとのことだったので、いっしょに「のろ」に行くことにした。常連客である大工の棟梁といっしょに(途中からはパフのお局と古参顧客のマドンナ)も混ざって、楽しい語らい。気がつけば深夜3時になっていた。

 

カラスに襲われたことを記録しておこうと思って書き始めた日記だけど、思わず金曜日の出来事をいろいろと書いてしまった。

先週は(も)、いろんなことのあった一週間だったな。しかも、あっという間に過ぎてしまった。

本日は日曜日だけど、これから会社。パフの若者たちから会議へのお呼びがかかっている。カラスに襲われないように、気をつけながら歩いていこう。

では、行って来ます!

僕が「職サークル」や「うまれよ塾」を運営するにあたって、その思想的な部分でとても影響を受けている人がいる。ご存じの方もたくさんいるだろうが、名前を伏せて、Tさんとしておこう。僕はTさんが書かれた著書を10年ほど前に読み、「まさにこれだ!」と深い感銘を受け、以来ずっと、密かなファンを続けている。

Tさんは現在、某シンクタンクの代表。そして、このTさんの秘蔵っ子でシンクタンクの副代表を務めているのがF女史。僕はFさんとは縁があり、10年ほど前に、あるラジオ番組でご一緒したことがきっかけで、以来、対談やお食事を何度かさせていただいていた。

最近、Fさんからの依頼で、このシンクタンクの非公開求人を手伝っているのだが、昨日は秘書兼アシスタント候補の求職者を1名、事務所までお連れした。

「本日は代表もいますから、代表が直接面接をするそうです。釘崎さんもぜひ会っていってくださいね」とFさん。

えー!Tさんと会えるのか!!

いやあ、嬉しい。Tさんの著書はもちろん何冊も読んでいるし、講演も(録音や録画された映像も含めて)何度も聴いているのだが、直接お話したことは一度もなかった。僕にとっては雲の上のような存在で、お会いできるなんて思ってもいなかった。

しばし、Fさんと僕とお連れした求職者の方とで楽しく雑談をしていたら、Tさんからいよいよお呼びがかかった。

Tさんの部屋に通されて、ご挨拶と名刺交換。僕は平然を装っていたが、胸はドキドキしていた。「うわー、まさにTさんだよー」っていう感じだ。

そして僕はすぐに求職者を紹介して、お役御免。面接のお邪魔をしてはいけないので、速やかに帰るつもりでいた。

ところが、「釘崎さんもぜひ同席していってくださいよ」と、Fさん。

なんと求職者といっしょに、Tさんの面接を受けることになってしまったのだ。

約30分間の面接。実際には求職者のとなりで面接の様子を黙って見ていただけなんだけど、Tさんの人材に対する考え方、仕事に対する考え方、人生に対する考え方がよく表れた面接だった。僕が「うまれよ塾」などで学生に話している「傍楽」の話が出た時などは、たまらなく嬉しくなったり(笑)。

いやあ、感動感動。久々にTさんの著書を読み返してみたくなった。

昨日は、この面接の後、ハードネゴシエーションの仕事があったりしたのだが、Tさんのおかげで、とてもリラックスして(大きな気持ちで)交渉のテーブルに着くことができた。

尊敬する人。偉大な人。お会いできたことに感謝、感激である。

Tさん、Fさん。昨日は、本当にありがとうございました!

感心された日

2011年6月9日 (木曜日)

昨日は午後一時から、パフの監査役としばし打ち合わせ。

パフの監査役を務めてもらっているのは、僕が社会人として正式にデビューしたときの先輩。いまは某IT企業の社長で、7歳くらい年上かな?

その先輩である監査役から、「釘ちゃん、心折れずによくがんばってるよなあ……」と言われた。イヤミではなく、本当に感心してくれていたようだ。

自分としては、そんなに心折れるような状況に直面しているつもりもないし、がんばっているつもりもないのだが、客観的にみれば、そうなのかしら…と思わなくもない。でも、もっとたいへんな修羅場は、これまでにもたくさんあったわけだし…と、やっぱり楽観的になってみる。まあ、「たいへん」とか、「つらい」とかっていうのは、結局は自分の感じ方次第だし。

 

あ、そういえば、昨日は、いいことを別の打ち合わせのときに聞いた。

人間というのは、自分がイメージしたようになる。ポジティブな状況(成功イメージ)を常に口に出し、頭に思い描けば、本当に成功する。しかし、ネガティブな言葉ばかりを発していると、そのネガティブな状況が頭にイメージされ、結果、本当にネガティブな状態に陥るのだそうだ。

子供に「転ぶな!」というと、転んでいる姿がイメージされてしまい、本当に転んでしまうのだそうだ。

日頃から、ネガティブな言葉を使う人は要注意なのだ。

ゴルフの石川遼選手のように、試合で予選落ちが続いたとしても、「絶好調!」と言い続けることが大事なのだそうだ。

 

世の中のほとんどのことは、物事の捉え方、考え方、心の持ちようで、苦にもなるし、楽にもなる。人生って、そんなものなのかもしれないな。

「生きてるだけで丸儲け」とは、よく言ったものだ。

生きてることに感謝しつつ、本日もさらに強く生きていきましょう。

築地のパフから月島の自宅までの帰り道には、ラーメン屋が2軒ある。一軒は、オーソドックスなしょう油味の中華麺を500円というリーズナブルな料金で食べさせてくれる店。もう一軒は、博多ラーメンの店だ。

昔は博多ラーメンの店で食べて帰ることが多かったのだが、最近はほとんど行けていない。経営方針が変わったようで、夜の11時に閉店してしまうのだ。昔は明け方までやっていたのに……。これでは夜が相変わらず遅い僕は、なかなか行けない。

もう一軒の中華麺の店は深夜3時くらいまでやっているので、最近はもっぱらここで食べて帰ることが多い。カロリーも博多ラーメンと比べればヘルシーなのだ。

昨夜も、この中華麺の店にふらふらと立ち寄った。

ストレスが溜まっているのだろうか、暑かったからだろうか、無性にビールが飲みたくなって、瓶ビールを一本頼んだ。

つまみとして餃子を一皿。でも餃子は焼き上がるまで時間がかかる。「餃子が焼ける前に、すぐにできるものって何がありますか?」と聞くと、「もつ煮込みだったらすぐ出ますよ」との答え。迷わず、「じゃ、それ!」とオーダーした。

なるほど、もつ煮込みは、すぐに出てきた。

そしてほどなくして、餃子も出てきた。

「餃子」と「もつ煮込み」。なかなかヘビーな組み合わせだが美味い。ビールとの組み合わせも最高だ。至福のひと時を味わう。

一気に食べ終えたのだが、なんだかもう満腹。

本当は、ラーメン(しょう油味の中華麺)を締めとして食べようと思っていたのだが、飛び入り参加のモツ煮込みのおかげで、もうお腹に入る気がしなかった。

結局、お勘定をしてもらった。

店員さんが「え?お勘定なんですか?」と不思議そうに僕にたずねるが、「うんお勘定」と満足した僕の返事に、店員さんはそれ以上、何も言わなかった。

店を出たあと、なんだか清々しい気持ちになった。常識や慣例を打ち破った快感だ。

ラーメン屋だからといって、ラーメンを食べる必要なんてないのだ。

薬局だってお弁当や野菜を売る時代。かつての町の小さなカメラ屋さんが、全国チェーンの大型家電量販店に姿を変えたように、いつ何が(誰が)どのような変革を起こし世の中を変えていくかなんて、誰にも分からない。常識という枠組みや、見えない(本当はありもしない)壁をぶち壊すのだ。

 

毎週月曜日の朝は社員全員参加の会議。僕はその冒頭で「論語」を朗誦し、解説することにしている。

昨日の朝の論語はこれ。

先進の礼楽に於けるは野人なり。後進の礼楽に於けるは君子なり。如し之を用ひば、則ち吾は先進に従はん。

にゃるほどね。

孔子は、礼節の大切さを説いた人だったんだけど、洗練されたいまどきのものを望んだわけではなかったのだ。粗野だけど、心のこもった昔の人たちのやり方を見習いたいと言っているわけだ。

深いな。

学生の面接トレーニング(模擬面接)やマナー講座なんかでも、そうだよね。とかく「見た目」のトレーニングに終始しがちなんだけど、本当に大事なのは、目の前の人に礼を尽くす気持ちがあるかどうか。その気持ちさえあれば、お辞儀の角度が何度だって、多少怪しい敬語を喋ったって、構いはしない。逆に、へんに見た目が整い過ぎている人には、胡散臭さを感じてしまうものなのだ。肝心なのは中身なのだ。

朝の論語のコーナー。開始したのは一昨年の秋だった。読むたびに、「なるほど~」と感じ入ってしまう。孔子が生きた時代は2500年も昔なのだが、いまの時代に通ずることばかりだ。文明や技術は進化しても、人間の本質(愚かさも含めて)は何も変わっていないことがわかる。

ちなみに僕が参考にしている本はこれ。

『論語』でまともな親になる 世渡りよりも人の道 (光文社新書) 長山靖生著

読みやすくて、論語の言わんとすることがよく理解できる。お勧めですよ。

 

さて、そろそろ出社の時間だな。

本日は「面接」とシステム関係の打ち合わせで日中が終わってしまいそう。ハードネゴシエーションのための準備もしなきゃな。

では、行って来ます!