パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

毎週、月曜日の朝礼(全体会議)で論語の話をしているのだが、先々週から、あらためて「中庸」と「礼」についての話をしている。

礼というのは、形式だけで終わってはいけないということ。中庸というのは、平凡だったり、たんに真ん中をとったりすることではない、ということを伝えている。

特に孔子は中庸を重んじており、「中庸の徳たるや、それ至れるかな」とまで言っている。孔子の思想のベースにあるものだ。

恐れながら僕も、様々な価値観や考え方を、交わらせたり対立させたりしている世の中で、人々がもっとも大切にしなければいけないのは、中庸だと思っている。ちょっとニュアンスが違うかもしれないが、いわゆる「バランス感覚」に通ずるものであると解釈している。

人には、その人が属する組織や集団のなかで、それぞれの立場や役割といったものがある。その立場や役割に立脚した価値観・考え方もあるし、その人が元来有している価値観・考え方もある。

複数の組織ではもちろんのこと、同じ組織内であっても、人々が共同で、ひとつの物事を進めるとき、この価値観や考え方の違いが、物事の進捗を阻むことがよくある。あるいは自分の組織や立場を守ることに重きを置くあまり、本質を見失うこともよくある。だから不毛な対立や、独りよがりの主張や、玉虫色の決着や、結論の先送りが行なわれたりする。いま国会で起きていることなんかは、その典型的な例なんじゃないかな。

ここで大事になってくるのは、「中庸」である。

より高い次元で遠くを見る目。相手の立場や気持ちで近くの物事を見る目。世の中にとって(特に後世の人々にとって)大切なことは何なのかを見る目。

僕らは組織人であると同時に、日本人であり、地球人である。地球あってこその日本であり、日本あってこその我が組織である。

中庸っていうのは、そういう視点でものごとを捉えることなんじゃないかと思うのである。決して、足して二で割ったり、真ん中をとったり、衝突を恐れたりすることではない。

 

・・・あれ?なんでこんなことを長々と書いたんだろう。

なんだか偏狭な議論や、人の批判や中傷ばかりを目にすることが多い昨今。書きたい気分だったんだろうな。

さて、本日は雨模様。梅雨真っ盛りだ。日中は蒸し暑くなるそうだが、アタマは冷静に、ハートは熱く、行動はテキパキを、心がけていきましょう!

調整とまとめが始まる週

2011年6月20日 (月曜日)

さて、月曜日だ。新しい週の始まりだ。土曜日も日曜日も仕事(しかも関西と東北への地方遠征)だったので、先週と連続している感じではあるが。

先週が仕掛けの一週間だったとすれば、今週は、その仕掛けたことの調整とまとめの一週間になりそうだ。

今期もあと2週間。

来月からは、大きな変化を起こす期に突入する。

この変化を成功させるためにも、今週以降の調整とまとめをきちんとやらなければ。

ということで、まずはその初日の月曜日。行って来ます!!

 

さあ、仙台に行こう

2011年6月19日 (日曜日)

 本日は、これから仙台に向かう。昨日は神戸だったから、真反対の方角への移動である。

井上陽水の昔の唄に、「東へ西へ」という唄があったけど、まさに昨日と本日は、「西へ東へ」だな(苦笑)。

この唄のサビはこんな感じ。

♪だから、がんばれ、みんながんばれ、夢の電車は東へ西へ♪

 

ところで、昨日の神戸芸術工科大学での講演。父母向けの講演ということで、対象は僕とほぼ同年代のお父さん、お母さんたち。僕も大学二年生の娘を持つ親なので、他人ごとではなく自分ごととして、一生懸命に話をさせてもらった。テレビや新聞などのマスコミからでは得られない、真実の情報をお伝えした。厳しい現実をお伝えした一方で、我が子をさりげなく応援するためのヒントもご提供できたのではないかと思う。ご同輩のみなさん、いっしょに頑張りましょう!

 

そして、本日は仙台でM社の会社説明会。

M社は5月にも仙台で説明会を行なったのだが、そのときに参加できなかった学生も何人かいた。震災の関係で来られなかった学生もいたのではないだろうか。

そんなことから、M社は仙台での説明会を追加開催することに急きょ決めた。平日の開催は、他の業務スケジュール上難しいので、本日、日曜日の開催とあいなったわけだ。

いつもは現場社員がパネルディスカッションのパネリストとして登場するのだが、本日は、そういう事情だから、現場社員ではなく人事担当者2名がパネリストを務めることになった。そして司会は僕である。しかも参加する学生は10数名のみ。

なんと贅沢な会社説明会だ! 参加する学生の満足度は、きっと高いものになるだろうな。

ということで、張り切って仙台まで行って来ます!

さあ、神戸に行こう

2011年6月18日 (土曜日)

きょうは土曜日だけど早起き。5時に起きた。

昨日は僕が尊敬する(あこがれる)経営者のひとりであるD社のSさんとお会いしたことで明るい気持ちになる。話の中心は経営課題についてのことなので、決して明るい話ばかりではないのだが、でも、Sさんの明るくさわやかなキャラのおかげで、前向きな気持ちになれたのだ。

 

ところで、本日はこれから神戸に向かう。

神戸芸術工科大学で、学生の父母向けに講演するのだ。

この大学では、昨年も今くらいの時期に講演した。

学生向けの講演や授業も含めると、もう10年以上のお付き合いになる大学だ。

人前で喋ることは、好きでも得意でもないと公言している僕なのに、こうやって毎年、声をかけていただけることはとても光栄であり嬉しい。

 

・・・そうだ!!

いままで講演関係の仕事は、「頼まれたら引き受ける」という受け身のスタンスでやっていたのだが、今後は少し主体的なスタンスに変えていこうかな。

主体的に多くの講演を引き受けることで、得意じゃないものも多少は得意になるだろうし、得意になったら嫌いなものも好きになるだろうし、好きになったら、より質の高い講演ができるだろうし、質の高い講演ができるようになったら、たくさんの講演依頼が舞い込むだろうし、たくさんの講演依頼が舞い込むと(需要と供給の関係で)講演料も高くなるだろうし、そうすると講演そのものも会社に大きな利益をもたらすことになるかもしれない。

なるほど。これぞ、ポジティブ思考のサイクルだな。

ということで、今後は講演の仕事も積極的に引き受けますので、みなさんよろしくお願いしますね^^。

おっと、そろそろ出かける準備をしなきゃ。

じゃ、神戸に行ってきます!!

長い一日

2011年6月17日 (金曜日)

昨日は6月16日。朝からいろいろあったな。移動距離も長かったし、会った人の数も多かった。喜怒哀楽が一日の中で多数訪れた日でもあった。

本当は記録や記憶のために、起きたことを全部書いておきたいのだが、ちょいと差し控えることにしましょう。

いろいろとあった長い一日」…ということだけ書いておけば、何年か後に振り返ったとしても思いだせるんじゃないかな。

さて、本日は金曜日なのだが、ぜんぜん週末という感じがしないな。

やらねばならぬこともたくさん残っているのだが、明日の土曜日は西の神戸だし、明後日の日曜日は東の仙台に出張なのだ。

新幹線の中で過ごす時間が長くなる週末なので、久々に小説でも読んでみようかな。

では、そろそろ行って来ます!

 

「ひまり」ってご存知ですか?

2011年6月16日 (木曜日)

 昨日の夕方、大阪在住の株主Mさんが来社された。Mさんは、10年ほど前にパフの株式を購入され、以来ずっと保有してらっしゃる。

昔、大阪でイベントを開催した際に見学されたことはあるらしいのだが、僕が直接お会いして、お話しするのは、昨日が初めてだった。

「パフに投資した理由は何ですか?」とMさんにおたずねしたら、

「若者の応援をしたかったから。自分では何もできないけど、パフに投資することで、その思いを叶えてくれると思ったから」

という答えが返ってきた。

う、嬉しい……と同時に、株主の皆様にまだなんのお返しもできていないことに申し訳ない気持ちになった。

で、昨日、この株主のMさんが来社された理由がこれである。

「ひまり」という大阪のミュージシャン。いわゆるストリートミュージシャンだ。

3月の下旬、Mさんが、大阪難波の高島屋のまえを歩いていたら、彼らが路上で(被災地への募金活動を兼ねて)歌っていたのだという。Mさんは、この手の音楽にさほど興味があったわけではないのだが、その優しい歌声と歌詞に心動かされ、立ち止まって聴きいっていた。観客はまばらで10数人しかいなかった。演奏が終わった後には誰もいなくなったのだが、感動したMさんは一人残り、彼らといろいろと話をした。そして路上で即売していたCDを買い、以来、家でも、クルマの中でも、毎日聴くほどの大ファンになったのだという。ファンになっただけではなく、自分の周囲の人たち(親戚や友人や同僚や部下たち)に、わざわざCDを買って届けいるのだという。自分の子供(まだ小学生)には毎日聴かせているらしい。

すごい。筋金入りのファンだ。

僕が音楽をやっているということをブログなどを通じてご存じだったMさんは、東京に出張したときにはパフに寄って、僕にこの「ひまり」のことを宣伝しようと思っていたのだという。

で、Mさんイチ押しの曲が、上のYoutubeの「歩幅」という曲。確かにいい唄だ。詩がいい。

Mさんの本職は某大企業(水産加工品関連)の課長さん。元々は銀行マンだったのだが、10年前にいまの会社に転職したのだという。一日に20時間くらい働くモーレツなビジネスマンなのだが、モーレツとは対照的なこういう唄に心動かされるというのが、なんだか素敵だ。

「ひまり」。僕もいただいたCDをiPhoneに入れて、しばらく聴いてみることにしよう。

Mさん、昨日はわざわざ御来社いただき、ありがとうございました。CDもロールケーキ(美味しかったです^^)も、ありがとうございました!!

 

トイレですること

2011年6月15日 (水曜日)

いまさらだけど、「トイレの神様」って、あらためて聴くといい唄だな。素朴な歌詞と曲と演奏と歌声がみごとにマッチしている。

 

この唄とは何の関係もないが、僕は自宅のトイレが好きである。いや、正確に言うと、トイレの中でゆったりとするのが好きなのかな。

昔は、朝、トイレに入るときには必ず、新聞や文庫本や手帳などを持って入っていた。最近では、iPhoneを持って入ることにしている。「もしドラ」などは、そのほとんどをトイレの中で(iPhone片手に)読んでいた。

不思議と、トイレの中だと読むスピードが早くなる。意識的に速読しているわけではなく、ただひたすら読むことに集中できているのだと思う。誰からも邪魔されないことも大きいのだろう(たまに家族から、早く出て! と言われることもあるが、苦笑)。

現場の営業マンだった時代(もう20年も前だな)は、毎朝、「ひとりヨミ会」を、トイレの中でやっていた。月初は月の受注計画を、日曜日には週の受注計画を、毎朝には、その日の提案シミュレーション(いわゆるイメトレ)などをやっていた。

そうそう、営業マンだった時代は、次の約束まで時間があると、お気に入りのトイレがあるビルに飛び込んで、大の部屋に篭ったものだ。喫茶店で時間をつぶすよりも経済的で有意義なインプットが出来ていたな(すっきりとしたアウトプットももちろんだが、笑)。昔は都心の要所要所にお気に入りのトイレがあったのだ。快適なあまり長居し過ぎて、アポイントに遅刻したという失敗もあった。「トイレが長引いてしまいまして…」という言い訳をして同情されたりも(苦笑)。

 

「トイレの神様」を聴きながら、どうでもいいことを朝っぱらから書いてしまった。

さて、ではこれからトイレで、社員の日報でも読んできますかね。

本日も、あれこれとテンコ盛りの予定である。せめてトイレくらいはゆっくりしてこよう。

では、(トイレに)行って来ます!